チキン@ライター @HeroofChickens フリーランスのライター4年目。リストラがきっかけ。Kindle出版1位、Kindleプロデュースで1位・ベストセラー取得。商業出版のブックライティング中(2024年の5月ごろ出版かな?) webwhiter-skill.com/job/
わかった風なオトナは、現代を「答えのない時代」と呼びたがる。 いわゆる、「正解が無い」という意味だろう。そして若者に向かって、「今までのやり方は通用しない」と脅す。正解を探すよりも、選んだ答えを正解にする努力が必要だとドヤる。 これは、知的怠惰だ。 正解の領域がハッキリしたものと、予測不能なものがあるだけだ。いつの時代でも同じことで、答えを求めて問い続けることが重要だ。「正解が無い」からといって問うのを切り捨てるのは、問うのを止めた言い訳に過ぎぬ。「今までのやり方は通用しない」のは当のオトナなのである。 では、予測不能なものを、どう正解に近づけるか? それは、問いの精度による。 漠然とした問いだと、漠然とした答えしか返ってこない(Garbage In, Garbage Out)。「未来はどうなる?」という問いからは、無数の答えに不安になる。だが、「未来をどうする?」という問いなら、答えは「
アメリカ空軍のAI搭載ドローンが、「標的を特定して破壊する」というミッションを想定した模擬テストのシミュレーションで、人間のオペレーターを殺害する判断を下していたことがわかりました。「オペレーターを狙わないように」とトレーニングすると、今度はオペレーターがドローンとの通信に用いる通信塔を攻撃したとのことです。 Highlights from the RAeS Future Combat Air & Space Capabilities Summit https://www.aerosociety.com/news/highlights-from-the-raes-future-combat-air-space-capabilities-summit/ AI-Controlled Drone Goes Rogue, 'Kills' Human Operator in USAF Simulat
◆◆◆ 「確率的に確からしい」という言葉を続けるロボット ――最近、ChatGPTという言葉をよくインターネットで目にします。なんとなく「こんなことができるのかな……?」というイメージは湧いているのですが、具体的なサービス内容を簡単に教えてもらえるでしょうか。 深津貴之氏(以下、深津) 一言で言えば「人間の言葉で質問すると、人間の言葉で答えてくれるロボット」です。 例えば、質問に答えてくれたり、相談に乗ってくれたり、長文を要約してくれたり……。これまでの“検索”とは違って、人間的な知性があるかのように“文章で返答をしてくれる”のが大きな特徴というサービスですね。 お昼ごはんについて質問したときの回答。これまでの“検索”とは良くも悪くも勝手が違うことがよくわかる これはAIに大量の単語を学習させることで、「直前の単語に対して、最も可能性が高い次の単語を予測している」んです。例えば「むかしむか
米紙ウォールストリート・ジャーナルは10日、米アマゾン・ドット・コムが、音声アシスタント機能「アレクサ」を擁するデバイス部門を含む不採算事業部門を見直していると報じた。コスト削減が目的という。(2022年 ロイター/Brendan McDermid) [10日 ロイター] - 米紙ウォールストリート・ジャーナルは10日、米アマゾン・ドット・コムが、音声アシスタント機能「アレクサ」を擁するデバイス部門を含む不採算事業部門を見直していると報じた。コスト削減が目的という。 報道によると、アマゾンは数カ月に及ぶ見直しを経て、複数の不採算部門の従業員に対し他部署への異動を検討するよう指示した。また、特定のチームからより収益性の高い分野への配置転換を進め、ロボットや小売りなどの分野でチームを閉鎖している。
自動運転の実現の難しさは、大きくわけて以下の3点に整理できる。 ①責任の所在 自動運転車が事故を起こした場合、誰が責任を追うのか?誰が過料あるいは損害賠償を支払うのか? システムが暴走し、運転者の介入できる余地なく事故を起こした場合は?システムが暴走したものの、運転者がもしその場で手動運転に切り替えれば事故を防げていたところ、切り替えなかったので事故を起こした場合は? この時システム側はアラートを発していたとしたらどうだろう?システムに不具合が生じ、即座に運転者に操作権が移ったが、運転者のほうが瞬時に対応しきれずに事故を起こした場合は?②運転者のモラル・運転技術の低下 システムがどうしても運転不能になった場合(システムの不調や障害のほか、道路状況、車体状況によるもの)、運転者が正しく操作を受け継ぐことはできるのか? このため、運転免許や運転技術を持っていない者は結局自動運転車の運転席には座
