2024年4月10日(水) れいわ・山本代表 会見で野党共闘を否定 れいわ新選組の山本太郎代表は4日の記者会見で、野党共闘を拒否する見解を示しました。 山本氏は会見で、衆院東京15区補選への対応について問われ、「基本的に国政においての野党共闘はしないと宣言している」と基本姿勢として野党共闘拒否を明言。その理由として経済政策と国会対応の二つを挙げました。 経済政策について山本氏は、れいわ新選組は「徹底した積極財政」をとっているが、「今の野党も与党も緊縮(派)なんですよ」「自民党の緊縮派顔負けということまで言っちゃう」と述べました。そして、国民を苦しめている物価高や円安をもたらしたアベノミクスの「異次元の金融緩和」について「特別な政策じゃない」「足りないお金を増やすことによって経済を立て直すという当たり前の経済政策」だと述べ、お金を預けた側が金利を払うという異常なマイナス金利についても解除を主
他会派の県議からセクハラ発言を受けたとして、共産党の吉田紋華(あやか)県議(26)は1日、三重県議会でハラスメントの再発防止に向けた研修会を行うよう、中森博文県議会議長宛てに申し入れると明らかにした。 県議会事務局による複数の県議への聞き取りによると、1月19日に開かれた県議会での再生可能エネルギーに関する検討会の開始前、議員同士の雑談で自民党の津田健児県議(54)が「今度風邪をひいたら、あやちゃん看病に来てね」と発言。吉田議員が「2万円もらったら行く」と返し、「それなら、看護師の格好をしてきてもらおうかな」と言ったとされる。 吉田県議は、このやりとりがセクハラにあたるとして、直後に事務局に相談。事務局を通じて、①名前に「ちゃん」を付けて呼ばれたことが不快だった②看護師を蔑視するような発言であること――を伝えたところ、津田県議は吉田県議に同日、電話で謝罪した。 吉田県議は申し入れについて、
日本共産党の古堅茂治那覇市議が議会代表質問で自民党市議の政治資金について取り上げたのに対し、自民党会派は19日、議会本会議に古堅市議への懲罰動議を提出し、自民、公明両会派の賛成多数で可決しました。 15日の代表質問で古堅市議は、2021年分政治資金収支報告書を取り上げ、「自民党沖縄県第一選挙区支部」(代表=国場幸之助自民党衆院議員)と、収賄罪で逮捕・起訴された久高友弘市議会前議長が代表を務めていた「自民党那覇市支部」が「おくま亮後援会」(自民会派の奥間亮市議が代表の政治団体)に計51万円を寄付していたと指摘。そのうち31万円について、おくま後援会の報告書には寄付の受領が記載されていないとして、選挙管理委員会に不記載への見解をただしました。 また、自民党那覇市支部の報告書に記載された山川典二市議への寄付150万円についても言及しました。 奥間市議は19日の本会議冒頭で、31万円について「支出
初の女性党首、23年ぶりの委員長交代 1月18日に4日間の日程を終えた第29回共産党大会は、田村智子氏の委員長就任という「23年ぶりのトップ交代」が大きく注目された。102年の党の歴史で初の女性党首が誕生したことは、率直に歓迎したい。 だが、トップ交代という大きな節目にもかかわらず、党大会が共産党の新たな時代を切り開いたとは感じられなかった。むしろ、この20年あまり「現実・柔軟路線」を掲げ、他の野党と「共闘」しつつソフトイメージを構築し、政権参画の可能性さえ視野に入れてきた流れから一転、組織が大きく「先祖返り」しているように思えた。 長い歴史を持つ日本じゅうの組織で現在起きていることかもしれないが、共産党も党内で「伝統的価値観」と「新たな価値観」のせめぎ合いが生じていると感じる。党勢が低迷すればするほど、伝統的価値観が強く前面に出てきて、時代の変化に対応できなくなってしまう。そんな苦しい現
共産党新委員長・田村智子氏を直撃!「カラオケの十八番は『My Revolution』。“革命”ですね(笑)」 社会・政治 投稿日:2024.01.23 06:00FLASH編集部 101年前に掲げた“赤い旗”。令和の時代に入り、高齢化による党員減少が加速するなか、「女性初の委員長」が党勢回復の重責を担う――。 2024年1月18日、共産党の志位和夫委員長が退任。田村智子政策委員長が、新党首に就任した。 【関連記事:共産党の“次期エース”田村智子氏が衆院鞍替え 官邸と公邸を勘違いの「天然」も識者は「将来の委員長への布石」】 「志位氏は2000年11月に、不破哲三氏の後任として委員長に就任し、その後23年間の在任期間は歴代最長です。2023年1月には、元安保外交部長・松竹伸幸氏が長期政権に疑問を呈し、『党首公選制』の導入を主張しましたが、党規約に違反したとして党から除名処分を受けました」(政治
