小田急線がトップ 最も輸送人員が多いのが、小田急線の世田谷代田→下北沢間の58,585人。この区間は、複々線化の完成により輸送力が増強されていて、混雑率は117%に収まっています。 2位が東京メトロ千代田線の町屋→西日暮里間、3位がJR中央線快速の中野→新宿、4位が東京メトロ東西線の木場→門前仲町間となっています。ここまでが、ラッシュピーク時の輸送人員5万人超えです。 ただし、小田急線は複々線の輸送人員を同一カウントしていますが、中央線は並行する緩行線(総武線)の数字を含んでいません。中央緩行線の最混雑区間は代々木→千駄ヶ谷です。 輸送人員が多いのに混雑していない区間 上位路線で、混雑率が100を切っているのは、東京メトロ半蔵門線渋谷→表参道、JR常磐線三河島→日暮里、東武東上線北池袋→池袋、JR京葉線葛西臨海公園→新木場、JR山手線上野→御徒町、相鉄本線平沼橋→横浜、京急本線戸部→横浜で
トヨタは10年越しの改革で何を実現したのか? 「もっといいクルマ」の本質:池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/6 ページ) 月が変わって、今さら決算の話でもないかもしれないが、当期もまたトヨタの決算はエグかった。とりあえずその感触をつかむために、前期と当期の諸々の数字を比較してみよう。 販売台数は、部品不足の最中でありながら、764万6000台から823万台(107.6%)の成長。 営業収益は27兆2145億円から31兆3795億円(115.3%)に。 原材料高騰の中、営業利益は2兆1977億円から2兆9956億円(136.3%)に。 営業利益率は8.1%から9.5%に0.6ポイント増加。 税引前利益は2兆9323億円から3兆9905億円(136.1%)に。 ※決算概要記事 まあ、スゴいとしか言いようがないのだが、今回の趣旨は、このまま詳細な決算の分析を続けることではない。こんな結果を
発表済データはコロナ前と抽象的な表現とされていますが、無塗装+VVVF車両数の車両数比率から2019年度末のデータであることが読み取れます。 2020年度・2021年度の車両の動きを加えると、2022年度の車両の動きは40000系30両が新造されるため、62両の在来車の廃車が計画されていることが分かります。このうち8両は先日多くのファンに惜しまれつつ引退した旧2000系8両編成の2007Fですが、これ以外にも54両もの車両が旅立つこととなるようです。 2022年3月12日のダイヤ改正では朝夕だけでなく日中時間帯のダイヤ見直しを大規模に実施しているものの、最大所要数である朝ラッシュは池袋線で1列車・新宿線で3列車の減便です。単純に減便余剰分である8両編成4本相当と、40000系投入による10両編成3本相当が老朽廃車と考えれば、至極納得のいく廃車計画です。 また、他社車両の“出物”を次年度まで
ダブルクリックで表示できる便利さ! 多くの方は、日本政府のデジタル庁が公開しているコロナワクチンの接種証明書アプリをインストールされていることと思う。この接種証明を、iPhoneのウォレットに収納できることはご存知だろうか? ウォレットに入れておけば、いつでもサイドボタンをダブルクリックするだけで表示することができるし、Apple Watchを持っていれば、Apple Watchのサイドボタンのダブルクリックでも表示できる。 今でこそ、接種証明を表示しなければならない機会が少ないが、今後ルールの制定次第では飲食店に入る時にワクチン接種証明を表示する必要が生まれたりするかもしれない。ウォレットに入れておけば、そうなっても瞬時に表示することができる。 ワクチン証明をウォレットに取り込むにはちょっとコツがある。 ワクチン証明のQRコードを、iPhoneのカメラで撮影する必要があるのだ。表示してる
国土交通省は1月17日、個人タクシードライバーの若返りを図る措置を導入すると発表した。 1人1車制個人タクシー事業は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大に伴って、事業譲渡を希望するドライバーと譲受を希望するドライバーの面会できる機会が激減し、譲渡譲受も滞っている。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるタクシー需要も減少し、タクシー運転者の中には、法人タクシーから解雇され、個人タクシーの営業に必要となる地理試験が免除対象となる、法人タクシーでの一定の勤務継続期間を満たさなくなったケースもある。 こうした問題を受けて今回、個人タクシードライバーの若返りを図る制度を導入する。新型コロナウイルス感染症による影響があった期間に廃業した個人タクシーの件数分、新規で個人タクシー許可を認めるなどの措置を実施する。2022年度、2023年度にに廃業した 75歳以上の個人タクシーの運転者数を5
