10日午前9時、奈良西署から奈良地検に送検される山上徹也容疑者。建物を出て車両に乗り込むまでの間、ほぼ無表情で終始俯き加減だった。山上容疑者の姿をおさめようと、署には早朝から100人近くの報道陣が駆け付けた ©文藝春秋 撮影/上田康太郎 《卒アル写真入手》安倍元首相銃殺の山上徹也容疑者の“意外な青春時代”と“事件直前の異変”「上品な一家だったけど『宗教に入りたい』」「『オマエがやれや』と反抗的な態度で…」 から続く 【画像】「あだ名は団長」高校時代に応援団に所属。かつての山上容疑者の凛々しい姿 「入信した母が破産した後も団体に金を納め続けていたため、許せなかった」(山上徹也容疑者の供述) 近鉄大和西大寺駅前で8日、応援演説のため壇上に登った安倍晋三元首相(67)が背後から狙撃され、死亡した事件。犯行直後に殺人未遂容疑で逮捕されたのは、現場からほど近いマンションで一人暮らしをする山上徹也容疑