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共産・不破氏、党指導部引退へ 93歳、理論的支柱 2024年01月17日16時42分配信 共産党大会に出席する不破哲三前議長=17日午後、静岡県熱海市 共産党の不破哲三前議長(93)が党指導部の中央委員から外れる見通しとなったことが17日、分かった。静岡県熱海市で開催中の党大会で代議員に提示された次期中央委員の候補者名簿から外れた。不破氏は名誉役員となる見通しで、人事案は大会最終日の18日に承認される。 共産・志位氏、岸田政権退陣へ全力 党大会、4年ぶり開幕 不破氏は党の理論的基礎「科学的社会主義(マルクス・レーニン主義)」の第一人者で、党の「理論的支柱」とされる。党幹部は「中央委員から外れれば、党運営に直接関与することはなくなる」と語った。 今大会では在任期間が23年を超えて歴代最長の志位和夫委員長の去就にも注目が集まっている。志位氏と共に2004年の党綱領の全面改定に取り組むなど「現実
Published 2023/12/30 16:50 (JST) Updated 2023/12/30 17:06 (JST) 共産党の志位和夫委員長(69)が来年1月の党大会で交代する可能性が党内で浮上している。志位氏の在任期間は歴代最長の23年に及び、党勢回復に向け世代交代を図る時期だとの声があるためだ。後任には田村智子政策委員長(58)が取り沙汰される。田村氏が就任すれば同党にとって初の女性委員長となる。その場合は志位氏が2006年以降、空席だった議長に就くとみられる。 志位氏は00年11月に委員長に就任。15年には「戦争法」と呼ぶ安全保障関連法の成立を機に、他の野党との「国民連合政府」構想を提唱した。その後の国政選挙では野党共闘路線を進めた。志位氏の手腕を評価する声も根強く、続投の可能性も消えていない。 一方、党員の高齢化や機関紙「しんぶん赤旗」の購読者数減にも直面。今年に入り、党
共産党初の女性トップに「田村智子」/志位氏が異例の「後継指名」/党勢回復へ「ジャンヌ・ダルク」か 号外速報(12月4日 06:40) 2023年12月号 POLITICS [号外速報] 共産党は2000年以来となる党首交代が確実となった。白羽の矢がたったのは田村智子政策委員長(58)――。創設101年を迎える老舗政党で初の女性党首となる。野党共闘の不調に加え組織の弱体化が続く八方塞がりの中、サプライズ人事は党勢拡大へ功を奏すか。 党大会決議案の「起草委員長」に大抜擢 党内外に「田村委員長」誕生を印象づけたのは11月13~14日に開いた第10回中央委員会総会(10中総)だ。2024年1月の党大会に諮る決議案を説明したのは志位和夫委員長(69)ではなく、田村氏だった。締めの「結語」も田村氏が務め「党大会の成功の先頭に私たち一人ひとりが立ち、必ず成功を勝ち取ろう」「強く大きな党をつくり、日本の『
日本共産党の穀田恵二国対委員長は29日、国会内で記者会見し、同日の参院予算委員会で2023年度補正予算案に対するれいわ新選組の修正案に反対したことについて「政府の補正予算案をそのまま是認しているところが最大の反対の理由だ」と述べました。 穀田氏は、政府の予算案には経済対策とは無縁の税金の無駄遣いが多数盛り込まれていると指摘。8130億円もの軍事費や、多くの国民が反対し、与党からも苦言が呈されている大阪・関西万博の関連経費、マイナンバー保険証推進のための予算、半導体企業など特定企業への巨額の補助を可能とする基金などをあげました。 穀田氏は「こんな補正予算でいいのかが問われているが、(れいわの予算案は)こうした政府案の問題をそのまま是認する立場であり、私たちは反対だ」と述べました。
連合は9日、立憲民主党に対し、次期衆院選で共産党の支援を受ける候補者は推薦しない方針を伝えました。立憲と共産の連携の動きをけん制したとみられますが、そもそもなぜ連合と共産は相いれないのでしょうか。Q&Aで解説します。 Q 連合が立憲民主党に、次期衆院選で共産党の支援を受ける候補者は推薦しないと伝えたそうだね。 A 連合の芳野友子会長が9日、立憲の泉健太代表と会って伝えました。立憲の中には次期衆院選に向け、共産党との協力を模索する動きがあるのですが、クギを刺したわけです。 Q 共産党は労働運動に熱心だよね? 労働組合の集まりである連合がなぜ嫌うのかな? A 運動の考え方がそもそも大きく異なるためです。連合は、今の社会のルール「資本主義」を前提に、組合員の勤め先である会社の経営にも配慮しながら賃上げなどを求めています。一方、共産党は労働者が本来得るべきお金が資本家にしぼり取られていると考え、将
