羽田発の飛行機に乗って鳥取空港まで約1時間40分。そこから国道9号線を自動車で約30分の距離に鳥取県鳥取市鹿野町はある。2004年11月、平成の大合併で鳥取市に編入される以前、鳥取県気高郡鹿野町の人口は約4400人。日本でもっとも人口の少ない鳥取県(約60万人)で、もっとも人口の少ない自治体だった。 鳥取県東部にある鹿野町。大きな地図で見る 鹿野の観光資源は鹿野城跡と鹿野温泉だ。鹿野城は戦国時代、織田勢(羽柴秀吉)の鳥取攻略のとき亀井茲矩が入城、関ヶ原の戦後に近世的な山城として整備され、その子亀井政矩が津和野藩に転封されるまで、亀井家によるまちづくりが進んだ。ほぼ無名の城跡だが、礎石や堀が残っており、城山公園と呼ばれる鹿野城跡一帯は、「山陰の小京都」として知られる津和野ほどではないにしろ、江戸時代の厳かな雰囲気が残っている。旧鹿野町は島根県津和野町とは姉妹都市関係にもあり、作家の童門冬二氏
日本の強みは集積経済 日本国内のグローバル化において、グローバル化が日本に及ぼす影響を日本国内での地方の衰退と比較し、「東京が地方の政令指定都市のような存在になる」と主張した。この変化はWillyさんが指摘されたように、 もっともマクロ的な指標から考えると日本が他の先進国対比で衰退するスピードはそれほど急速ではないと思います。例えば日米の一人当たり経済成長率を比べ ると米の方が高いと思いますが、その差は大きめに見積もって1%程度です。Medianで比べたらもっと小さいか、逆転の可能性もあるでしょう。 一部の論者が騒ぎ立てるほど急速には進まないが、徐々に進行していく。そのとき、日本の強みは何だろうか。 私は、将来日本の最大の強みは東京という巨大集積経済になると考える。都市の集積経済(urban agglomeration)の経済効果は莫大だ。規模の小さな経済地域では成立しないようなビジネスも
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週刊ダイヤモンド編集部 【第230回】 2008年11月25日 優良企業が次々に駆け込み 金融危機“特需”にわく地銀 欧米の金融危機に端を発し、実態経済までもが冷え込み始めているなかで、地方銀行が思わぬ“特需”にわいている。 「1年分の貸し出し目標を8月からのわずか3ヵ月間で達成してしまった」。 ある地銀の幹部は、こう語って顔をほころばせる。 この地銀にはこのところ、短期資金を調達するために市場で発行するコマーシャルペーパー(CP)の引き受けをはじめ、その限度を超えれば融資まで依頼に訪れる企業が後を絶たない。 依頼主は、いずれも「超が付くくらい優良な大手企業」(地銀幹部)。これまで何度、営業をかけても相手にしてもらえなかった企業ばかりだという。 それが今回は、「企業のほうから東京支店に話を持ち込んできた。しかも数10億~100億円単位という大きなロットでの申し込みが相次いでいる
2008年11月04日17:57 カテゴリ地域経済 ミス松本は、中国人。 2009年のミス松本は、留学生の官琳(21)さん。「なんでまた中国人が…」と思う人も多いかもしれませんが、地元で暮らしてきた私は、「まぁ、そういう時代なんだろうな」と感じます。ひと昔まえなら「職場の華」といわれるようなOLさんが、地方の街のミスになることが多かった。しかし、いまは派遣が多いし、また、少し容姿に自信がある女の子ならキャバクラでも稼げる時代。信州からは20代の若者が流失しているうえに、中高年の男性が好む、真面目そうでハッキリした喋りで容姿端麗…というタイプの日本人の女性は絶滅が危惧されているような状態ですから、中国人が松本の顔として選ばれても不思議ではありません。 9月の求人倍率は、愛知県と群馬県が1.54倍で全国の1位に並びました。どちらも日系ブラジル人が多いところ。0.95倍の長野県からは、ブラジル人
