プレスリリース ねらった遺伝子のスイッチをオンにする技術を開発―CRISPR/Casゲノム編集を応用したエピゲノム操作法― 国立大学法人群馬大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 本研究成果のポイント これまで、特定の遺伝子のみのスイッチを効率的にオンにすること(DNA脱メチル化)はできなかった。 CRISPR/Casゲノム編集を応用し、ねらった遺伝子のみのスイッチを効率的にオンにする技術を開発した。 本技術は、遺伝子のスイッチ異常により起こる疾患の治療、再生医療に利用可能。 DNAのメチル化*1と脱メチル化は、遺伝子の発現にかかわるスイッチ(エピゲノム*2と定義されています)のひとつです。例えば、がんの増殖を抑える遺伝子のスイッチがオフになることで正常な細胞ががん細胞に変化することや、iPS細胞*3作製過程では特定の遺伝子(Oct-4)のスイッチをオンにする必要のあることが知られてい
ミャンマー・ヤンゴンで撮影された夜空(資料写真、2015年4月23日撮影)。(c)AFP/Ye Aung Thu 【8月30日 AFP】地球外生命体が存在する証拠を求めて宇宙観測を続けるロシアの電波望遠鏡が、「強い信号」を検知したことが明らかになり、科学者らの関心を集めている。 信号探知のニュースは、深宇宙探査研究に関する情報を発信するウェブサイト「ケンタウリ・ドリームス(Centauri Dreams)」の運営者ポール・ギルスター(Paul Gilster)氏が27日、イタリア人天文学者のクラウディオ・マッコーネ(Claudio Maccone)氏によるプレゼンテーションの内容として伝えた。 同氏は、「これが地球外文明の仕業だと主張している人はいないが、さらに調査する意義があることは間違いない」と話している。 この信号は地球から約95光年離れた恒星「HD164595」の方向から届いたとさ
生き物ではないのに、アメーバのように形を変えながら水中をひとりでに進む極めて小さな油の粒を、東京大学などの研究グループが発見しました。なぜ動くのかは分かっていないということで、動きを制御できるようになれば、水中で物質を運ぶ新たな手段になると期待できるということです。 顕微鏡を通して撮影した動画では、静止している水の中で、数十マイクロメートルほどの油の粒が、アメーバのように形を変えながら進む様子が確認できます。なぜ動くのかは分かっていませんが、研究グループでは、水に溶かした物質が油と反応するなどして粒の周囲に水の流れを作り、その勢いで動いているのではないかと推定しています。今後、油の粒が動くメカニズムの解明を進め、動きを制御できるようになれば、水中で狙った場所に物質を運ぶ新たな手段になることが期待できるということです。 研究グループの1人で、東京大学大学院の豊田太郎准教授は「この油の粒がアメ
2016 - 08 - 06 驟雨・ゲリラ豪雨・夕立・にわか雨とは?それらを事前に知る方法を紹介 名言・話題・話術 驟雨・にわか雨・夕立・ゲリラ豪雨とは ・驟雨(しゅうう)とは、対流性の雲(積雲や積乱雲のこと)から降る雨のこと。 ・にわか雨とは、短時間で止むような一過性の驟雨のこと。 ・夕立とは、夏の午後、夕方ごろに発生した 積乱雲による 驟雨のこと。 ・ゲリラ豪雨とは、明確な定義はなく、おおかた予測が困難で積乱雲の発生による突発的で局地的な豪雨を指す。 驟雨の特長 ・降水量が急に変化する ・猛烈 な雨を局所的に降らす ・突然降り始めたりや突然降り止んだりする ・雷や突風を伴うこともある。 ゲリラ豪雨の特長 10km四方程度のきわめて狭い範囲に1時間あたり100mmを超えるような猛烈な雨が降るが、雨は1時間程度しか続かないという特徴。 この特長は前線等に伴って次々に積乱雲が発生、通過して大
夏はゴキブリの活動が活発化するシーズンでもある。すぐさま殺虫剤で撃退したいところだが、実は最近、殺虫剤が効かない「スーパーゴキブリ」が増えているというから聞き捨てならない。例えば、自社で製造・販売している商品にまぎれ込んだりしたら、企業にとって死活問題になりかねない。なぜスーパーゴキブリが増えているのか、そして、どんな対策を取ればいいのか。ゴキブリの生態に詳しい環境生物研究会の辻英明代表に解説してもらう。 レストランや工場、商業施設で大発生 虫が嫌いな人は多いが、ゴキブリは特に嫌がられる虫だ。自然界では、ただの虫に過ぎないが、人間の住空間に入り込むため、特に一般家庭で見かける黒くて大型のゴキブリ(クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ)は、見るだけで食事ができなくなる人や、夜のトイレにいけなくなる人もいるほどだ。まるで悪魔を見るように精神的にも有害で、食品への混入異物ともなれば大事件となる。 そして
