タグ

司法に関するfutenrojinのブックマーク (6)

  • 檻の中の人間に世話をさせ、猫は暮らすよ、自由気ままに | チリ、猫だらけの過密刑務所へ

    チリ最古、そしてもっとも過密な監獄で生きる囚人たちには、慰めの存在がある。塀に登り、檻をすり抜け、受刑者のベッドで眠る……たちだ。 ネズミを捕らせるために連れ込まれたと話す人もいる。ただ紛れ込んだだけだという説もある。 ともかく、このチリ最大の監獄の住人、職員たちのあいだで、最古参の者たちに至るまで一致している意見はこうだ──いまいる人間の誰よりも前から、この監獄にはたちが住んでいた。 何十年にもわたって、彼らは監獄の高い塀の上を闊歩し、トタン屋根の上で日向ぼっこし、一部屋あたり10人の男たちが詰め込まれた雑居房のあいだを走りぬけてきた。看守たちにとってみれば、彼らはちょっと気になるやつらというだけで、おおかた無視されていた。は増えつづけ、やがては数百匹にもなった。 そのとき、看守たちはあることに気がついた。たちの存在はネズミ問題を解決するだけでなく、囚人たちに良い影響を与えていた

    檻の中の人間に世話をさせ、猫は暮らすよ、自由気ままに | チリ、猫だらけの過密刑務所へ
  • トランプが「司法取引」で大統領選から撤退する数学的根拠 | スコット・ギャロウェイ「デジタル経済の先にあるもの」

    この記事は、ベストセラーとなった『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者で、ニューヨーク大学スターン経営大学院の経営学者であるスコット・ギャロウェイによる連載「デジタル経済の先にあるもの」です。月に2回お届けしています。 私にも、誰にも、先のことはわからない。でも私には、ドナルド・トランプが司法取引に応じて大統領選から撤退する可能性が高まっているように思える。なぜか? 答えは計算すればわかる。 トランプは少なくとも3つの裁判管轄で起訴に直面しており、再選されない限り、裁判にかけられ、有罪判決を受け、収監される可能性が高い。そうはなるまいと私が考えるのは、司法取引をすれば全員の利益になるからだ。 トランプと検察側は、刑事訴訟の解決と引き換えに、トランプが公職に就くことを生涯禁止することで和解するにちがいないと私はにらんでいる。政治地図の実情が浮き彫りになるにつれて、トラン

    トランプが「司法取引」で大統領選から撤退する数学的根拠 | スコット・ギャロウェイ「デジタル経済の先にあるもの」
  • 裁判官の「見せかけの法」にだまされてはならない | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

    この記事は、世界的なベストセラーとなった『21世紀の資』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載「新しい“眼”で世界を見よう」の最新回です。 フランスの年金改革は、憲法院の「9人の賢人」がその合憲性を審査することになった(註:2023年4月14日、憲法院は年金改革法を大筋で合憲とする判断を示し、年金改革法が公布された)。 そこで、こんな素朴な質問をするのも無駄ではないように思える。「一般論として、憲法院の裁判官は信頼できるのだろうか?」 誤解のないように言っておきたい。憲法院はすべての国で必要不可欠な役割を果たしている。だが、残念なことに、あらゆる権力がそうであるように、この貴重だが脆弱な国家機関は時折、その重責を託された人々によって道具として使われ、損なわれてしまうことがあるのだ。憲法院の裁判官が、単に自分の政治的な好みに過ぎないことを、まるで法であるかのように見せか

    裁判官の「見せかけの法」にだまされてはならない | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
  • 韓国・尹錫悦大統領の「外交政策」は評価してもいいのではないか | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」

    韓国の外交政策が大きく動き出している。背景にはなにがあるのか。朝日新聞元政治部長の薬師寺克行氏が解説する。 2023年3月に日韓間の懸案だった徴用工問題が決着して以降、韓国外交が一気に活発化している。 日韓間では韓国政府が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の運用正常化を決定、日政府が韓国に対する半導体材料の輸出規制を解除すると、韓国政府が世界貿易機関(WTO)への提訴を取り下げた。さらに経済安全保障に関する協議の立ち上げに合意するなど多くの懸案が解決に向けて動き出した。 日韓関係改善を高く評価している米国と韓国の関係も堰を切ったように動きはじめた。3月中旬には5年ぶりに屋外での大規模な米韓合同軍事演習を実施した。そして3月末にオンラインで開かれた米国などが主催の第2回「民主主義サミット」では韓国が共同主催国に名を連ね、会議前のバイデン大統領と尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の共同

    韓国・尹錫悦大統領の「外交政策」は評価してもいいのではないか | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」
  • 「ノリ」が悪いことを理由に解雇されたフランス人男性が会社を訴えて勝訴 | 時代はハッスルから「静かな退職」へ

    飲酒・パーティー三昧のハッスル・カルチャーの終焉 フランスのある男性が「ノリ」が悪いことを理由に「不当に解雇された」として、勤めていた会社を訴えていた裁判の判決がついに出た。 裁判所の文書によれば、同氏は、社内のセミナーやパーティー、週末の社交イベントへの参加を拒否し続けたことで、4年間勤めていたコンサルティング会社から解雇された。 パリを拠点とする同社は、「楽しく(fun)」そして「プロフェッショナル(pro)」に働くことをモットーにしていたと、各紙が報じている。 そんな仕事のパフォーマンスだけでなく、社員同士の交流にも重きを置いていた同社に、彼は2011年シニア・コンサルタントとして採用され、2014年に取締役に昇進。しかし、「プロフェッショナルとして働く能力がない」との理由で2015年に解雇された。

    「ノリ」が悪いことを理由に解雇されたフランス人男性が会社を訴えて勝訴 | 時代はハッスルから「静かな退職」へ
  • 人類が「手書き」しなくなったら世界はどうなるのか? | 学習や記憶だけではない意外な影響

    久しぶりに手書きをしたら自分の字がほぼ判読不能になっていたという英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」のビジネス・コラムニストが、手書きの未来について綴る。 先月、休暇でスペイン南部の小さな町に行った。もう20年以上も通っている場所だ。そこで、友人から言われた。 「なんでスペイン語がまだそんなに下手なの?」 「ええと」 何十年も途切れ途切れに勉強して、地元の4歳児並みにしゃべれたときも実はあった──とスペイン語でどう言うか思い出すのに苦労しながら、私は口ごもった。 残念ながら、それは昔の話だった。そこで、帰宅してから、動詞の活用形リストを手書きで書き出してみたところ、何かがさらにひどくなっていることに気づいた。 もともとまったく上手くなかった私の手書きは、ほぼ判読不能な走り書きになっていた。私の書いた言葉は、覚醒剤をキメたカタツムリが這った跡みたいにガタガタとページを横断していた。 書くとい

    人類が「手書き」しなくなったら世界はどうなるのか? | 学習や記憶だけではない意外な影響
  • 1