「業界最安水準」は京王に 1km~40kmの区間でみてみると、東急が最安値なのは2区分にとどまり、単独で最安値なのは25kmの1区分だけとなります。「業界最安水準」の座を京王電鉄が冠することは一目瞭然です。 東急は1km~13kmでは多くの区分で他の4社より高く、東京から神奈川県方面へ向かう鉄道会社では、最も運賃水準が高くなります。 山手線を基準にすると、世田谷区、目黒区、大田区といったエリアまでの運賃がお高めです。 8~10kmで高く 8~10kmの運賃230円は他社より際立って高く、京王より50~70円、JRより60円も高くなります。東横線で渋谷~田園調布、多摩川間、田園都市線で渋谷~用賀、二子玉川間が該当します。 この新運賃230円区間(8~11km)は、現行運賃200円から15%の値上げとなり、今回の値上げ率としては全運賃区間で最高です。同運賃区間に該当する五反田~蒲田間は、JRの
12月20日から、日本の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の公開が始まった。マイナンバーカードを使って登録する仕組みだが、登録フェーズがシンプルかつスムーズであることなどもあって、過去の「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」と比べ、現時点での評判は良いようだ。 一方、マイナンバーカードやパスポートに旧名・別姓が併記されているとアプリからの登録ができない、という制限もあり、物議を醸している部分もある。 あらためて、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の位置付けと背景について考えてみたい。 数分で証明書発行、とても簡単でよくできたアプリ 「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」(以下接種証明書アプリ)は、デジタル庁が担当する形で開発が進められたアプリだ。 正式に開発の方針が決定したのは8月末のこと。7月末より、主に海外渡航者向けに紙の文書として発行が始まっていた接種証明書につい
2022年3月12日に実施される鉄道各社のダイヤ改正の概要が発表されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、運転本数削減など寂しい話題が多いですが、新型車両導入など明るいトピックスもあります。 そこで、今回のダイヤ改正の注目ポイントをランキング形式でまとめました。ランキング順位は筆者の主観で、旅行者にとって関心の高い内容と、サプライズ性が高いものを上位にしています。似たトピックは近い順位に並べ、全国のダイヤ改正の傾向が理解しやすいようにしてあります。 なお、ランキングの異論は認めます。 1位 小田急VSE引退 画像:小田急プレスリリース 今回のダイヤ改正で大きな話題となったのが、小田急ロマンスカー50000形VSEの引退です。真っ白な車体に広々とした展望席を設け、ロマンスカーのなかでも別格の存在感を示してきた人気車両です。 車齢は17年にすぎず、引退にはやや早い印象もあり、発表に驚きの声
2022年3月ダイヤ改正で、首都圏のJR線普通列車のグリーン車エリアが縮小します。東北線・宇都宮~黒磯間でグリーン車の扱いがなくなるほか、常磐線では系統分離により日中時間帯は利用できない列車が増えます。 宇都宮~黒磯間ワンマン化 JR東日本は、2022年3月12日ダイヤ改正で、首都圏の一部郊外路線で系統を分離します。まず、東北線(宇都宮線)では、宇都宮~黒磯間にE131系を投入。3両または6両編成でワンマン運転を実施します。 これにともない、東北線普通列車は原則として宇都宮で系統を分離し、黒磯発着の東京方面直通列車は廃止されます。そのため宇都宮~黒磯間でグリーン車を連結する列車がなくなります。JR東日本は、同区間でのグリーン車営業を終了すると、正式に告知しました。 黒磯発着の東京方面直通は、朝夜に数本が設定されているだけですが、一部列車は熱海まで267.9kmを走ります。この首都圏最長の普
小田急が2022年3月12日ダイヤ改正の概要を発表しました。VSEの運行を廃止し、「はこね号」を減便するほか、急行なども削減します。発表内容を読み解いていきましょう。 VSE定期運行終了へ 小田急の2022年3月ダイヤ改正で最も驚かされたのは、特急ロマンスカー・VSE50000形の定期運行終了です。真っ白な車体に広々とした展望席を設け、ロマンスカーのなかでも別格の存在感を示してきたVSE。2005年に運転開始した車両ですから、車齢は17年にすぎず、引退にはやや早い気がします。 小田急は運行終了の理由として車両の経年劣化や主要機器の更新困難を挙げていますが、それに加えてホームドアに対応しづらいことも問題だったのでしょう。VSEは連節車で1両あたりの車両長が短く、ドア位置が他の車両と大きく異なるからです。 小田急は2022年度以降にホームドアの設置を本格化しますので、そのまえにVSE引退という
