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ブックマーク / courrier.jp (24)

  • 日本にある「キリストの墓」を仏高級紙記者はどう取材したか? | 奇跡か、悪魔の悪だくみか、単なる詐欺か

    新約聖書によれば、ナザレのイエスはエルサレムで十字架にかけられて死に、そこで墓に葬られたが、3日目に復活し、弟子たちの前に姿を現してのち天に昇っていったという。だが、その伝承とい違う「キリストの墓」が、極東アジアの日にある。その謎にせまるべく、仏紙「ル・モンド」東京特派員フィリップ・メスメールが現地を取材した。 国道454号線で青森県の新郷村という山村を通ると、ぎょっとする案内標識に出くわす。「キリストの墓」への行き方を示す青看板だ。標識の案内に従ってたどりついたのは、国道から外れたところにある、木々が生い茂る小高い丘だ。 そこに土がこんもりと盛られた土饅頭がふたつあり、それぞれ大きな灰色の木の十字架が立つ。その土饅頭のひとつが、キリストの墓だ。もうひとつの土饅頭には、聖遺物であるイエスの弟イスキリの耳と聖母マリアの頭髪が奉納されているという。 世間一般では、キリストはエルサレムの聖墳

    日本にある「キリストの墓」を仏高級紙記者はどう取材したか? | 奇跡か、悪魔の悪だくみか、単なる詐欺か
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    i196 2023/03/02
    行ったことあるわ。ちなみに近くにピラミッドもあって、キリストの墓とピラミッドを並べて案内するカオスすぎる青看板もあるんよね
  • 出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず

    手厚い少子化対策で知られるスウェーデンでさえ… 約20年前、オーストラリア政府は、ピーク時に子供1人あたり約6000ドル(約79万円)に相当する現金を支払う「ベビーボーナス」プログラムを試みた。 キャンペーンが開始された2004年当時、国の出生率は女性ひとりあたり約1.8人だった。 このプログラムにより、2008年までに出生率は約2.0まで上昇したが、プログラムが終了してから6年後にあたる2020年までに、数値は1.6まで低下。つまり、プログラムが最初に導入されたときよりも下がった。

    出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず
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    i196 2023/02/21
    問題先送りのジジババ天国である限り無理
  • イーロン・マスクとランチをしながら「ツイッター買収の本音」と「怒りの原因」を聞いてみた | 「テスラは持続可能なエネルギーの到来を20年早めた」

    「ツイッター」を買収して「言論の自由」を獲得しようとしたり、ウクライナ戦争を終わらせるための“和平案”を提案したりと、何かと話題に事欠かないイーロン・マスク。もちろん、火星開拓への執着ぶりは変わらない。現在「ダイエット中」のマスクと英「フィナンシャル・タイムズ」紙の記者が、ランチをした。 イーロン・マスクとのディナーは、テスラでのドライブから始まった。テキサス州の州都オースティンで、私はマスクの2歳半の息子Xと並んで後部座席に座る。午後7時くらいだった。案の定、Xはぐずりだした。向かう先はマスクお気に入りのメキシコ料理店「フォンダ・サン・ミゲル」。 その前に私は同僚と、コロラド川のほとりに建つ「ギガファクトリー」を案内されていた。この巨大な生産工場で、テスラの最新小型スポーツ多目的車(SUV)の「モデルY」が生産されている。モデルYは世界で最も売れているテスラEVで、マスクを長者番付の首位

    イーロン・マスクとランチをしながら「ツイッター買収の本音」と「怒りの原因」を聞いてみた | 「テスラは持続可能なエネルギーの到来を20年早めた」
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    i196 2022/10/30
    あれ?前にどっかで同じものを読んだ覚えがあるな
  • 「独身・子供なし」の女性が米国で裕福になっている理由 | 「子供を持たずに後悔するほうがましです」

