車を運転中に対向車にウリを投げ付けヘッドライトを割ったとして、福島県警白河署は16日、器物損壊の疑いで作業療法士の男(28)=同県白河市=を逮捕した。「ストレスでやった」と容疑を認めている。周辺では野菜や果物を使った同様の被害が十数件発生しており、同署が関連を捜査している。 逮捕容疑は今月11日午後6時半ごろ、白河市借宿の市道で軽乗用車を運転中、対向車線を走ってきた乗用車にウリを投げ付け、片方のヘッドライト(7万5600円相当)を割った疑い。 捜査関係者によると、ウリはこぶし大で、地元では漬物などに利用する種類だという。現場市道は片側1車線で、制限速度は50キロだった。男はアンダートスの要領で、すれ違いざまに乗用車に向け投げたという。捜査関係者は「両車が制限速度で走っていたなら、対向車には100キロのスピードでウリが向かってきたことになる」と話しており、一歩間違えば大事故につながる危険性が