本日、自民党の新総裁に福田康夫氏が就任しました。とても残念ではありますが、昨年の総裁選に安倍首相が出馬していなければ、そのときに1年早く福田政権ができていたことでしょう。もしそうなっていたら、日教組を追いつめた教育基本法改正も、防衛庁の省昇格も、国民投票法、社会保険庁解体法、公務員制度改革法などの成立もなかったはずです。福田氏は、そういう志向・方向性は全く持っていないでしょうから。その意味で、安倍政権のこの1年間を、改めて評価したいと思っています。 また、安倍首相は、もし福田氏だったら何の抵抗も感じずにゴーサインを出したかもしれない外国人地方参政権付与法案、人権擁護法案、夫婦別姓法案、女系天皇を認める皇室典範改正案…などにノーを出し続け、公明党から要求されても自民党内から話がきても防波堤となって歯止めをかけてきました。先日の日本記者クラブの公開討論会で、福田氏は靖国神社代替施設建設につい