北朝鮮から不正に輸入したシジミの産地を偽って販売したとして、山口県警や茨城県警などの合同捜査本部は21日、不正競争防止法違反の疑いで、水戸市吉沼町の水産加工・販売会社「山八水産」などを家宅捜索した。同社役員が山口県下関市に在住していた記録があり、茨城県警は同市の商社などとの関係を調べる。 捜索は同日午前から始まり、同県警の捜査員が断続的に建物から段ボール箱を運び出す姿が見られた。敷地や周辺にあるトラックや乗用車も調べるなど、夜間まで続いた。 同社は看板などがなく、入り口ドアには「お客様にお知らせ」との見出しで「蜆(しじみ)不漁のため、当面の間、小売りの販売を中止しています」との張り紙があった。近くには干し芋直売を知らせる紙もあった。 近隣住民によると、建物は日用品などを扱う個人商店だった。営業実態が不明な状態が続き、数年前からシジミを扱う様子が見られたという。付近に住む男性は「今朝から車が
■摘発、昨年の3倍 茨城県特産のハマグリを大量に密漁する行為が大洗町大貫町の海岸「大洗サンビーチ」で横行している。今年の摘発件数は、既に昨年1年間の3倍に達した。営利目的での採取とみられ、悪質なケースも散見される。茨城海上保安部などは、限りある海産資源を保護しようと、取り締まりを強化している。 ■禁止区域に漁具 13日午前、軽トラック2台が大洗第3サンビーチから走り去った。合同取り締まりのために集まった同海保職員らに気付き、逃げたとみられる。 この日の合同取り締まりは、海保のほか水戸警察署と県漁政課、大洗町職員など計30人が参加した。約1時間半、潮干狩りが禁止されている第3サンビーチでハマグリを採っている人がいないか見回った。消波ブロックには、密漁者が使ったとみられる網付きの漁具が残されていた。 同海保によると、週末になると200人以上が潮干狩り禁止区域に集まり、中には波打ち際まで車を乗り
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