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ブックマーク / courrier.jp (8)

  • いい仕事がなさすぎて… 就職せず「専業子供」になる中国の若者たち | 薄給で働きまくるなんて割に合わない!

    中国では2023年6月、若年(16~24歳)の失業率が21.3%と過去最高を記録した。これ以降、当局は数値の公表を取りやめている。 膨大なカネと時間を注いで勉強してきたのに、結局働き口がない──そんな事態に直面した若者たちは今、実家に帰って「専業子ども」になることを選んでいる。 「フルタイムでは働かないと決めた」 何気なくSNSを見ていたティアン・イーナン(23)は、昨年の秋、心惹かれる「新しいタイプの仕事」を紹介する動画日記を見つけた。 その動画では、若い女性がエレガントなピンク色のバスローブ姿で朝を迎え、テイクアウト用の容器に入った辛口の鍋料理をのんびり口に運んでいた。午後は読書にいそしみ、夕テレビを見ながら赤いドラゴンフルーツと殻むきヒマワリの種をつまむ。彼女は「専業娘」を自称していた。 ティアンはそんなシンプルな生活が羨ましかった。彼女は観光マネジメントを専攻する大学生で、中国

    いい仕事がなさすぎて… 就職せず「専業子供」になる中国の若者たち | 薄給で働きまくるなんて割に合わない!
    abebetaro
    abebetaro 2023/11/01
    働かなくてよくて両親も納得しているなら別にとやかく言う必要はないけどね。中国で先にベーシックインカムの実験やってくれないかな
  • 架空の物語であるディストピア小説は、人の倫理観をここまで変えていた | 凄惨な事実よりも「作り物」に心を支配される

    理想郷(ユートピア)とは正反対の近未来「ディストピア」を描く小説映画は、観賞者を怖がらせる同時に魅了してきた。しかし最近の研究の結果、こうした作品が人の倫理観や政治思想に、少なからず影響を与えることがわかっている。暗くも刺激的なディストピアを見た人間の心理には一体何が起きるのか? ディストピアが流行ると何が起こる? 人間は物語を伝える生き物だ。そして私たちが語る物事は「人間としてどのような役割を担い、世界をどう見るべきか」を考えるうえで大きな影響を及ぼすものである。 昨今、ディストピア小説の人気が高まり続けている。9000万人以上のユーザーを抱える「Goodreads.com」(好みに合わせてを紹介してくれるサイト)によると、2012年、「ディストピア」と分類されたのシェア率は過去50年間でもっとも高かった。 ブームの始まりは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの後と考えられ、

    架空の物語であるディストピア小説は、人の倫理観をここまで変えていた | 凄惨な事実よりも「作り物」に心を支配される
  • トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと

    世界全体で売上部数250万部を超えた異例の経済書『21世紀の資』が映画となって3月20日から日で公開される。原作者のトマ・ピケティが映画公開に先立ってパリで催された試写会・トークイベントに登場し、新型コロナウイルスや中国における検閲、米国の政治状況について語った。 分厚いを読まない人にも格差について知ってほしい 行列に並んで店に入ったものの、買いたかった商品は棚にない。マスクや消毒用アルコール、トイレットペーパーのことではない。店の棚はほぼ空っぽ。べられそうにない悪臭のする肉などが売られているだけだ──。 映画版『21世紀の資』は、共産主義体制が崩壊した東側諸国のそんな悲惨な光景から始まる。原作者のトマ・ピケティは学生時代に、そんな東側諸国を旅して、内側からその惨状を見たと映画で語る。 「共産主義の欺瞞が白日のもとに晒され、資主義が支持されることになりました。ただ、問題はそれが

    トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと
  • 「人類は10年後には細胞肉を食べ、100年後には消えるでしょう」 | 『サピエンス全史』の著者が17の質問に答えます

    『サピエンス全史』では、7万年という壮大なスパンでホモ・サピエンスの幸福論を説く。『ホモ・デウス』では、新しい科学技術によって「神」の力を獲得した人類の刺激的な未来を予測。著者の歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリはまたたくまに時代の寵児となった。 そんな彼が著名人、読者から寄せられた選りすぐりの質問に答える英紙「ガーディアン」の傑作記事の後編。AI、宗教、反知性主義、中東の未来から思考法まで、世界最高の知識人が語りつくした。 『サピエンス全史』の著者に17の質問!|AI仕事を奪われ不老不死になった人類の未来はどうなる?(前編)はこちらから 若き天才のプライベートは… 世界的大ベストセラー『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』(邦訳、河出書房新社)、『ホモ・デウス 明日についての簡潔な歴史(Homo Deus: A Brief History of Tomorrow)』(未邦訳)の著者ユヴ

    「人類は10年後には細胞肉を食べ、100年後には消えるでしょう」 | 『サピエンス全史』の著者が17の質問に答えます
    abebetaro
    abebetaro 2018/10/18
  • 『サピエンス全史』の著者に17の質問! | AIに仕事を奪われ不老不死になった人類の未来はどうなる?

