スマートシティのビジネス環境が大きく変わり始めた。新興国での巨大開発プロジェクトを狙う形から、先進国を含め各地域の特色を生かした経済成長力をいかに持続可能にするかという、よりリアリティの高い実ビジネスとしての色合いが強まっている。そこでは、各国・各都市が今、何に取り組み、どんな成果を出しているのかを世界に伝える「情報発信力」が改めて問われている。リーダーを巡る競争が始まるスマートシティとは、
スマートシティのビジネス環境が大きく変わり始めた。新興国での巨大開発プロジェクトを狙う形から、先進国を含め各地域の特色を生かした経済成長力をいかに持続可能にするかという、よりリアリティの高い実ビジネスとしての色合いが強まっている。そこでは、各国・各都市が今、何に取り組み、どんな成果を出しているのかを世界に伝える「情報発信力」が改めて問われている。リーダーを巡る競争が始まるスマートシティとは、
いったいなぜ?日本のスズメが10分の1に激減…環境省の調査結果 最近スズメを見かけた印象って、どのくらいありますか? もちろん全く見なくなったわけではありませんが、一昔前に比べると電柱にたくさん止まっていたり、地面のエサをついばんでいる姿を見る機会が減ったと感じるのではないでしょうか。 それもそのはず、なんとスズメの数は20年足らずの間に最大80%減、50年では90%減と10分の1にまで激減しているそうです。 (2010/6/22)追記:東京新聞のソースを元に、環境庁の発表としていましたが、「2010年3月9日の東京新聞の記事について」によると、立教大理学部の三上修氏の『日本におけるスズメの個体数減少の実態』による論文仮説を環境省の資料内で見かけた東京新聞の記者が、環境省の発表だと誤解して報道してしまったようです。よって、当記事の環境庁の発表と言うのは誤りで、スズメの減少で挙げられている数
温暖化の犯人は何か。「エネルギー・資源学会」(会員約2000人)は学会誌最新号で、人間活動で排出される二酸化炭素を主因とする研究者と、その懐疑論者ら計5人の意見を戦わせた特集「地球温暖化‥その科学的真実を問う」を掲載した。国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が、20世紀後半の温暖化は人為的との報告書を公表して2年。今も対立する両者の主張を比べるのに役立ちそうだ。 特集には、IPCCに参画した江守正多・国立環境研究所室長のほか、懐疑論を展開する赤祖父俊一・米アラスカ大名誉教授▽伊藤公紀・横浜国大教授▽丸山茂徳・東京工業大教授、中立的な立場の草野完也・海洋研究開発機構プログラムディレクターが参加した。 IPCCの「大気や海の温度の上昇、氷河の溶解など温暖化には疑う余地がない」との指摘には、全員が部分的を含め同意した。一方、「20世紀半ば以降の気温上昇のほとんどが人為起源の温室効果
清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る
私たちは地域の自治体の指示に従い、燃えるゴミ、容器包装、古紙などに分別して、所定の日にゴミを出す。この時点で、市民(区民)としての責任を果たし、ゴミと「おさらばした」と私たちは思う。しかし、実はゴミ問題はここから始まるのだ。 日本では平均してゴミの8割を焼却処分している。しかし多くの焼却炉は老朽化し、建て替えの時期を迎えている。焼却炉のハイテク化に伴い建設費は高騰し、予算が足りない自治体も多い。建設が決まっても、住民の反対運動が起きる。焼却炉は迷惑者扱いされているのだ。焼却灰の埋め立て地の問題もある。最終処分場は、日本中どこも満杯状態だ。どの自治体も、ゴミ処理に頭を悩ませている。 そんな中、ゼロ・ウェイスト(環境の負担になるゴミやムダをゼロにする)の考え方が広まりつつある。提唱者は英国の経済学者、ロビン・マレー氏。1996年にオーストラリアの首都キャンベラがゼロ・ウェイスト宣言し、世界を驚
この表には、トウモロコシの生産者原価が、100、200、300 US$/トンの時に、原油1バーレル相当の熱量のアルコールを生産するための原料コストを示した。 つまり、トウモロコシが100ドルの時には、1バーレル85ドルになる。200ドルだと、1バーレル当たりの原料価格が170ドルになる。トウモロコシの生産者原価は、川島さんの本によれば、75〜126ドル/トンで推移しているそうだが、最近は、トウモロコシの値段も上がっていて、シカゴでの取引値から推定すると、生産者原価200ドルがないわけではないので、それを想定すると、1バーレル当たり170ドルになる。 この費用には、トウモロコシからアルコールに転換するための輸送費、製造費などは含まれていないので、そういう費用を考慮すると、原油が1バーレル100ドル近辺を動いているようでは、食料に売る方がずっと得ということになる。 今の相場は、様々な特別
先日テレビをつけていたら「ピンポン」の--和歌子とマツコのわがまま見学--(→けっこう好き)で、気象庁の観測地が紹介されてました。マツコが、「えーこんなふうに言うのはなんなんですけどーテレビで報道される“東京で初氷”ってこれー?」というかんじで驚いていたのがおもしろかった。私もなぜか笑ってしまったんですけど、機械っていうよりも、いってみれば、草の上にコップ置いただけ。気象観測という仕事柄、職場から離れらない職員が多いので、食堂のご飯は日替わりなんだそうです。全体的には「地道な役所なんですね」というまとめでした。自分のお誕生日の天気を調べてマツコが喜んでました(笑)。 初氷を計る機械(?)以外にもいろいろと観測機械(?)がチラチラ写っていたのですが、温暖化懐疑のひとつの根拠とされる「百葉箱」はあれのことなんだろうかと思いながら放送を見てました。 さて、渡辺正先生と伊藤公紀先生が本 『地球温暖
数日前の議論*1の続きが、下記のブログで出ていますね。指摘していることへの反論も多少あるが、自然科学は白黒はっきりさせられないグレーな世界なので、この手の議論が出来る事は、日本の社会がある意味健全なのかもしれません。イギリスの気候変動と気候影響プログラム(UKCIP)はもう、気候変動が起こっていることへの法的責任が生ずる「knowledge point」を過ぎていると宣言するぐらい気候変動に疑問を寄せ付けない勢いです。 本書で指摘されている疑問点は、これまで当ブログで書いたものと重複する点も多いが、さすがに専門家だけに、IPCCの依拠する1次データそのものに問題があることを指摘している。具体的なデータで示されている疑問を列挙しよう。 欧州でプロジェクトに参加している事もあり、「気候変動は起こっていると思っている」っていうか、「堅固な意思決定論」からして「気候変動が起こっている不確定性を考慮
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