同社の西堀美智雄社長は「既存商品の掘り起こしだった」と商品化のきっかけを振り返る。もともとゲル状の忌避剤を売り出していて、中心部には棒状の忌避剤を使っていた。この棒の形がクレヨンに似ていることから、「忌避クレヨン」と銘打って棒状のままでの商品化を発案したという。 ハッカのにおいがする水色のネズミ用と、木酢のにおいがする灰色のネコ用の二種類を展開。巻き紙やパッケージは子ども向け商品のようなかわいらしいデザインだ。絵を描くように地面や壁に塗れば即効性があり、天井裏に置いたり金網につるしたりすれば二カ月間、半径三十センチの範囲で対象生物を寄せ付けない。