マツダ、コンパクトスポーツカーコンセプト 「MAZDA ICONIC SP」を世界初公開 ―新しい時代に適合した、コンパクトスポーツカーコンセプトをジャパンモビリティショー2023で公開― マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、マツダのコンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP(マツダアイコニック エスピー)」を、「ジャパンモビリティショー2023」*1において、世界初公開しました。 MAZDA ICONIC SP(マツダアイコニック エスピー) 「MAZDA ICONIC SP」は、「クルマが好き」という気持ち、「純粋に楽しいクルマがほしい」というお客さまの気持ちに応える、新しい時代に適合した、新しいジャンルのコンパクトスポーツカーコンセプトです。マツダならではのコンパクトでレイアウトの自由度が高い2ローターRotary-EVシステムを採用し、走りの良さを想起させる
マツダドイツは、2022 MX-30を発表しています。インテリアとエクステリアカラー、充電機能などを更新しています。 独マツダ、2022 MX-30を発表!内外装と充電機能を更新! Mit optimierter Ladetechnik und einem erweiterten Ausstattungsangebot startet der Mazda MX-30 ins Modelljahr 2022. Zudem werten neue Multi-Tone-Außenlackierungen und ein neues, drittes Designkonzept für den Innenraum das Mazda Elektrofahrzeug auf. (2022年モデルでは、充電技術の最適化と装備の充実を図るとともに、マルチトーン塗装の外装や第3のデザインコンセプトを採用
ただし北米では他のEVに押されて販売が伸びていない さて、マツダが満を持して発売したMX-30 EV Modelですが、今ひとつ販売が伸びないもよう。 主戦場だと思われる欧州では2021年に1万台超を販売していますが、同じ期間での「EVトップ」だったルノーZOEの販売はおよそ10万台なので、ほぼ10倍程度の差がついている、ということになります。 ちなみに2位はテスラ・モデル3の9万台超、3位のフォルクスワーゲンID.3は5.5万台くらい、そしてホンダeはマツダMX-30 EVモデルよりも少ない4,400台くらいという統計が出ています。 なぜマツダMX-30 EVモデルは売れていない? そこでMX-30 EVモデルがなぜ売れていないのかということについて考えてみたいと思いますが、これは簡単にいうと「航続距離が短い割に価格が高いから」。 割高と言われたミニクーパーS Eよりもコストパフォーマン
担当編集Y(以下、編集Y):「いきなりXと言われても」と思う読者の方もいると思いますので、池田さん、ここでちょっとXの説明をしてください。 池田:いやYさん、ここでなぜ廣瀬さんに聞かないの(笑)。SKYACTIV-Xというのは、これまでのガソリンエンジンとは、もう燃焼の理論から全く別物の新発明エンジンですね。HCCI(予混合圧縮着火)という方式で、理論としては世界中のメーカーが注目していました。あらかじめ燃料と空気を混ぜた「混合気」を、圧縮して温度上昇させることで着火させるんです。 写真はMAZDA3に搭載されているSKYACTIV-Xエンジン。燃焼室の中で気化した燃料に対し、点火プラグから火が燃え広がるのではなく、「全部が一気に燃える」というのが特徴。混合気が一気に燃えるので、徐々に燃えるプラグ点火より圧力が上がって熱効率が向上する。また、薄い混合気でも燃やせるので、低負荷域での燃費が大
9月後半から、欧州での電気料金高騰がちょっとした騒ぎになっている。寒冷地では、電気料金を払えず暖房が使えないことから、生きるか死ぬかにつながりかねない状況が生じ、フランスやイタリアでは、支払いができない家庭に対して、補助金を拠出する計画まで発表されている。スペインでの小売り電力料金は昨年同期と比べて約4割上昇。卸売りの料金では、1年半前の10倍になったという。欧州委員会は対応策のガイダンスの策定を迫られた。 本質的な原因は、2014年から2016年あたりに話題になった原油価格の暴落だ。しかも価格低下のブレーキでもあるOPECの減産調整が不調に終わり、原油価格が漂流状態になった。その結果、利益見込みが不透明な採掘への投資が激減し、石炭と石油が不足する流れができていた。石炭石油の資源開発は一般に5年程度といわれており、時期的にピタリと符合する。 原因のもう一つは急速な再生エネルギー(再エネ)へ
マツダがロータリーエンジンを利用した航続距離延長装置(レンジエクステンダー)の開発を中止し、プラグインハイブリッド車(PHEV)とハイブリッド車(HEV)の開発に力を注ぐ方針に切り替えたことが分かった。電池容量を小さくし、車両価格を抑えることを重視したとみられる。2022年前半に、小型の多目的スポーツ車(SUV)「MX-30」のPHEVを投入する。MX-30には電気自動車(EV)モデルがあるが
6月17日、マツダは2030年に向けた技術開発の長期ビジョンを発表した。17年からマツダはこうした中期計画の説明を行っており、その大筋において、内容は変わっていない。 しかしながら今回注目を集めたのは、30年時点のEVの生産比率を25%と大幅に上方修正した点だ。18年10月に開かれた記者会見では、マツダは「EV生産比率を5%」と見込んでいたわけで、今回の発表は数値だけを見れば5倍に増えている。 【訂正:15:40 初出で、筆者記憶違いのため、当初発表のEV生産比率を10%としていましたが、正しくは5%です。お詫びし訂正いたします。】 だが本当にそうだろうか? 以下は筆者の受け取り方だが、マツダ自身本当にEVの販売台数が大幅に上向くとは考えていないように思う。 という話に入る前に、ちょっと面倒だが断っておく。各社の発表はEV/FCVとなっているが、現実的な話として、少なくとも乗用車に関しては
マツダは6月18日に中期技術・商品方針説明会を開催した。このなかで、マツダの今後の技術開発・商品開発についての方針が示された。注目のLARGEプラットフォーム、EV開発についても説明があった。 すべての写真を 見る オンラインで開催された中期技術・商品方針説明会では、廣瀬一郎専務執行役員 研究 発・コスト革新統括と小島岳二常務執行役員 R&D管理・商品戦略・技術研究所・カーボンニュートラル担当が今後のマツダの技術開発・商品開発について説明した。 マツダのCO2削減、カーボンニュートラルへの開発姿勢のベースの考え方は、Tank-To-Wheelではなく、Well-To-WheelでのCO2削減である。またLCA(ライフサイクルアセスメント)の視点も重要視している。 その上で2030年には、グローバル販売の75%を内燃機関+電動化、25%をICEを搭載しないEVにする、としている。 今回、説明
マツダが公表しているREレンジエクステンダーのエンジンルーム内と電動モーター+発電機のパワープラント。MAZDA3/CX-3/MX-30のエンジンルームに収まるサイズだ。BEV仕様より重量はあるが、ICE車比ではどうだろうか。見た感じ、重心高は低い。 2011年4月19日、オート上海2011の会場に、小さな発電用RE(ロータリーエンジン)を積んだレンジエクステンダーBEV(バッテリー・エレクトリック・ビークル=外部からの充電で走る電気自動車)が展示されていた。その前年、2010年2月のジュネーヴ・ショーにアウディが出品した「A1 e-tron」はシングルローター254ccのREを発電専用に使っていた。両方とも試作車に終わったが、いよいよマツダが発電専用REを積むレンジエクステンダーBEVを市場投入する。その姿を想像してみた。 TEXT◎牧野茂雄(MAKINO Shigeo) すべての写真を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く