By betmari 放射性物質を取り扱う原子力発電所といった施設から発生する放射性廃棄物の処分は、多くの国で地中埋設処分という処分方法が採用されていますが、地中に埋める際に環境への影響が懸念されています。過去にはロケットで打ち上げて太陽の重力に引き寄せさせて処分させる方法が検討されましたが、不採用となりました。では核廃棄物をロケットに載せて太陽に捨てに行くのはどれくらい難しいのか、わかりやすく説明したムービー「Hitting the Sun is HARD」が公開されています。 Hitting the Sun is HARD - YouTube 地球上には向こう何千年にもわたる危険性を秘めた放射性廃棄物が大量に存在しますが、最良の処分方法というのはまだ見つかっていません。 「放射性廃棄物をロケットに載せて太陽に捨てればよいのでは?」というアイデアがありますが、これはとてつもなく難しい処分
180の領域が特定された脳の地図。聴覚(赤色)や視覚(青色)、冷たさを感じる感覚(緑色)と関連する領域が色分けされている(研究チーム提供) 画像診断装置を使って脳を詳細に調べ、構造や働きなどに基づいて180の領域に分けた“地図”を作ったと米ワシントン大のチームが20日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。これまでに知られていなかった100近くの領域が新たに特定された。 オバマ米政権が推進する人間の脳機能の解明を目指す研究プロジェクトの一環。成果は脳研究の土台となり、老化や脳の病気の研究に役立つと期待される。 チームは、22~35歳の健康な若者210人の脳を、磁気共鳴画像装置(MRI)で分析。刺激を与えた時の反応や構造、神経のつながり方などさまざまな情報に基づき、大脳皮質を調べた。
【動画】バルダルブンガ火山を研究する専門家集団:火山活動の活発なアイスランドは、あらゆる種類の噴火についてデータを集められる格好の場所だ。幅広い分野から100人以上の科学者が参加する「フューチャーボルク」プロジェクトは、噴火が人々の生活に与える影響を抑えるため、EUに情報提供し迅速な判断に貢献することを目指している。2012年に始まったプロジェクトは、アイスランドで2014年に起こった噴火でもモニタリングに大きな役割を果たした。(音声は英語です) 熱く煮えたぎる地球の内部への裂け目である火山は、時に激しく活動して恐ろしい被害をもたらす。イタリアのベスビオ火山やインドネシアのクラカタウ火山など、人類の歴史に記録が残るそんな破壊的な大噴火には、ある共通の要素が存在する。カルデラの形成だ。(参考記事:「史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた」) カルデラ形成は、通常何の前触れもなく短時間の間に起こ
コスタリカの技術研究所(TEC)が2016年6月29日に高温プラズマの生成に成功したことを発表しました。この技術は、将来のクリーンエネルギーとして期待される核融合の利用に必要なもので、コスタリカはラテンアメリカで初めてこの域に達した国となりました。 TEC hace la primera descarga de plasma en un dispositivo único en Latinoamérica | Hoy en el TEC http://tecdigital.tec.ac.cr/servicios/hoyeneltec/?q=content/tec-hace-la-primera-descarga-de-plasma-en-un-dispositivo-unico-en-latinoamerica Costa Rica makes nuclear fusion history
By TCL8TO7 夜中に目を覚ますと、うっかり自分の片腕を枕にして寝てしまっていたために、腕がしびれてまるで何も感じない状態になっていたという経験をしたことがある人も多いはず。「寝起きに腕の感覚がなくなっている」というこの不思議な感覚が起きるのは、単に寝ている時に腕を圧迫したからというだけではなく、睡眠の状態も大きく影響しているそうです。 Ever wake up to a numb, dead arm? Here’s what’s happening. - Vox http://www.vox.com/2016/6/6/11854588/numb-arm-sleep メイヨークリニックの神経病学者のジェームズ・ダイク氏によると、寝起きに腕の感覚がなくなっているという現象は「とても一般的なもの」だそうです。また、この現象は、人間の身体が自身を保護するための機能を持っていることを示す素晴
By Joseph Bylund 犬や猫は明確に飼い主を覚え、甘えたり食事を催促したりします。自然科学と臨床科学のあらゆる領域を対象としたオープンアクセスの学際的電子ジャーナル「Scientific Reports」で公表された新しい研究によると、魚も人間の顔を認識・区別することが可能であることが明らかになりました。この研究結果から、ペットの魚も飼い主をしっかり認識している可能性が高まっています。 Discrimination of human faces by archerfish (Toxotes chatareus) : Scientific Reports http://www.nature.com/articles/srep27523 Study shows this fish can recognize human faces - CNN.com http://edition.
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