立・共、次期衆院選で連携 両党首が合意、政策協議へ 2023年10月23日20時09分配信 握手する立憲民主党の泉健太代表(左から3人目)と共産党の志位和夫委員長(同4人目)=23日午後、国会内 立憲民主党の泉健太代表と共産党の志位和夫委員長は23日、国会内で会談し、次期衆院選の連携で合意した。今後、選挙区調整や基本政策などの協議を始める。ただ、日本維新の会や国民民主党は、立民と共産の連携には同調しない方針。野党全体で候補者一本化のめどは立っていない。 共産と連携なら推薦せず 芳野連合会長 会談で、泉氏は「次の総選挙で野党の議席を最大化するために連携したい」と要請。志位氏は「岸田政権を倒さなければならない。そのためにも、市民と野党の共闘は非常に大事で、ぜひやりたい」と応じた。立民の岡田克也幹事長、共産の小池晃書記局長も同席した。 泉健太 志位和夫 岡田克也 小池晃 政治 選挙 コメントをす
共産党福岡県委員会が「ご飯論法」の発案者の1人で、ブロガー、漫画評論家の神谷貴行氏を党規約違反で処分する方針を固めたことが19日、分かった。党県委員である神谷氏が今年2月の党会合で、党首公選制導入などを訴えて除名されたジャーナリストの松竹伸幸氏の処分見直しを主張し、その議事内容を外部に公表したため。党内外に支持者が多い神谷氏への処分は、異論を許さないという共産党の印象をさらに強めかねない。 党側は今月9日の県委員会総会で決定する予定だったが、さらに慎重な調査が必要だとして延期、近く神谷氏から改めて事情を聴取し、党規約に照らして処分する見通しだ。神谷氏は県委員に加え、県常任委員を務めているが、党県委員会幹部によると、現在は党会合への出席が認められないなど「権利制限」を受けているという。 党側が問題視しているのは、2月に開かれた党福岡県委員会総会での議事内容を神谷氏が運営するブログで公表した点
国民民主党の玉木雄一郎代表は12日の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に絡み、共産党がX(旧ツイッター)で「汚染魚」と発信した次期衆院選の立候補予定者の擁立を取り消す一方、「汚染水」との表現を引き続き使う見解を示したことへの違和感を表明した。「汚染魚がダメなら汚染水もダメなのではないか。なぜ汚染水がOKで汚染魚がダメなのかよく分からない。それであれば汚染水という人は全員公認を外すべきではないか」と述べた。 玉木氏は「特にリベラルということで人権を重視するような政党は極力そういった風評被害に加担するようなことはやめるべきだ」と強調した。海洋放出をめぐっては外国から情報戦を仕掛けられている側面もあるとして、「汚染水とか汚染魚と呼ぶことは国益に反している。中国と同じような主張を国内からすべきではない」とも語った。
共産党が執行部の若返りに向けた準備を加速している。近年は国政選挙のたびに議席を減らし、在任期間が20年を超える志位和夫委員長(69)への批判につながっていることが背景にある。来年1月には4年ぶりとなる党大会を控えており、党幹部人事にも注目が集まっている。 共産は6月23日、参院議員の田村智子政策委員長(58)が次期衆院選で比例東京ブロックからくら替え出馬すると発表した。田村氏は安倍晋三元首相の「桜を見る会」問題の追及で注目された。「次世代のエースの一人」(党関係者)とされ、翌24日付の機関紙「しんぶん赤旗」はくら替えを1面トップで報じた。 国対委員長を26年間務めている穀田恵二衆院議員(76)と、政策委員長などを務めた笠井亮衆院議員(70)は次期衆院選に立候補せず、今期限りで引退する。穀田氏の後任の国対委員長には塩川鉄也国対委員長代理(61)が昇格する見通しで、次期衆院選比例近畿ブロックで
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共産党の志位和夫委員長は24日の党会合で、平成12年の委員長就任から20年以上がたつことを問題視する指摘に関して、「反共攻撃の中で支配勢力から意図的に持ち込まれた議論だ」と断じた。また、「『長すぎるのが問題』という攻撃を共産党そのものに対する攻撃ととらえ、皆で力を合わせて打ち破ることを心から訴えたい」とも呼びかけた。また、「この攻撃に対する最大の回答は、選挙でも党勢拡大でも前進、勝利を勝ちとることだと心して、全力を尽くす決意だ」と続投に意欲を示した。 志位氏は会合で、任期について「確かに他党に比べれば長いのは事実だ」と認めつつ、「結局、批判の中身は選挙で後退した、党勢が後退したというもので、私個人が政治的に重大な誤りをおかしたとか、品性の上で重大な問題点があるという批判ではない」と強調。その上で「つまり、この攻撃の本質は共産党そのものに対する攻撃ではないだろうか」と述べた。 志位氏はまた、
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