あのビル・ゲイツが2018年の年間ベストブックに選出した本だ。読んでみるしかない。テーマは未来の兵器と戦争。未来といってもすぐそこにある未来だ。 爆発的に普及したスマホのおかげで高度な機能を持つ電子部品の価格が劇的に安くなった。その結果、爆弾を運搬するミサイルやドローンなどの飛行体、機関銃をもつ戦闘ロボットなども安価に大量生産することが可能になった。いわば無人兵器の群れが戦争に参加する時代になりつつある。 一方で、人工知能の発達はとどまるところを知らない。すでに将棋や囲碁で人間を打ち負かすだけでなく、民生レベルでも顔の識別や自動運転まで実用化されはじめた。 その二つの技術が軍事用として組み合わさられると、近い将来、無数の人工知能搭載兵器が相手国を襲うことになる。ロボット同士、ドローン同士の戦闘にとどまれば単なる技術資源を争う競争でしかない。しかしいったん、その矛先が人間に向けられたとき、は
自律型兵器に関する、一般読者向けの最良の道案内となるノンフィクション──『無人の兵団──AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争』 無人兵器についての一般向けのノンフィクションはこれまでも出ていたが、ようやく最新の政治、技術を踏まえた上で自律型兵器を網羅的に語ってくれる本が現れた! これから紹介する、ポール・シャーレ『無人の兵団──AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争』がまさにそれで、「自律型兵器とはなんなのか、その定義」、「自律型兵器にどこまでの決定権をもたせるかについて、軍事的な意思決定権を持つ人間はどう考えているのか?」、「これまでの歴史の中で武器・兵器を使用禁止にした法律はどの程度の達成率で、成功要因はどこにあるのか?」 といった、自律型兵器の最新の技術・運用動向だけではなく、それがもたらす社会、歴史的観点から「倫理的、道徳的、国際法的な観点からどうあるべきなのか?」と問いかけてい
2017年5月に囲碁の世界チャンピオンである「柯潔」氏との対局で、AIが3戦全勝して話題になった話を覚えていますか?手数があまりにも多く、勝利までのパターンを掴みにくい囲碁では、AIが棋士に対して勝利するのは困難であろうとされていました。囲碁の世界チャンピオンに「Google」が開発した「アルファ碁(AlphaGo)」が完勝したニュースは、世界の話題をさらいました。 囲碁に限らず近年はソフトバンクの「Pepper」など、AIロボットが各産業で本格的に活用され始めました。そして来る2045年には、AIが人間を超越する「シンギュラリティ(Singularity)」が起こると予想されています。シンギュラリティが起こると仕事から日常生活まで我々の社会は強い影響を受け、現在からは予想もつかないような変化がもたらされるでしょう。 このシンギュラリティ、何となくわかってはいても詳しい内容は知らない、とい
絵本『ウォーリーをさがせ!』(北米版は『Where's Waldo?』)のページから、自動でウォーリーを見つけ出すロボット「Waldo」が誕生してしまいました。同作の醍醐味を数秒で奪い去る悪魔の発明。 ウォーリーはどこだ…… ページ中の顔をすべて抽出 あらかじめ学習していたウォーリーの顔と一致するものを発見 ドンッ、ここだぞ 米広告制作会社redpepperが顔認識技術を応用して開発。ウォーリーの画像を大量に読み込ませ、システムに学習させています。 手本として、バストアップや全身などさまざまなパターンのウォーリーを用意 テストした結果、高精度でウォーリーを認識できるように ハードウェアはRaspberry Piを軸に製作。絵本を見せると全体から全ての顔を抽出してシステムと照合します。そして、学習内容との一致度が95%以上の顔をウォーリーと認識し、アームでビシッと指し示します。現時点ではプロ
中国のEC最大手・阿里巴巴集団(アリババ)のジャック・マー(馬雲)会長が1月24日、世界経済フォーラム(通称「ダボス会議」)で登壇し、テクノロジーのインパクトやグローバル化、そして女性の活躍などについて語った。 ブルームバーグの長者番付「ビリオネア ・インデックス」で13位(500億ドル)にランクインしているが、過去には就職活動で30回も落とされるなど失敗を何度も繰り返したことで知られているマー会長。 そんな彼が、若者に「覚えておいてほしい」と訴えたこととは。登壇で語ったこと一部を紹介する。 テクノロジーが進化していっても、大事なのは「自分自身」 私たちは、世界がテクノロジーによって大きな変化を遂げているという、恵まれた時代にいます。 多くの本には、200年前に起きた産業革命で偉人が登場したことが書かれています。100年前には、電気といった第二次産業革命が起きて、成功する人々がでてきました
