門司港駅の2本のホームは、昔と変わらぬ木造上家が長く延び、タイムスリップしたような錯覚に陥る。しかし、手が入らずささくれた姿だった時期とは異なり「古いものとはこういうもの」と存在感を誇示するように、見事に整備されている。 焦げ茶に沈んだ天井から飾り気ない駅名標が、浮き立つように下がっている。拡声器、大時計、傘を被った電球。門司港は、関門海峡に面するその一帯が、昭和最後のころから古い建築を活かして景観整備が続けられて「門司港レトロ」となった。その街の入口で、代表的施設の1つが門司港駅である。 駅舎は2012年から大規模修理中 駅は1891年(明24)、九州鉄道の起点駅として開業、1914年(大3)に300mほど海寄りの現位置に移転した。当時は関門トンネルなどなく、下関とを結ぶ連絡船との乗り継ぎ利便を高めるためだった。鉄道院九州鉄道管理局工務課が設計したという駅舎は、西洋に学び、九州鉄道社長も
東武鉄道、20000系リニューアル車両2018年夏デビューへ 2018/04/27 小田急電鉄「ロマンスカーミュージアム」を開業へ 海老名駅隣接地に 2018/04/27 相鉄、JR直通用新型車両「12000系」を2018年度に1編成導入へ 2018/04/26 JR横須賀駅で伊豆急2100系「黒船電車」展示イベントを開催へ 2018/04/26 大井川鐵道、トーマスフェアにて新キャラクター「ウィンストン」登場へ 2018/04/26 JR九州、特別企画乗車券「4枚きっぷ」の発売を終了へ 2018/04/25 東武鉄道、「尾瀬夜行23:55」を特急車両「リバティ」で運行へ 2018/04/25 鉄道博物館、車両ステーションがリニューアルオープン 2018/04/24 N700Sにも研究成果を反映 JR東海「小牧研究施設」 2018/04/20 JR名古屋駅上の「JRゲートタワー」が開業1周
昨年10月、九州旅客鉄道(JR九州)は、本州のJR三社から遅れること約20年で上場を果たした。 同社の鉄道事業は、豪華寝台列車「ななつ星in九州」をはじめとするユニークな列車で特色を打ち出し、非鉄道事業ではマンション開発やホテル、外食、ドラッグストアなどで稼ぐ力を蓄えてきた。非鉄道事業は、2015年度で連結売上高の6割以上を占めており、その比率はJR貨物を除くJRグループの中で最も高かった。 そんなJR九州は、駅周辺の街づくりという観点でも、独自の進化を続けてきた。核となるのは駅ビルだが、単なる商業施設にしないように試行錯誤してきたのだ。ただでさえ駅ビルはその立地の優位性から集客しやすく、周辺の商店街の顧客を奪うなどして、独り勝ちになりがちだ。 2015年に開業した大分駅の「JRおおいたシティ」は、その中にあるテナントを見ると、首都圏の駅ビルと比べても目新しさはあまり感じない。「ユニクロ」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く