前原氏、東京15区補選で立民・維新の争いに不満 「協力行われるべきだった」 2024年4月18日 18:30
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出鼻をくじかれた 2月4日に投開票される京都市長選挙を巡って波乱が起きている。 日本維新の会が推薦を決めていた、立候補予定者の元京都市議、村山祥栄氏について、架空の政治資金パーティーを開いていた疑いが浮上し、急遽推薦を取り消すこととなったのだ。 じつはこの選挙、ただの市長選ではない。国政にも関わる「2つの論点」の先行きを占う、きわめて重要な選挙だった。 その論点の一つは、京都の壁を維新が突破することができるのか、というもの。そしてもう一つは、国民民主党を離党して新党を立ち上げた前原誠司氏は存在感を発揮することができるのか、という点である。 しかし、村山氏の疑惑が浮上したことを受けて、維新も前原氏も出鼻をくじかれた形だ。 この選挙をめぐっては、1月上旬に物議を醸す数字が永田町で出回っていた。 公明党が実施したとみられる京都市長選の情勢調査だ。 調査が行われたのは12月23、24日で、その内容
国民民主党代表代行の前原誠司衆院議員が30日、同党を離党して新党を結成することを明らかにした。しかし、6日前には離党と新党立ち上げを報じた地元紙の記事に「誤報です」とブチ切れ投稿をしていただけに、SNSでは総ツッコミとなっている。
国民民主党の前原誠司代表代行(衆院京都2区)が離党届を提出する方向で調整に入ったことが30日、分かった。同党参院議員で元滋賀県知事の嘉田由紀子氏らとともに新党結成を目指し、結党後は日本維新の会との連携も視野に入れる。 前原氏は、党運営を巡る玉木雄一郎代表との路線の違いを背景に離党を決断したとみられる。30日にも記者会見し、新党結成の意向を正式表明する見通しだ。 政策実現のために与野党を超えた連携を目指す玉木氏に対し、前原氏は「非自民」「非共産」の枠組みの野党結集を志向してきた。 9月に投開票された国民民主代表選では、両氏が一騎打ちを展開して路線対立が顕在化。前原氏は、玉木氏の主導によって党が令和4年度予算案に賛成したことなどを批判し「自民と組むのか、野党が協力して政権交代を目指すのかの路線問題だ」と主張していた。
国民民主党の前原誠司代表代行(衆院京都2区)が、同党が政府の補正予算案に賛成する場合、離党する意向を関係者に伝えたことが23日、分かった。玉木雄一郎代表が賛成する方針を示唆しているためで、新党の立ち上げを視野に入れているとみられる。 複数の関係者によると、国民が24日の衆院本会議で補正予算案に賛成する場合、前原氏は離党し、滋賀県の国会議員らとともに新党の立ち上げを検討しているという。 また、来年2月に行われる京都市長選で地域政党京都党政策顧問の元市議村山祥栄氏(45)を、新党として推薦する考えも示しているという。次期衆院選を前に、日本維新の会に合流する可能性もある。 玉木氏は22日の衆院予算委員会で、ガソリン税を軽減する「トリガー条項」の解除凍結を条件に、補正予算案に「賛成してもいい」と発言した。前原氏は今年9月の党代表選で「非自民、非共産勢力の結集」を訴えて維新などとの連携強化を目指した
国民民主党府連の前原誠司会長(衆院京都2区)は10月30日、京都市内で報道陣の取材に応じ、2024年2月の京都市長選で自民党、公明党と相乗りする方針を示している立憲民主党について、「野党第1党の党首のお膝元で、始めから自公と組むということ自体、理解ができない」と批判した。あらためて日本維新の会と統一候補擁立を目指す考えを示した。 立民の泉健太代表は衆院京都3区選出。前原氏は国政では与党の自民、公明と、野党の立民、国民が対立している構図に触れ、「地方もそういった構図が本来であれば持ち込まれるべきだ。非共産で固まってやりましょうという考え方はかなり古く、時代にそぐわない」と否定。維新や地域政党京都党と独自候補を擁立し、「自公と対峙する形でやりたい」と語った。 次期市長選を巡っては4期目の門川大作市長が立候補しない意向を表明している。自民、公明、立民は前原氏へ協力を求め、国民の支持団体である連合
夏の参院選を見据え国民民主党と東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が20日、合流も視野に入れた連携強化の協議を開始することになった。両者で思い出されるのは2017年の衆院選直前、旧民進党の解体につながった因縁と確執だ。 当時民進の代表だった国民の前原誠司代表代行兼選対委員長(衆院京都2区)が20日までに京都新聞社のインタビューに応じ、希望の党代表だった小池氏との「因縁」を振り返った。 「だまされたとか、裏切られたというのは一切ないですよ」。前原氏はさっぱりとした表情で語った。 国民と都民ファーストの連携強化を巡る動きに、永田町では「希望の党の再来」とささやく声もある。5年前の”失敗”について前原氏は「政治は結果責任。うまくいかなかったことの責任を取って、私は腹を切った」と振り返る。今回の連携協議に自身は関わっていないというが「ベリーウエルカム」と歓迎する。 17年7月
前原誠司元外相が産経新聞の取材に対し、10年前の平成22年9月7日に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅(かん)直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたと明らかにした。旧民主党政権は処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。 前原氏によると、国連総会に出席するための22年9月21日の訪米出発直前、首相公邸に佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部とともに勉強会に参加。その場で菅氏が公務執行妨害容疑で勾留中の船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。 前原氏が理由を聞くと、菅氏は同年11月に横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議があるとして「(当時の中国国家主席の)胡錦濤(こ・きんとう)が来なくなる」と主張。中国側は船長の釈