    アメリカでは独身で子供のいない女性が増えており、しかも独身・子供なしの男性より裕福になっているという。そうした女性たちに米経済誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」が取材し、音を聞いた。 アシュリー・マレロは独身で、子供がいない。そして同じ境遇の女性たちに伝えたいことがあるという。まだすべてを手に入れることはできるのだと──。 43歳のマレロは医療機器メーカーで営業担当をしている。患者たちとの接触もあるこの仕事に、深い満足感を覚えている。 そして、独身・子供なしで給料のいい職にある女性だからこそ得られるライフスタイルと経済的な自由を、余すところなく楽しんでいる。 ニューヨークシティのアパートに住み、ニュージャージー州の海辺の街に別荘を持ち、仕事や遊びでしょっちゅう旅行に出かけたりもする。 「いまの生活がとても好きだし、すごく満たされています」と言うマレロは2018年に卵子を凍結し、選択肢

    「独身・子供なし」の女性が米国で裕福になっている理由 | 「子供を持たずに後悔するほうがましです」
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    i196 2022/10/06
    普通に日本でも似たようなものではないかと思うけども
  • 安倍元首相銃撃で使用された手製銃、アメリカ目線では「かなり粗末」 | 3Dプリンターで製造、爆発などの危険も

    安倍晋三元首相が奈良市で演説中に銃で撃たれて死亡した事件で、容疑者はパイプをテープで巻いたような構造の手製の銃を発砲したと報じられている。 米紙「ロサンゼルス・タイムズ」はこの銃について、アメリカで自作されたものよりも「かなり粗末なもの」とし、アメリカの手製銃事情について報じている。 “アシがつかない”幽霊銃が問題に ロサンゼルス市警の元SWAT(特殊装備戦術部隊)は手製銃について、部品は簡単に手に入る上、金属と合金の部品でできているため「金属工場では、ほとんど何でも作れます」と、同紙にコメントしている。 こうした手製銃は昔から存在していたといい、身近な部品を使った銃「ジップガン」は世界中の刑務所で作られており、第二次世界大戦中にはフィリピンの抵抗運動の参加者がパイプを組み合わせて散弾銃のような「パイプガン」を作っていたという事例を同紙は紹介している。 だが、一般に銃器が広く出回っているア

    安倍元首相銃撃で使用された手製銃、アメリカ目線では「かなり粗末」 | 3Dプリンターで製造、爆発などの危険も
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    i196 2022/07/20
    商品じゃないから見た目をイケてる感じにする必要は皆無だしな…
  • トバイアス・ハリス「安倍晋三が望んだ国家像をようやく日本人が理解し始めた」 | 21世紀の「荒波に耐える」ために

    安倍晋三の伝記を書いた政治評論家のトバイアス・ハリスが米紙「ニューヨーク・タイムズ」に寄稿し、安倍の「国家ビジョン」について触れている。安倍は21世紀の「荒波に耐える」ために、必要な政策を実行しうる国家を日に残した。しかし、彼が望んだ「強い国家」というビジョンを、ようやく国民が理解しはじめた矢先に急逝してしまったのだ──。 “安倍晋三”を物語る一文 戦後最年少の52歳で総理大臣に就任した安倍晋三はその数ヵ月後の2007年1月、第166回国会開会式のあと、施政方針演説を行った。 演説の大部分は、ありふれた提案の羅列だった。だがそのなかの1文が、彼という人間をとりわけ物語っていた。彼はこう述べた。「次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる新たな国家像を描いていくことこそが私の使命であります」 私はこの1文を、安倍元首相について執筆する間、そして金曜日の彼の暗殺について考える間、何度も思い返

    トバイアス・ハリス「安倍晋三が望んだ国家像をようやく日本人が理解し始めた」 | 21世紀の「荒波に耐える」ために
  • リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国

    ウクライナ侵攻が起き、ポーランドやバルト三国など、ロシアと国境を接する国々は警戒を強めている。なかでもベラルーシとも国境を接するリトアニアは、ロシアと関係を強化する中国へも警戒を高め、台湾との関係を深めたことで中国から制裁を受けている。 そのリトアニア首相イングリダ・シモニーテがウクライナ侵攻を受け、英誌「エコノミスト」に寄稿した。 ロシアの脅威から目を逸らしてきた西側諸国 すべては起こるべくして起こったことだった。 1999年のプーチンによるチェチェン紛争は、西側諸国の目を覚ますきっかけとはならなかった。2007年のエストニアへのサイバー攻撃、2008年のグルジア紛争、2014年に始まるウクライナへの軍事侵攻と不当なクリミア併合もそうだった。これらの行動の不当性や責任を、ロシアはすべて否定している。 そして、政権に反対する者、「不都合な」目撃者やジャーナリストは、あからさまに数多く暗殺さ

    リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国
  • なぜ世界で「日本のジャズ」人気が高まりつつあるのか─数十年の時を経て“再発見”される名盤たち | ジャパニーズ・ジャズの歴史を英紙が紐解く

    におけるジャズ文化の萌芽 日のジャズの物語は、音楽とムーブメントについての物語であるとともに、ある国で共有された「気分」についての物語でもある。第二次世界大戦後、より良い未来への大胆なビジョンが、ピアノやドラム、金管楽器の音色となって表現されたのだ。 ジャズは、疑いようもなくアメリカ生まれの芸術様式だ。それはヒップホップと並ぶ、アメリカ文化面で成し遂げた最大の功績といえる。日では、1920〜1930年代に、アメリカ人のジャズミュージシャンが東京、神戸、大阪のクラブを巡業するなかで、健全なジャズシーンが形成されていった。 しかし歴史的に、日はあくまで「島国」だった。外界との接触を2世紀以上にわたって厳しく禁じた鎖国政策がついに終わりを迎えたのも、1850年代になってからのことだ。

    なぜ世界で「日本のジャズ」人気が高まりつつあるのか─数十年の時を経て“再発見”される名盤たち | ジャパニーズ・ジャズの歴史を英紙が紐解く
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    i196 2022/02/02
    シティーポップがもてはやされてたと思ったら、次はジャズなのか
  • 壮大すぎるモデルナの野望「新型コロナワクチンは手始めにすぎない」 | 「私たちはワクチン市場をひっくり返そうとしています」

    1年前の「モデルナ」は、儲からない企業だった。市販製品はなく、有望な技術はひとつあったが、まったく実証されていなかった。開発中の試験薬やワクチンで、大規模な臨床試験を完了したものもなかった。 メッセンジャーRNA(mRNA)ベースの新型コロナワクチンが第III相臨床試験に入ろうとしていたが、それが従来の確立した技術にどこまで肩を並べられるかという点で、専門家の見方は分かれていた。 そのモデルナが2021年は、10億回分の新型コロナワクチンを供給し、190億ドル(約2兆800億円)の収益を上げる可能性がある。既存の大企業による買収もなく、利益分割の対象にもならずに成功した、珍しいバイオテック企業になったのだ。 市場価格(7月14日に初めて約11兆1000億円に達した)では、「アスピリン」を開発したドイツの「バイエル」や、同じバイオテック企業で創業が30年早い「バイオジェン」といった手堅い企業

    壮大すぎるモデルナの野望「新型コロナワクチンは手始めにすぎない」 | 「私たちはワクチン市場をひっくり返そうとしています」
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    i196 2021/08/19
    将来、モデルナ漬けの体になっても良いから、良いワクチンや治療薬をドンドン作って欲しい
  • 米国人に「日本はなぜ真珠湾を攻撃したのか」と聞かれたら、どう説明しますか? | 日本とアメリカの終戦記念日は違う 

    の終戦記念日は8月15日だが、アメリカでは日が降伏文書に署名した9月2日を「戦勝記念日」としている。そのアメリカに住んでいると、日米開戦の引き金となった真珠湾攻撃について尋ねられることがある。ニューヨーク在住で日米中の歴史に詳しい作家の譚璐美氏は、つい先日もそんな質問を受けて……。 留学前に日歴史を学ぼう コロナ下の東京オリンピックが終わり、間もなく終戦記念日がやってくる。日では8月15日、ラジオで昭和天皇が玉音放送を行い、「ポツダム宣言」を受諾したことを国民に告げた日を終戦記念日としている。これに対してアメリカでは、9月2日、東京湾に停泊した米戦艦ミズーリ号の甲板で、日が連合国軍に対して降伏文書に署名した日を「戦勝記念日」としている。 私が長年アメリカに住んでいるせいか、日の大学生からしばしば、「アメリカへ留学したいのですが、どんな準備をしたらよいですか?」と聞かれること

