ロボット技術などを活用した「スマート農業」の研修会が22日、兵庫県丹波篠山市福住の篠山東雲高校であった。農機メーカー担当者がロボットトラクターの自動運転などを実演。同校生徒や市内の農業関係者ら約20人が説明に聞き入った。 コロナ禍対策の国の緊急支援事業で、同校は今年、無人で耕作するロボットトラクター(約1300万円)や無線操縦できる草刈り機(約100万円)などを購入。トラクターには衛星利用測位システム(GPS)やカメラが搭載され、基地局を設置すれば誤差数センチという高い精度での運用が可能という。人気ドラマ「下町ロケット」のモチーフとなり、話題となった。