茨城県つくば市内の雑木林に白鷺(しらさぎ)が大量繁殖し、近隣ではフンによる悪臭の被害や車や建物の汚れの被害が発生している。また不気味な鳴き声が一晩中鳴り響き、近隣住居に多大な被害を及ぼしている。鳥獣保護法では基本的に“罪のない”野鳥を撃ってはいけないという大前提があり、白鷺は巣を作っているだけなので駆除は難しく、繁殖中はヒナがたくさんいるため、この観点から駆除ができないとされている。また白鷺のうちの1種である「チュウサギ」は準絶滅危惧種のため駆除は難しいとされている。このような状況から「駆除」ではなく「追い払い」を実現するソリューションが求められている。 株式会社JOGAは、茨城県つくば市内にてドローンを用いた白鷺の追い払い検証実験を実施したことを発表した。 ドローンと音声、ドローンと光点を用いて実施 実証実験は鳥類の嫌がる音の発生するスピーカーとレーザーをドローンに搭載し、白鷺が繁殖し