動物と医療と出版に関するagrisearchのブックマーク (2)

  • 『ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー』来るべき未来に備えて正しい理解を - HONZ

    「今、もっともエキサイティングなバイオテクノロジーは何か」。この質問に対し、多くの生命科学者は次のように答えるだろう。「それはゲノム編集だ」、と。書は、ゲノム編集がどのような技術で、この技術がいかに未来を変えうるかについて解説した良書である。 ゲノム編集とは、遺伝子の体であるDNAの狙った位置を切り貼りするなどして「編集」し、その生物のすべての遺伝情報、すなわちゲノムを改変する技術である。ゲノム編集により、有用な農作物の作出や、遺伝性疾患の治療ができるようになると期待されている。ゲノム編集技術のひとつであるCRISPR/Cas9(クリスパー・キャスナイン)システムの確立により、この技術が爆発的に普及するようになった。 これまでに国内で出版されたゲノム編集関連の書籍は研究者向けのものばかりで、一般向けに書かれた入門書のような存在は皆無だった。書は生物学についての専門知識がなくても容易に

    『ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー』来るべき未来に備えて正しい理解を - HONZ
    agrisearch
    agrisearch 2016/08/18
    堀川大樹氏。
  • 『人間と動物の病気を一緒にみる』 - 人間の未知、動物の既知 - HONZ

    人間の様々な病を、獣医学という観点から眺めると、新たな道が拓かれる。獣医学者だけが知っていた、人間の病の真実。人間の未知は、動物の既知。よく見知った動物たちの知られざる素顔は、背徳感を感じるほどに面白い。 オーストラリアのコアラたちの間では、クラミジア感染症が猛威をふるっており、絶滅の危機に晒されている。タコや雄の種ウマは、人間のリストカットを彷彿させるやり方で、自傷行為に及ぶことがある。愛嬌のある顔をしたワラビーは、エメラルドグリーンのケシの茎が一面に伸び出る魅惑的な風景をバックに、今日も麻薬でラリっている。 書の著者が提唱する「汎動物学(ズービキティ)」とは、 このような動物の中に見られる人間的な病や現象を観察し、ヒトの医学へも役立てようという試みである。かつて世界は同じ医者が、動物もヒトも治療していた。だが都市化が進み動物と人間が分断されることに伴い、ヒトを見る医者と動物を見る医者

    『人間と動物の病気を一緒にみる』 - 人間の未知、動物の既知 - HONZ
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