パクリ文化の奥深さという点で中国と双璧をなす韓国の、とある企業がまたやってくれそうだ。その企業は韓国最大手の自動車メーカー、ヒュンダイ(現代)自動車。販売台数が低迷しているうえ、ウォン高による輸出採算の悪化で厳しい経営が続く同社が起死回生を狙って年内にも投入する新型車が、トヨタ自動車のベストセラー車「プリウス」と酷似していると話題になっているのだ。そもそもパクリ疑惑には事欠かない現代自だが、よりによってトヨタの代名詞的な存在のプリウスにまで触手を伸ばすとは…。日本車キラーとして急速に世界で販売を伸ばした勢いがすっかり消え失せた現代自動車の苦境を一層鮮明にしているともいえそうだ。 × × × 「似すぎている…」 そう専門家たちを騒然とさせているのが、今年に入り、自動車専門メディアで開発状況とその姿が何度か“スクープ”されている、その名も「プリウスハンター(通称)」。現代自が、年内に市場投入す