タグ

社会と関わりに関するkazgeoのブックマーク (2)

  • 小沢健二『うさぎ!』から見る宮下公園問題(追記あり): 鶴見済のブログ

    「貧しい」国々では、水道や、電気や、ガスや、保険や、学校や、植物の種や、安全の基準や、刑務所や、鉄道などの、みんなでつくった、みんなのものが、どんどん灰色に「プライヴェタイゼーション」されていました。(略) プライヴェタイゼーションは、国によって、「私有化」とか、「民営化」とか、「社会化」とか、呼ばれていました。(略) しかし起こることは、どの国でも同じでした。一言で言うと、それは、「人のことを人が決める」やり方から、「人のことを灰色が決める」やり方になることでした。(略) 政府を中心とした「民主主義」は、下から、人びとが怒って、やることを変えられる仕組みでした。灰色は、そんな仕組みは、気に入らないのでした。 ──小沢健二『うさぎ!』 第二話(註1)より 宮下公園ナイキ化は、もちろん民営化(=私有化)の一種だ(註2)。 こうして、なんでもかんでも企業や経済の(つまりカネ儲けの)原理に従わせ

  • 店員さんの「いらっしゃいませ」は、実はひとりごと~『「空気」と「世間」』 鴻上 尚史著(評者:朝山 実):日経ビジネスオンライン

    「おつかれさまです」 職場に電話で連絡をいれるたび、相手の第一声になかなか慣れることができなかったものだ。ずいぶん昔、社会人になりたてのころのことだけれども。 外回りに出ては図書館で時間をつぶすことが多く、そんなうしろめたい気分があったから、余計に。内勤になってからも、自然に「おつかれさまです」が出るまでに、これまたずいぶん時間がかかり、それができるようになったころには辞表を出していた。 だから午後の電車で、大音量の着信音が鳴り響き、日焼けしたサングラスの若者がケータイを手にするや「おつかれさまです」と応えるのをまぶしげに眺めていた。 若者は、組んでいた足を下ろし、声を小さくしていた。なんとなく聞き耳を立てていたのだが、相手は「センパイ」で、いまイベントの仕込みをしていて、近くにいるならメシをおごってやるとのお誘いの電話らしい。若者は「いいっすねぇ」と答えていたものの、どこそこへ行くところ

    店員さんの「いらっしゃいませ」は、実はひとりごと~『「空気」と「世間」』 鴻上 尚史著(評者:朝山 実):日経ビジネスオンライン
  • 1