    世界的大ベストセラー『サピエンス全史』の著者であるユヴァル・ノア・ハラリ。現在はイスラエルのヘブライ大学で教鞭をとる PHOTO: YOUNGJU KIM / COURRiER JAPON ホモ・サピエンスが他の種を凌駕して地球の支配者となった謎を壮大なスケールで解き明かした『サピエンス全史』は、2014年に英訳されるやいなや世界的な大ベストセラーとなった。ジャレッド・ダイアモンドやダニエル・カーネマン、マーク・ザッカーバーグといった多くの著名人に絶賛され、40言語に翻訳されている。 このエポックメイキングな歴史書を著した歴史家・ユヴァル・ノア・ハラリに対する質問を、英紙「ガーディアン」が著名人、読者から募集。 AIの進化や不老不死の実現によって、我々の生活はどう変わるのか? なぜ戦争はなくならないのか? 若き知の巨人が数々の難問・奇問に鮮やかに答えてくれる。 人類は自らを「神」にアップグ

    『サピエンス全史』の著者に17の質問! | AIに仕事を奪われ不老不死になった人類の未来はどうなる?
    abebetaro
    abebetaro 2018/10/18
  • 移民はダメだが「技能実習生」なら受け入れる! | 激しい日本の搾取に中国人もベトナム人も怒った

    移民はいつまでたっても受け入れないが、抜け道はある。日の中小工場が長年にわたって外国人労働者を使ってきたのは「技能実習」なる方法だった。しかし、実態は女工哀史そのものの激しい搾取。その実態に、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が迫った。 「中国の月収3倍」に惹かれて来日 リュウ・ホンメイは上海の服飾工場での仕事に飽き飽きしていた。労働時間は長いのに、稼ぎが少なかったからだ。 3年前、その仕事を辞めて日の岐阜県にある縫製工場で働くことにした。この工場は、中国での月給430ドル(約4万8600円)の3倍出すと約束してくれたのだ。息子が生まれたばかりで、増えた家族のためにも数十万円の貯金ができるだろうと期待していた。 彼女は「絶好のチャンスだと思いました」と振り返る。 「チャンス」ではあったかもしれないが、実はこれは「労働」ではなかった。日で婦人服にアイロンをかけ、包装していた時間は、法的には

    移民はダメだが「技能実習生」なら受け入れる! | 激しい日本の搾取に中国人もベトナム人も怒った
  • 一生に5回転職するのが当たり前の国、デンマーク « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    ビジネス担当のIでございます。 発売中の北欧特集を担当しました。 デンマークといえば、レスター大学や「ワールド・バリュー・サーベイ」のなどの調査に基づいた「世界幸福度ランキング」でトップに輝く「幸せの国」として注目されています。 高負担・高福祉がうまく機能して...ビジネス担当のIでございます。 発売中の北欧特集を担当しました。 デンマークといえば、レスター大学や「ワールド・バリュー・サーベイ」のなどの調査に基づいた「世界幸福度ランキング」でトップに輝く「幸せの国」として注目されています。 高負担・高福祉がうまく機能しており、格差の少ない国。人口550万人(兵庫県と同じくらい)の小国ですから、日と単純に比較はできませんが、もし道州制が導入され地方分権が進むとすれば、いろんな意味で社会作りのヒントがあるようです。 詳しくは誌をお読みいただきたいのですが、デンマークの社会を考える上

  • 世界中の雑誌が「震災」を表紙で取り上げました « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると...表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると確信していることがわかると思います。 先日、英「インディペンデント」紙が「がんばれ、日。がんばれ、東北。」という日語でのエールを一面に掲載したことが、日のメディアでも報じられました。同紙はその後も、別冊の表紙に「根性」という文字を大きく掲載しています。 日の新聞同様、海外の新聞も被災地の写真を大きく掲載するのが一般的なので、同紙の一面は確かに異色でした。私も最初に見たときは新聞

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