「小麦は食べるな!」という本を読みました。 著者は、アメリカの循環器専門医、ウイリアム・デイビスさん。 小麦の、食材としての安全性を問いなおす、なかなか刺激的な本ですよ。 同著には、こんなことが書かれています。 現代の小麦は、肥満を始めとして、神経障害・糖尿病・心臓疾患・関節炎・発疹といった様々な体の不調の原因になっている。 大昔から、人類は小麦を食べていたそうです。 ただ、長い時間をかけて行われた品種改良の末、小麦は、人体に害を及ぼす、まったく異なる植物に変化してしまったそうなんです。 とても興味深いテーマですが、小麦の危険性については、また別の機会に譲ります。 今回、私がいちばん興味を持ったのは、そこではなくて、現代の小麦でつくったパンと、古代の小麦でつくったパンの食べ比べなんです。 こういうマニアックな食べ比べ、大好きです。 小麦の先祖、「ヒトツブコムギ」 デイビスさんによると、現在