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webと文学に関するiinalabkojochoのブックマーク (3)

  • 芥川賞・当事者性・花田の「党」|文学+WEB版

    文芸批評時評・3月 中沢忠之 ロシアウクライナへ軍事侵攻を開始した2月24日に芥川賞の贈呈式があった。そこで受賞者の砂川文次は「海の向こうで戦争が始まろうとしていて、糞みたいな政治家がたくさんいて、めちゃくちゃ頭にきているっていう気持ちで書いていたような(以下略)」と気炎を吐いた。今月の『文藝春秋』には砂川の受賞作「ブラックボックス」と選考委員による選評が載っている。選評は、流し読みした程度だが、砂川と九段理江の評価が高く、乗代雄介がそこにくわわるという感じだろうか。砂川をリアリズムに、九段を実験小説に、乗代を通俗小説に分配して評価がなされているようである。その見立ては外れていないと思う。ただ、乗代の評価を読んでいると、評価する前に仕上がってしまった作家に対して、授与のタイミングを逸した感が読み取れなくもない。「最高の任務」か「旅する練習」だっただろう。砂川も「ブラックボックス」より、そ

    芥川賞・当事者性・花田の「党」|文学+WEB版
    iinalabkojocho
    iinalabkojocho 2022/03/12
    “当事者研究・当事者批評が「文学的アプローチ」であることを前提に議論が進んでいく。悪しき文学主義にならなければよいな”
  • 芥川賞作家としての長嶋有、コラムニストとしてのブルボン小林、20年間の活動を振り返る! | ダ・ヴィンチWeb

    汲めども尽きぬ創作意欲の持ち主。2021年にデビュー20周年を迎えた小説家・長嶋有氏について形容するなら、そんな風に言えるだろう。1972年生まれ。小説家としては、02年に『猛スピードで母は』(文藝春秋)で芥川賞、07年『夕子ちゃんの近道』(単行は新潮社/文庫は講談社)で第1回大江健三郎賞、16年『三の隣は五号室』(中央公論新社)で第52回谷崎潤一郎賞を受賞。一方で、漫画ゲームにも詳しく、「ブルボン小林」名義で『マンガホニャララ』(文藝春秋)『ゲームホニャララ』(エンターブレイン)などのコラム集を上梓。また、アイロンやマグライトなど、家電の出てくる文学作品について論じた『電化文学列伝』(講談社文庫)という類稀なるも刊行している。 『ルーティーンズ』(長嶋有/講談社) さらには、俳句を作ったり、互いの作品を論じたりする句会にも参加。米光一成氏、千野帽子氏、堀裕樹氏との共著『東京マッハ

    芥川賞作家としての長嶋有、コラムニストとしてのブルボン小林、20年間の活動を振り返る! | ダ・ヴィンチWeb
    iinalabkojocho
    iinalabkojocho 2022/02/09
    ブルボン小林の方が圧倒的に馴染みが あるんだけど、どういつじんぶつと知っていてもやはり文章は違う。なぜ違うのかいえないけど。研ぎ澄まし方が
  • 第1回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(1/4)|インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」

    翻訳大国と言われる日。日からは、なかなか情報にアクセスしづらいマイナー言語でも文学は綴られている。それらマイナー言語の文学を読めるのは翻訳者がいるからだ。あえて狭き門をくぐり、そして今度は広くしようと努めているのはなぜか。マイナー言語の翻訳者のみなさんに、「その他」の深さを尋ねるシリーズ連載。 社会言語学者、鴨志田聡子さんは、昨年、イスラエルのYA小説『アンチ』で翻訳家としてデビューした。原書はイスラエルでの出版ということで、ヘブライ語で書かれている。決して多くはないイスラエル文学、ヘブライ語の翻訳者が誕生したことは、ガイブン読者にはうれしいニュースだ。こんなニッチな世界に飛び込んでくれた鴨志田さんにぜひヘブライ語にかける思いを聞こう、というつもりだった。 しかし意外にも開口一番、「ヘブライ語は苦手、できればやりたくないと逃げてきたのが正直なところなんです」。 このことばの裏には、もと

    第1回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(1/4)|インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」
    iinalabkojocho
    iinalabkojocho 2020/12/12
    “原書はイスラエルでの出版ということで、ヘブライ語で書かれている。決して多くはないイスラエル文学、ヘブライ語の翻訳者が誕生したことは、ガイブン読者にはうれしいニュースだ。”
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