    米国人に「日本はなぜ真珠湾を攻撃したのか」と聞かれたら、どう説明しますか? | 日本とアメリカの終戦記念日は違う 
  • 米国人の40%超が「東京五輪にまったく興味なし」NBCの視聴者数はガタ落ち | アスリートの感動物語はもうたくさん? | クーリエ・ジャポン

    東京五輪の人気を見込んでIOCに巨額の放映権料を支払っている米NBCだが、視聴者数がリオやロンドン大会に比べて激減。アメリカでは五輪への関心が低いことに加え、アスリートの感動物語を押しつけようとする姿勢にも問題があると米紙が報じている。 過去33年間の開会式で最低 東京五輪が開幕する前、NBCの幹部らは記者会見を開き、いつもとは違う今回の大会にどう臨んでいくかについて語った。 「この五輪は私たちの人生のなかで最も意味のある大会になると信じています」と、五輪番組の制作総責任者を務めるモリー・ソロモンは断言した。「世界が苦難を経てきたいま、人々はきっと共通の経験を求めていると思います。アスリートたちの物語以上に、私たちが一体になれるものなど他にあるでしょうか?」 そのメッセージは希望であり、同時に東京五輪をパンデミック終息の象徴にしたいというNBCの願いでもあった。ついに日常を取り戻した人類の

    米国人の40%超が「東京五輪にまったく興味なし」NBCの視聴者数はガタ落ち | アスリートの感動物語はもうたくさん? | クーリエ・ジャポン
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    i196 2021/08/03
    日本人と大差ないような。運動会どころじゃないんだよ、みんな
  • ピーター・ターチン「社会が不安定化するのは、高学歴者が増え過ぎたから」 | 権力を取れないエリートが反乱を起こす

    近年、世界中でポピュリスト政治家が台頭し、社会の不安定化が目立つ。進化人類学者のピーター・ターチンは、その不安定さの原因は社会に高学歴者が増え過ぎたことにあるという。英誌「エコノミスト」が、ターチンの理論について解説する。 高学歴者が増えすぎると社会は不安定化する? 11年前、ピーター・ターチンというコネチカット大学の研究者が英科学誌「ネイチャー」において、驚くべき予言をしていた。「アメリカと西ヨーロッパにおいて、今後の10年は不安定化の時代となる可能性が高い」 ターチンがその一因として着目したのが、「大学院の学位を持つ若者が過剰生産されていること」だった。 その後、予想が的中したかのように、ヨーロッパではポピュリズムが台頭し、2016年には国民投票でイギリスがEU離脱を選択するという予想外の展開が起き、アメリカではドナルド・トランプ大統領が誕生した。そしてフランスの「黄色いベスト運動」か

    ピーター・ターチン「社会が不安定化するのは、高学歴者が増え過ぎたから」 | 権力を取れないエリートが反乱を起こす
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    i196 2021/08/02
  • ドイツ紙「東京五輪は、スペイン風邪直後のアントワープ五輪に酷似─100年前同様盛り上がらないだろう」 | スペイン風邪、戦争後の大会は盛り上がらなかった

    ついに開幕した東京五輪。開催にあたり、ドイツ紙は今大会とスペイン風邪の流行後の1920年に開催されたベルギーのアントワープ五輪が似ていると指摘し、東京大会も100年前と同様、盛り上がらないだろうと分析する。 盛り上がらなかった100年前の五輪 独紙「南ドイツ新聞」のホルガー・ガーツ記者は、開幕したばかりの東京五輪が、第一次世界大戦とスペイン風邪の直後に開催された、100年前のアントワープ五輪と重なると指摘した。 1920年にベルギーのアントワープ五輪は、約850万人の軍人、1300万人の市民が死亡し、ヨーロッパの多くの地域が焦土と化した凄惨な戦争直後に行われた。また、戦争中には、史上最悪とも言われるスペイン風邪の流行があり、アメリカ疾病予防管理センターによると、当時の世界人口の3分の1が感染し、少なくても5000万人が死亡している。 新型コロナウイルスのパンデミック中に無観客で開催される、

