日本に「科学」が生まれたのはいつのことだと思いますか? ヨーロッパ式の自然科学が本格的に日本に導入されたのは明治維新以降のこと。それから100年も経たないうちに、医学の北里柴三郎、物理学の湯川秀樹など、世界レベルの研究者が次々に現れました。そんな科学発展の背景には、明治以前に普及していた学問「本草学」の存在があるのかもしれません。 きたる2020年8月9日に、国文学研究資料館と日本科学未来館がコラボして、江戸時代の日本の科学と読書事情を探るオンラインイベント「国文学研究資料館×日本科学未来館 和書からさぐる!お江戸のサイエンスとライブラリー」を開催します。詳細はブログの最後をご覧ください。 【国文学研究資料館×日本科学未来館 和書からさぐる!お江戸のサイエンスとライブラリー】 江戸時代のエンサイクロペディア『和漢三才図会』 江戸の百科事典、『和漢三才図会』の、天文に関するページ。左側には天