木原稔防衛相は27日の衆院予算委員会分科会で、能登半島地震の被災者を元気づけるため、被災地上空で航空自衛隊の「ブルーインパルス」を飛行させる考えを示した。北陸新幹線金沢―敦賀(福井県)間が延伸開業する3月16日の記念イベントで石川、福井両県を飛行予定だとした上で「被災者を激励したい。実現に向けた調整を前向きに進める」と述べた。 質問に立った自民党の小森卓郎衆院議員(石川1区)は「ブルーインパルスが石川県の加賀地域まで訪れるタイミングだ。皆さんが復旧、復興へ気持ちを奮い立たせることができるよう能登上空でも飛行してもらえないか」と提案した。