「田舎のリサイクル」が本物の自然を取り戻す 昔には戻れないから、精神的に「卒業」するべき ● 風光明媚といわれた日本の景観は、近代以降、“破壊”され続けてきた。田舎の自然は道路建設やダム建設、護岸工事、伐採と植林によって本来の姿を失った。一方で都市部の景観は、歴史ある古い建物を壊して新しい建物を作り、電柱と電線が張り巡らされ、無秩序に設置された広告や看板によってやはり破壊されてきた。 ● 欧米やアジアの、現在先進国といわれる多くの国々が、かつて貧困から立ち上がる過程で同じような自然と景観の破壊を体験した。しかし、それらの国々は、ある時点から、伝統的な景観を自分たちの大切な遺産として守るための技術や規制を発展させた。「相変わらず経済発展の名の下に自然破壊、景観破壊を繰り返している先進国は日本だけ」──こう警鐘を鳴らすのは『犬と鬼』(講談社)や『美しき日本の残像』(新潮社)などの著書で世
転勤で人口5万人くらいの市へやってきた。配布されている広報を見る限り、大体男が2万、女が3万ってくらい。 休みの日に早速周囲をぶらついてみたのだが……これが驚くくらいのド田舎!いや、この地方への転勤が決まってから覚悟はしていたのだが、俺の予想を遥かに上回るほどのド田舎! 本屋がねえ、映画館がねえ、開業医がいねえ、コンビニまで歩いて15分、ネットはADSLが一番早い…ざっと何も考えずに書いただけでもこんな感じ。まあ、それでも今いるアパートでネットさえ整備できれば何とかなるかもしれんが、一番辛いのが交通手段だ。俺は車を持っていない。今までの勤務地では電車やバスなどの公共交通機関が発達していたので、車を買う必要がなかった(普免は持ってる)。ところが、ここでは車がないと本当に身動きが取れない!バスは一時間に二本走っているが、8kmくらい乗ると500円とか600円取られる。市内でも少し開けた地域へ出
前回は、日本の成長力を高めるには企業がクリエイティビティの要素をもっと重視しなければならず、政府の政策もそれを後押しすべきである旨を説明しました。今回は、潜在成長力と並ぶ経済政策の重要な課題である地方活性化のためには何が必要で、政策はどう関わるべきかを考えてみたいと思います。 これまでの政策の失敗 これまでの地方活性化に向けた政府の政策は、だいたい以下のパターンに分けられるように思います。 1)予算のばらまき(公共事業、農業、商店街など) 2)流行りの産業の誘致(ITなど) 3)地元の公的機関の活用(大学を活用した産学連携、地銀を活用したベンチャー支援など) しかし、地方の現状を見てお分かりの通り、これらの政策の多くは失敗に終わっています。それは何故でしょうか。 (1)が短期的な効果しか発揮しないことは明らかでしょう。多くの地方では農業と建設業が主要産業なので、そこに政策としてア
2008年08月20日22:46 カテゴリ地域経済 「ゆでガエル」状態。 赤は、差し押さえ物件が多いところ。青は、それほどでもないところ。やはりカリフォルニアやフロリダで不動産が強く崩れているようです。ひとくちにアメリカといっても、その面積は日本の25倍。地域によって気候、人種、宗教が違い、またグローバル企業の本拠地も各地に散らばっています。私も単純に「日本とアメリカ」などと書いていますが、人口や経済の規模を考えれば、日本だけでなく、台湾、上海、香港あたりを含めたアジア経済圏とアメリカ経済を比較して考えるのが妥当であるように思えます。 昨日、地元のケーブル・テレビには、市議会議員たちが話し合う光景が映っていました。驚いたのは、「企業誘致ではなく、地元企業の育成を目指すべき」と発言する人がいること。日本だけでなく世界の自治体が企業の誘致に凌ぎを削っている時代に、それを否定するようでは、もはや
なお、かつて道内には、3県、11国時代もありました。 大分類:道央・道南・道北・道東一方で、最も馴染み深い区分といえば「道央」「道南」「道北」「道東」の4区分でしょう。支庁を基準にしています。西というのは基本的に使うことはありません。 3区分(支庁別):道央を道南に統合した形・「道南」:石狩・空知・後志・胆振・日高・渡島・檜山 ・「道北」:上川・留萌・宗谷 ・「道東」:網走・十勝・釧路・根室 4区分(支庁別)・「道央」:石狩・空知・胆振・日高・後志 ・「道南」:渡島・檜山 ・「道北」:上川・留萌・宗谷 ・「道東」:網走・十勝・釧路・根室 ・「道央」:石狩・空知・後志(国土交通省は道南に含める) ・「道南」:渡島・檜山・胆振・日高 ・「道北」:上川・留萌・宗谷 ・「道東」:網走・十勝・釧路・根室 または ※市町村を別の圏域に含めるパターンはいくつもあるが最もポピュラーな例で、富良野地区を道央
