リアル店舗を増やし続ける釧路発の書店がある 札幌市内にあるメーカーの支店に務める女性(32)の談。 「休みの日は午後から出かけます。まず本や雑誌を眺めて買って、まあ、ハワイかディズニーランドのガイドが多いのだけど。そこから中のカフェで本を読んだりして、最後は雑貨や食品を買って帰るともう一日じゅうそこにいるという感じです」 アマゾンなどのネット通販が拡大する中でもリアルな店舗にこだわる書店がある。 この女性も通っているのが、釧路市に本社を置くリライアブルが展開する、書籍・文具販売を中核とする大型複合店「コーチャンフォー」だ。 5000平方メートルを超える広さの売り場を構えた圧倒的な品ぞろえが最大武器。さらに「プラスα」の機能提供で顧客をひき付ける。 高齢者や子供でも歩きやすいようにと配慮したワンフロアでの郊外出店が特徴で、コーチャンフォーを道内中心に8店舗展開する。札幌市北区にある同社最大の