「球体型で移動する船は世界初。ボートを使い20分程で移動することもできるが、面白い船をつくることで、移動中も来場客を楽しませたいと考えていた。変なホテルに次ぐブランドに育てていきたい」(同社) 製造したオクムラボート販売(兵庫県姫路市)の奥村雅晴社長は「バランスを保つための設計に苦労した。船の最下部に4トンの重りを積むことで、波で揺れても傾かないようにした」と説明した。 ハウステンボスは「当面は2艇で運営するが、中長期的には約20艇に増やし、全国へ横展開していく」としている。 関連記事 「変なホテル」総支配人が語る、完全無人化が不可能な理由 ロボット化を積極的に進める「変なホテル」。開業から2年経ったいま、どんなことが分かってきたのだろうか。「ロボットに任せられること」「人間にしかできないこと」は何か。変なホテルの総支配人に話を聞いた。 ハウステンボス、今後は「変なバー」オープン ハウステ