前原元外相、国民民主党に残留を表明 「共産党と選挙協力する立民には身を置けない」 2020年8月15日 20:32 国民民主党の前原誠司元外相(衆院京都2区)は15日、同党が立憲民主党(立民)との合流組と残留組に「分党」する見通しになったことを巡り、「国民民主党に残る」と残留を表明した。京都新聞社の取材に答えた。 前原氏は理由について「これまで非自民非共産で(政治活動を)続けてきた。共産党と選挙協力する立民に身を置くことはできない。憲法を議論するリベラル保守の旗を掲げ、他の議員も巻き込んでやっていきたい」と述べた。 一方、立民との合流組に対しては「敵は自民党であり、同じ党で活動していたので協力しないといけない」とも述べた。 前原氏はこの日、京都市東山区で後援会の会合を開催。国民に残留する意向を諮ったといい、「満場一致で認めてもらった」と明かした。
衆院選では民進党代表として、小池百合子・東京都知事が率いる希望の党との連携を決断した前原誠司氏。その結果は惨敗だった。民進党は立憲民主党、希望の党など4つに分裂し、「安倍1強」の政治体制が残された。「総選挙敗北、野党分解のA級戦犯」と批判のある前原氏を、ノンフィクション作家の塩田潮氏が直撃した――。 何もしなかったら政治人生は終わっていた 【塩田潮】10月の総選挙では、民進党代表として小池百合子・東京都知事が率いる希望の党との連携を決断しましたが、希望の党の獲得議席は50にとどまり、民進党は立憲民主党、希望の党、衆議院議員13人の無所属の会、参議院議員を中心とする民進党に4分裂しました。野党再編を目指した前原さんと小池さんの戦略は失敗に終わったと見られています。 【前原誠司・前民進党代表】私はあの決断についてはまったく後悔していません。さまざまなボタンの掛け違えで、与党が3分の2の議席を獲
前原誠司・前民進党代表〈現・希望の党〉 (発言録) 私は(衆院選で)一番、割を食ったのは小池(百合子・東京都知事)さんだと思うんですよ。小池新党のまま民進党と協力せずにやっていたら、60~70議席はとったんじゃないですか。なんで私が希望の党に合流したかといったら、民進党のままで戦ったら、もっとひどい結果になっていたということ。この判断しかなかったと今でも思っています。 環境が整ったら(小池氏は衆院選立候補を)やるつもりだったと思いますよ。(民進の希望への合流方針をいったん決める過程で)彼女は「60~70議席をとって何が意味があるのか」と。なんで落ち目の民進党と組むのか。民進党には政権を担った経験者もいっぱいいる。自らが総理としてこの国を変える思いを持って希望の党をつくられたと思いますよ。(BS報道番組で)
民進党の前原誠司代表は27日の両院議員総会で、党全体が希望の党へ合流するとの方針を撤回し、代表辞任を表明する意向を固めた。参院民進や地方組織は党として存続する。民進は来週にも新代表を選出し、来月1日に召集予定の特別国会までに、執行部を発足させる方向で調整している。 27日午後の両院議員総会には、47人の参院議員に加え、衆院選で無所属で立候補し、当選した岡田克也元代表や野田佳彦前首相ら党籍の残る衆院議員も参加する。党関係者によると、前原氏は希望の党への合流を提案した経緯などを説明。参加者の意見を聞いたうえで、提案時とは状況が変わったとして民進の存続を提案。代表の辞任も表明する見通しだ。 前原氏は25日、東京都内で講演し、「すべては結果責任。結局、うまくいかなかった」と話した。(岡本智)
私の選択肢は二つしかありませんでした。一つは突然の解散に共産、社民、自由、そして民進の4党で協力し、選挙区をすみ分ける。もう一つは、私が今回やったように(希望の党に合流して)新たな大きな塊をつくるための名を捨てて実を取るやり方。なぜ前者を選ばなかったのか。政権選択の選挙で、単に野党がまとまらないと勝てないからといって、日米安保を破棄する、消費税はダメだと言うところと組むと、政権を託せますか。私は託せないと思う。 だからこそ私は小池(百合子・東京都知事)さんと話しながら、安全保障は現実路線、内政は自民党と違う二大政党制をつくろうと心に決めたんです。確かにこの選挙、厳しい戦いになっています。私は大きな責任を負ったと思っています。短期的には失敗だと言われるかもしれない。私はやり続けます。日本の民主主義を機能させるために誰かがやり続けなければいけない。(京都市内での集会で)
一部報道で「民進党再結集」のような話がありますが、これほど有権者を愚弄(ぐろう)した話はないと思います。やはりいったん皆さん方、離党されて、希望の党で出ている。立憲民主党をつくられた方々もおられる。それはそれで審判を受けたらその政党でやるということが当たり前のことであって、民進党再結集なんてことは絶対にやってはならないことだと思います。 次の参院選が、衆院選の後の大きな国政選挙になりますので、(連合の)神津会長とも連絡をとらせて頂いておりますけれども、やはり連合全体が大きな塊としてご支援を頂けるような政党をつくっていこうというのが、共通認識だというふうに思っておりますし、働く者、生活者、納税者、消費者の立場に立った大きな「非共産・非自民」の塊をつくっていくということを時間をかけてでも民進党代表としてやっていきたい。(埼玉県内で記者団に)
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