人工知能(AI)を搭載したAIスピーカーが日本に上陸した。ここ数年日本ではコミュニケーションロボットが相次ぎ登場したが、実証実験や試験導入にとどまる例が少なくない。ロボットに比べ機能をそぎ落としたAIスピーカーはどんな変化をもたらすのか。コミュニケーションロボットを研究する大阪大学の石黒浩特別教授に聞いた。 ―AIスピーカーへの受け止めは。 「AIスピーカーは対話ができず、『音声入力スイッチ』や『音声入力検索器』といったところだ。音楽再生や天気確認以外の用途が広がらないと厳しいだろう。人間のパートナーになるには対話が必要になる。コミュニケーションロボットが本命だ。少し前のコミュニケーションロボットは音声認識が弱かった。アマゾンのAIスピーカー『エコー』が売れたおかげでマイクロホンアレイの単価が下がった。マイクロホンアレイは複数のマイクを組み合わせて生活雑音とユーザーの声を聞き分ける。この効
[Noah Smith, “What we didn’t get,” Noahpinion, September 24, 2017] 先日,1980年代と1990年代のサイバーパンク SF がいまの世界について多くのことをいかに正確に予測していたかという話題で Twitter に連投したらけっこう好評だった.現代社会はなにもかもがネットに接続されてつながっているけど,同時に,なにもかもが不平等だ――ギブソンが好んでよく言ってたように,「未来はここにある,ただ均等に分布してないだけだ.」 ハッカー,サイバー戦争,オンライン心理戦は,みんなの政治経済生活でおなじみのものになっている.億万長者たちは宇宙ロケットをつくったり政府に協力して国民監視に手を貸したりしてる.白人労働階級は廃棄コンテナを住居にして有毒な水を飲んで暮らしてる.在野の趣味人たちが身体改造や遺伝子工学に手を染めてる一方で,実験室
宅配業界で人手不足が深刻になる中、開発が進められている、無人の自動運転ですしを配達する車が13日、公開されました。 全長1メートル30センチ、高さは1メートルの小さな箱型の車両で、ドライバーが乗るスペースはなく、最も速くても時速6キロと、人が歩く程度のスピードで走ります。 60人前のすしを運ぶことができるということで、利用者はスマートフォンのアプリで受け取る場所を指定し、車にスマホをかざして鍵を開けて、すしを取り出す仕組みです。 両社は安全性をさらに高め、歩道を走る使い方を目指していますが、こうした車両が歩道を走ることを想定した法律がないため、国に法整備を働きかけていくとしています。 ベンチャー企業「ZMP」の谷口恒社長は「すしだけでなく、幅広い商品の物流に貢献していきたい」と話しています。 無人の自動運転車はドライバーの人手不足が深刻な宅配や、タクシーやバスといった公共交通機関の車両に活
人工知能に「仕事を奪われる」ことの何がいけないのか?:真説・人工知能に関する12の誤解(2)(1/3 ページ) 人工知能に仕事が奪われる――。この言葉は、昨今の人工知能ブームを生んだ原因の1つでしょう。しかし、言葉だけが先行してしまい、誤った認識が広まっているのも事実だと言えます。 日本における第3次人工知能ブームのキッカケの1つは、2013年9月に発表されたマイケル・A・オズボーン博士の「THE FUTURE OF EMPLOYMENT」という論文だと私は思っています。“10年後になくなる職業について分析した論文”といえば、覚えのある方もいるのではないでしょうか。 この論文には「米国労働省が定めた702の職業のうち、自動化される可能性が高い仕事は47%ある」という衝撃的な結果がまとめられています。中には自動化は無理だと思われるバーテンダーなどの職業も含まれており、「なぜロボットが代替可能
絵筆で絵を描くロボットが競う絵画コンテスト「Robot Art competition」2017.05.03 15:108,732 たもり ロボットも絵を描く時代に。 今年で2回目となるRobot Art competitionは、ロボットアームに絵筆を取り付けて絵画を描かせるコンテスト。ロボティクスで視覚的に美しいものの制作に挑戦することをゴールとしています。 このコンテストには、オリジナル作品部門と参考画像に基づいた作品部門の2つのカテゴリーがあり、それぞれ6作品までエントリーできます。絵を描くロボットアームは市販品でもカスタム品でもOKとのことで、同コンテストにエントリーするために38の学校や研究機関が1年かけて絵を描けるロボット作りに励んだとか。そのかいあって、今年は198作品ものエントリーがあったそうです。 これはMingJyunさんが公開した、 昨年の優勝チーム、国立台湾大学の
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