    ドイツ紙「東京五輪は、スペイン風邪直後のアントワープ五輪に酷似─100年前同様盛り上がらないだろう」 | スペイン風邪、戦争後の大会は盛り上がらなかった
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    i196 2021/07/25
    大戦後かつパンデミック後という大会と比べられてしまうレベル
  • 「時計の誕生」によって人類は“24時間”に支配され、「資本主義の奴隷」になった | 時間と同化するほど“人間らしさ”が失われていく…

    人間は「時間に縛られた動物」 「グリニッジ標準時(GMT)」がこの世界に誕生したとき、各地で時計破壊運動が起きた。 それは、時計が一方的に押しつけてきた「時間」に対する怒りの表れだったが、現代社会に生きる私たちにしてみれば、こうした抵抗運動はなんとも奇異に思える。私たちの意識には、時計が押しつけた時間感覚がこびりついて離れないからだ。 時間(time)は、現代英語で使用頻度が最も高い名詞だ。教会の尖塔や市庁舎に時計の文字盤と針が登場して以来、時計は私たちの身近にある。職場や学校、家庭、私たちの腕、さらにはスマートフォンやノートパソコン、テレビ画面にも時計は組み込まれ、私たちは毎日それを見て何時間も過ごしている。 私たちの日々の生活に規律を与えているのも、時計が指し示す時間だ。労働時間と賃金はこの「時計時間」に従って決められ、自由時間も時計に従って厳格に管理されている。 さらに、人間の体の生

    「時計の誕生」によって人類は“24時間”に支配され、「資本主義の奴隷」になった | 時間と同化するほど“人間らしさ”が失われていく…
  • 「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…

    Text by Kevin Draper, Andrew Keh, Tariq Panja and Motoko Rich 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は6月21日、最大1万人までの観客を認めることにした東京オリンピックについて、「なぜそれでも東京五輪は開催されるのか──その秘密は『数字』が握る」という記事を掲載した。お金、人数、支持率に至るまで、数字から五輪強行の理由を読み解く。 五輪はいつの時代も数字にこだわってきた。ラテン語で「キティウス(より速く)、アルティウス(より高く)、フォルティウス(より強く)」という五輪のモットーは、秒、メートル、キログラムを測らない限り、あまり意味をなさないからだ。つまり、どれくらい速いか、どれくらい高いか、どれくらい強いかを競うのだ。 だがここ1年と数ヵ月間、東京五輪をめぐって議論がなされる際には、別の種類の数字が目立っていた──増加する新型コロナウ

    「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…
  • 脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり

    アメリカの名門大学に編入したのに…がっかり? 脱北者で人権活動家のパク・ヨンミ(27) は、現在ニューヨークに在住し、難関エリート校のひとつであるコロンビア大学に通っている。2016年に韓国の大学から編入したのだ。 彼女がアジア圏だけでなく、欧米諸国でも注目を集めたきっかけは、2014年の国際会議でのスピーチだった。 彼女はアイルランドで開かれた18~30歳の若者による国際会議「One Young World」に参加し、壇上で涙ながらに北朝鮮の悲惨な実情や、常にレイプや死と隣り合わせだった中国での脱北生活について語った。その様子は世界中で報じられ、英メディアBBCが毎年発表する、世界に影響を与えた「100人の女性」にも選ばれた。

    脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり
  • アップルに修理に出した女性、裸の写真とセックス動画を自分のSNSに投稿される | 慰謝料を支払い、和解したことを英紙が報じる

    アップルにiPhoneの修理に出した女性の身に、想像すらしていなかった事件が起きた。修理に出した携帯から他人には絶対に見られたくない写真と動画が勝手に抜き取られ、修理技術者が無断で女性のフェイスブックに投稿したのだ。 この事件による「深刻な精神的苦痛」の慰謝料として、アップルが女子学生に数百万ドルを支払ったと英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。 事件は2016年、アップルの委託先であるペガトロン社の修理センターで起きた。オレゴン州の大学生だった被害者は動かなくなった自分のiPhoneをアップルに送ったという。 修理の過程で2人の技術者は彼女のフェイスブックアカウントから、まるで彼女自身がアップしたと思われるような形で「さまざまな段階の脱衣姿の写真10枚とセックスビデオ」を投稿したという。友人から彼女に連絡が入り、これらの画像はすぐに削除された。 同紙は「iPhoneの修理施設で明らか

