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ブックマーク / note.com/bungakuplus (2)

  • 芥川賞・当事者性・花田の「党」|文学+WEB版

    文芸批評時評・3月 中沢忠之 ロシアウクライナへ軍事侵攻を開始した2月24日に芥川賞の贈呈式があった。そこで受賞者の砂川文次は「海の向こうで戦争が始まろうとしていて、糞みたいな政治家がたくさんいて、めちゃくちゃ頭にきているっていう気持ちで書いていたような(以下略)」と気炎を吐いた。今月の『文藝春秋』には砂川の受賞作「ブラックボックス」と選考委員による選評が載っている。選評は、流し読みした程度だが、砂川と九段理江の評価が高く、乗代雄介がそこにくわわるという感じだろうか。砂川をリアリズムに、九段を実験小説に、乗代を通俗小説に分配して評価がなされているようである。その見立ては外れていないと思う。ただ、乗代の評価を読んでいると、評価する前に仕上がってしまった作家に対して、授与のタイミングを逸した感が読み取れなくもない。「最高の任務」か「旅する練習」だっただろう。砂川も「ブラックボックス」より、そ

    芥川賞・当事者性・花田の「党」|文学+WEB版
    iinalabkojocho
    iinalabkojocho 2022/03/12
    “当事者研究・当事者批評が「文学的アプローチ」であることを前提に議論が進んでいく。悪しき文学主義にならなければよいな”
  • 『文學界』から干されたオレがなぜかまた文芸時評をやっている件について(第七回)|文学+WEB版

    過去作読み放題。前衛的にして終末的な文学とその周辺の批評を毎月4前後アップしています。文学に限らず批評・創作に関心のある稀有な皆さま、毎…

    『文學界』から干されたオレがなぜかまた文芸時評をやっている件について(第七回)|文学+WEB版
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