茨城県は29日、小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」を使ったサプリメントを摂取した県内在住の1人が死亡したと発表した。同社が同日の記者会見で公表した関連が疑われる死者5人のうちの1人。県は死者の年齢や性別などは明らかにしていない。 県によると、大阪府大阪市から28日、県内在住者1人が死亡した疑いがあると情報提供があり、遺族などに聞き取り調査した結果、同社の紅こうじを含むサプリを摂取していたと確認した。県は遺族の同意が得られていないとして、年代や性別、摂取時期などは明らかにしていない。 同社は29日、大阪市で開いた記者会見で、関連が疑われる死者が1人増えて計5人になったと公表した。県内の死者は5人の中に含まれる。 県内では29日時点で、今回の死者を含めた健康被害を4件確認している。 県は28日までに発表した40~50代の男女3人については、同社のサプリ「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」を半年前