23日、神奈川県葉山町で海水浴帰りの男女3人が乗用車にひき逃げされ死傷した事件で、警察は、現場の目撃情報などから、逮捕された男がかなりのスピードで車を運転し歩行者の列に突っ込んだ疑いがあるとみて調べています。 その後の調べで、乗用車がスピードを出しカーブを曲がりきれずに3人をはねる様子を目撃していた人がいることや、現場には急ブレーキの痕が残されていたことが警察への取材で分かりました。 警察は、稲葉容疑者が道路の制限速度の40キロを超えるかなりのスピードで車を運転し、歩行者の列に突っ込んだ疑いがあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。また、稲葉容疑者の呼気からはアルコールが検出されましたが、これまでの調べに対して「事故を起こして自宅に戻ったあと、怖くなって酒を飲んだ」と話しているということで、警察は事件前後の行動についても捜査しています。 3人が乗用車にはねられた際、現場の様子を目撃した