関西経済界と関西を中心とする地方自治体が加わった関西広域機構(会長=秋山喜久・前関西経済連合会長)は30日、大阪市内で会合を開き、国からの権限委譲の受け皿となる「関西広域連合」(仮称)を設置することで基本合意した。参加する自治体の議会で広域連合の予算となる分担金の支払いなどの同意を得たうえで、早ければ来年夏の設置を目指す。ただ、福井、三重両県は広域連合の取り組みが不十分だとしてこの日は合意を留保し、持ち帰って検討するとした。 関西広域連合には大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀の2府4県と福井、三重、徳島の各県が参加を表明、30日午後に鳥取も加入した。「さらに関西各地域との結び付きを強化したい」という目的で、鳥取から同機構に加入の申し入れがあったという。 会合では「地方から広域行政のあり方を提案して、地方分権改革の突破口を開く」という広域連合の骨格案を議論。設立当初から、(1)東南海・南海
日経ヴェリタスで今度の「新前川レポート」作成メンバーに選ばれた冨山和彦氏がいろいろいいことを述べている。メモ。 抜粋: 「前川レポート」の21世紀版作成を目指す「構造変化と日本経済」専門調査会のメンバーに選ばれた。既成概念にとらわれず議論して行きたい。 経済のグローバル化が進む中で日本の国富をどう増やすのかが最大の議題だ。幕末のような攘夷思想では国富の流出は止まらない。 格差問題には「反市場的な慣行・慣習がもたらす格差」と「市場経済化がもたらす格差」と二つがある。圧倒的に「反市場的な慣行・慣習がもたらす格差」の方が多く存在する。無理して所得再配分で問題を解決しようとすれば日本の国際競争力はますます低下する。 都市と地方の格差も議論が必要。日本は都市化が進んでいると見られているが,実は都市部人口は6割。英国は9割超だ。日本は人口が拡散しているため,サービス業の効率が悪く,農業も兼業が多く大規
少し過激に言わせてもらえば、この国は無能の政治家集団と無能の官僚組織によってボロボロにされている。このまま続けば日本がどんどん衰退していくだろう。個人としては立派で優秀な方々なのだろうが、組織としてはこう言っても言い過ぎではないだろう。 道路建設を目的とした暫定税率の問題では、決断力の低さから支持率が日に日に低下する福田首相が、全額一般財源化すると明言した。道路族の言いなりになっていると自民党が危ないということに、世論に押されて気づいてくれたのだろう。 早く民主党との合意を成立させて、全額一般財源化に方向性を統一し、あとは来年度予算の編成に向けて、その財源をどう使うかの議論を始めなければならない。 一般財源化しても、道路族の逆襲に屈して、その多くを道路に使うことになったのでは、元も子もない。道路公団民営化委員会の時と同じように、結局予定した道路は全部建設することになってはいけない。 この財
札幌で大変お世話になった人から「ナタリア、あなた定山渓を見捨てて、夕張と不倫した!」と言われた。 私が経営する会社と自宅は札幌市内にあるが、夕張へは、時間が許すときに顔を出す。札幌と夕張の間は、車で1時間半くらいだ。 雪国に住んで毎日スキーがしたかった私は、本当は北海道の定山渓に住むのが夢だった。夕張なんて、メロンのことしか聞いたことがなかった。1個30万円もする夕張メロンなんて、金持ちしか食べられないと思っていた。でも、今は夕張のことが気になってしかたがないのだ。 夕張の錆びた看板を、ボランティアで塗り替えた 北海道以外のところに住みたくない。でも、東京は元気なのに、北海道が不景気なのは気になる。まったく変化をせずに、腐っている経済と一緒に腐る道を選んでいる企業が、なぜか北海道には多い。 私は周囲の不景気を気にせずに、とにかく自分の力で成長をしようと思った。そういうやり方を、これまで私は
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