    アップルに修理に出した女性、裸の写真とセックス動画を自分のSNSに投稿される | 慰謝料を支払い、和解したことを英紙が報じる
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    i196 2021/06/08
  • 「大坂なおみは記者会見の“膿”をさらしてくれた」英スポーツ記者が自省も込めて綴る | 「私たちは、いい奴らなんかじゃない」

    テニスの大坂なおみ選手の会見ボイコットと全仏オープン棄権を受け、英紙「ガーディアン」のスポーツジャーナリストが自省も込めて綴る。低俗な質問で若い選手を餌にする記者会見の問題点、それを直視せずに大坂を非難する旧態依然としたメディアは自滅へと突き進む──。 大坂の表明には共感しかなかった かつて、まだ世の中で物事がいろいろ起きていた頃のことだ。エミレーツ・スタジアムでのアーセナルの記者会見の常連なら誰でも知る「最初の質問をする男」という謎の人物がいた。略称は「さし男」。 さし男がどこのメディアの人間なのかはついに誰にもわからず、そもそも記者だったのかどうかもあやしかった。その男の唯一の才能は、才能と称していいのかどうかもわからないが、とにかく一番前の席に陣取り、最初の質問を放つことだった。ほかの人がまだ着席しないうちに、質問が大声で切り出されるのが通例だった。 さし男がなぜそんなことをするの

    「大坂なおみは記者会見の“膿”をさらしてくれた」英スポーツ記者が自省も込めて綴る | 「私たちは、いい奴らなんかじゃない」
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    i196 2021/06/02
  • ダニエル・カーネマン「人類は指数関数的な変化に対応できない生き物だ」 | AIは間違いなく大差をつけて人間に勝つ

    行動経済学の第一人者ダニエル・カーネマンが、個人ではなく「組織やシステムが抱えるバイアス」に焦点をあてた新著『ノイズ:人はなぜ判断を誤るのか』(未邦訳)を上梓した。87歳にして現役で人間の心理を探求し続ける知の巨人はいま、何を考えているのか──パンデミック禍の人間心理やAI人工知能)をテーマに、英紙「ガーディアン」がインタビューした。 ダニエル・カーネマン(87)は2002年、判断と意思決定をもたらす人間心理に関する研究でノーベル経済学賞を受賞した。 世界的ベストセラーになった『ファスト&スロー』では「人間が判断を誤るのはさまざまな認知バイアスや経験則に歪められるため」とする革新的な概念を提示しており、その誤りをいかに認識して正しい判断へと導くかが説かれている。 ノイズのない「個人」は存在しない ──まずはパンデミックの話から始めましょう。いま起きていることは、この世界に政治的判断を間断

    ダニエル・カーネマン「人類は指数関数的な変化に対応できない生き物だ」 | AIは間違いなく大差をつけて人間に勝つ
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    i196 2021/06/02
  • 「女王様、僕の全財産をむしりとってください」 金融SMで快感を覚える男たち | ファイナンシャル・ドミネーションの世界へようこそ

    コロナ禍で人との接触が制限されるなか、オンラインの金融取引を通じてSMプレイをする「ファイナンシャル・ドミネーション」の人気が高まっている。週に数千ドルを稼ぐという「女王様」と、支配されて喜ぶ「貢ぎブタ」たちの実態に迫る。 「財布を通して相手を支配するの」 1月下旬、ミストレス・マーリーは27歳の誕生日を祝おうとニューヨークからメキシコのリゾート地トゥルムに飛んだ。宿泊したヴィラはベッドルームが4つ、目の前にプライベートビーチが広がり、プールも完備された豪華版だ。 マーリーと6人の友人は温かいカリブの海で泳ぎ、ジャングルでジップラインに挑戦し、しゃれたレストランでロブスターとテキーラを楽しみ、4日間の滞在をとことん満喫した。 資金が必要になると、マーリーはビーチからiPhone片手にカンパを募った。ビキニ姿の豊満ボディーと真っ赤なマニキュア、豊かな黒髪を誇示した15秒の動画に送金・決済アプ

    「女王様、僕の全財産をむしりとってください」 金融SMで快感を覚える男たち | ファイナンシャル・ドミネーションの世界へようこそ
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    i196 2021/05/26