両備グループの岡山県南・広島東部エリアで路線バスを運行する、両備バス、東備バス、岡山電気軌道、中国バス、井笠バスでは現在、公共交通の利用促進を目的としたキャンペーンをWEB上で開催中だ。 文:古川智規(バスマガジン編集部) 【画像ギャラリー】両備グループが「がけっぷち!」キャンペーン2021ページを公開!(8枚)画像ギャラリー 「がけっぷち!」キャンペーンとは!? 11月28日に岡山市で開催された路線バス・路面電車の運賃無料DAYに合わせた「がけっぷち!」キャンペーンページを公開中だ。 今後は岡山県南・広島東部エリアで様々な施策を展開する予定。2021年の企画では、スタンプラリー、路面電車運転体験、バスの迷路で宝探しなどのイベントを予定している。
深澤社長が明かす JR東日本の深澤祐二社長は、11月9日の定例会見で、2022年3月春のダイヤ改正において、新幹線と在来線の運行本数の削減(減便)や、1列車あたりの車両台数を減らす(減車)方針を明らかにしました。減便・減車はJR東日本の全エリアが対象で、首都圏を含みます。 減便・減車は、新型コロナウイルス感染症の影響で出張や旅行などの需要が減り、鉄道の利用客が少なくなっているためです。JR東日本の10月の鉄道の利用客は、感染拡大前の2019年と比べて、新幹線は54%、在来線は60%です。直近は利用者の回復傾向がみられるもの、首都圏の通勤電車でも8割程度の回復にとどまっているとみられます。 減便の対象となる路線や本数に関しては明らかにしていませんが、深澤社長は会見で「かなり大規模になる」と述べました。一方で、利用状況が回復するなど、混雑が予想される場合には臨時列車を運行するといった、柔軟な対
10月1日は東海道新幹線の開業記念日です。2021年で57歳。この日、東海道新幹線に大きな変化が起きました。 10月1日、開業57年の東海道新幹線に新たな車両「S Work車両」ができた 全ての「のぞみ」の7号車(普通車指定席)が「S Work車両」になったのです。 何それ、楽しいの? 何が違うの? どう使うの?──。今回は東海道新幹線の新たな車両「S Work車両」のポイントをじっくり解説していきます。 のぞみの「7号車」がS Work車両になった 【S Work車両のポイント 1】座席での携帯電話通話が「許容」となる S Work車両は、東海道新幹線へ新たに設定された「ビジネスパーソン向け」の車両です。「もっと快適」に車内で仕事を続けられるようにしました。 「アレ? 今までだって仕事はできたよ。ノートPCを使っている人は多いし、最新のN700Sは全席電源コンセント付きになったし。無料W
京急電鉄は久里浜線京急久里浜~三崎口間の運行本数を削減します。平日日中は20分間隔に減便します。人口減少で利用者が減少しているところに、コロナが追い打ちをかけました。 久里浜~三崎口間 京急は2021年10月18日から、久里浜線の京急久里浜~三崎口間について、平日日中時間帯(11時~15時)で本数を毎時3~4本に削減し、おおむね20分間隔とすることを発表しました。 現在の京急久里浜線では、日中時間帯の三崎口発着の全ての列車が横浜・品川方面直通の快特として運転しています。8両編成の列車が毎時6本、約10分間隔の設定です。 これを毎時3本、約20分間隔に減便することになります。具体的な時刻などは以下の通りです。減便は平日のみで、土休日はこれまで通り毎時6本を維持します。 過大な輸送力 平日日中時間帯限定ですが、列車本数を半減するのですから、沿線利用者には衝撃が大きいでしょう。 三崎口駅ではバス
京浜急行電鉄は15日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の長期化に伴う乗務員の罹患防止対策や乗客の利用状況に鑑み、久里浜線の京急久里浜~三崎口間において、10月18日から平日日中時間帯(11~15時)の一部ダイヤを変更すると発表した。 京急久里浜~三崎口間で一部ダイヤを変更。三崎口駅発着の快特の一部列車が京急久里浜駅発着に 一部ダイヤの変更は平日ダイヤを対象に行われ、土休日ダイヤは変更されない。京急久里浜~三崎口間において、平日日中の11~15時に運転される列車(種別はすべて快特)の本数を毎時6本から毎時3~4本に変更し、現行の10分間隔からおおむね20分間隔の運行とする。 この変更により、京急久里浜~三崎口間で下り10本・上り10本、計20本の列車が運休となる。なお、その他の区間は一部列車の発車時刻変更などあるものの、おおむね通常通り、現行ダイヤ(運転本数)で運行するとのこと。
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