感想に関するmokkei1978のブックマーク (8)

  • 「乙嫁語り」森薫 | 族長の初夏

    まさに森薫の、森薫による、森薫のための漫画。「民族衣装描きたいいい!」という作者の叫びが紙面から聞こえてきそうな、恐るべき描き込みの細かさです。しかもトーンワークの一部を除いて、作画作業のほぼすべてを森薫ひとりでこなしているのだとか。これはもう、「仕事だから手をぬかない」とかいうまともな道理の通じる次元ではないってことなんでしょうかね。人の気のすむまで描いて描いて描き倒す、その筆ゆきを読者はただ見守ることしかできないのではないか。そんな気さえしてしまいます。エマの連載期間中に劇的な進歩をとげたこの人の絵が今後どう変化していくのか、楽しみでもあり、少々恐ろしくもあり。 「乙嫁語り」の舞台は19世紀中央アジアのカスピ海沿岸地域で、劇中の衣装もそのあたりのものを参考にデザインされているらしいです。では、元ネタにあたる実際のその土地の民族衣装はどういう感じなんだろう。気になって検索してみたんです

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    mokkei1978 2009/10/25
    「乙嫁語り」。"本人の気のすむまで描いて描いて描き倒す、その筆ゆきを読者はただ見守ることしかできない"
  • 長谷川町蔵の文章: ジョン・ヒューズは決して死なない

    2009年8月8日 ジョン・ヒューズは決して死なない 「アメリカ学園映画?『ビバヒル』とか『超能力学園Z』みたいなやつ?」そんな奴はまさかもういないとは思うけど、もし君がそうだったら、可能な限り早く以下の映画を見て欲しい。『すてきな片想い』『ブレックファスト・クラブ』『ときめきサイエンス 』『プリティ・イン・ピンク』『フェリスはある朝突然に』そして『恋しくて』。これだけでいい。全てがここに詰まっているから。ジョン・ヒューズは脚家/監督/プロデューサーとして80年代にこれらの傑作群をわずか4年の間に発表した映画作家だ。 コピーライターから、パロディ雑誌「ナショナルランプーン」のスタッフライターを経て、同社製作の『ナショナル・ランプーン/パニック同窓会』の脚家としてハリウッドデビューしたヒューズは、ティーン向けコメディに転じ、1984年に『すてきな片想い』で監督デビューした。ストーリーは主

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    mokkei1978 2009/08/09
    全然観てなかった。”『すてきな片想い』『ブレックファスト・クラブ』『ときめきサイエンス 』『プリティ・イン・ピンク』『フェリスはある朝突然に』そして『恋しくて』。”
  • 肉食系を越えた男子の必修科目「フェイクシティ ある男のルール」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    「フェイクシティ ある男のルール」鑑賞。 LA暗黒専門作家ジェイムス・エルロイ自身の脚による、アメリカン・ノワール。 ボクはブ厚いが読めないので、エルロイは「ホプキンス」シリーズしか読んでいない。主人公の刑事、ホプキンスは2メートルを越す巨大な体躯のクセに“ブレーン”とあだ名される程キレ者で、超がつく女好き。そして子供の頃ワッツ暴動時に負ったトラウマで大きな音が苦手。狡猾な犯人を追うのだが、シリーズを重ねるごとにホプキンスの精神状態は悪化していき、3冊目では正義のために正義を踏みにじる“正義狂人”と化していく。ボクはそんなに刑事ものを読まないのだけれど、唯一と言ってよいほど熱心にシリーズ全部(と言っても3冊だけど)を読んだ。 中庸さがまるで無い、アクセルベタ踏み、ギアはトップかバックか、いずれにせよ猛スピードで活動し続けていなければ爆発してしまうようなキャラクターに惚れた。 日を代表

    肉食系を越えた男子の必修科目「フェイクシティ ある男のルール」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
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    mokkei1978 2009/02/26
    紹介文まで格好良い。"とにかく映し出されるすべての映像の治安が悪い。"
  • 今日のお題・・・・・・・・・・『北陸代理戦争』(1977年 日本) - HOGHUGの日記  

    (監督:深作欣二 脚:高田宏治 出演:松方弘樹 野川由美子 伊吹吾郎 千葉真一 ハナ肇 西村晃 高橋洋子他)昭和38年、北陸福井を牛耳る富安組々長、安原(西村晃)は、同じ組の若頭、川田昇(松方弘樹)の手によって首から下を雪原に埋められ、その舎弟によって轢き殺されようとしていた。理由は安原が川田に組と最大のシノギになる競輪場の譲渡を反故にしたからだった。親にも手を掛ける北陸ヤクザの典型、川田に恐れをなした安原は、川田の兄貴分の万谷(ハナ肇)に仲介を依頼するが、この骨肉の親子喧嘩に関西最大の暴力団、浅田組直系金井組の金井(千葉真一)が目を付け、子分を引き連れ、福井攻略の口実に乗り込んで来た。金井の独断先行を面白く思わない浅田組の岡野(遠藤太津朗)、久保(成田三樹夫)の主流派を交え、福井は大阪ヤクザと北陸ヤクザの実弾が飛び交う血の修羅場と化す。抗争の末、万谷(ハナ肇)が富安組二代目を襲名し、瀕

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    mokkei1978 2009/02/25
    深作欣二のヤクザ映画。「県警対組織暴力」もすげー面白かった。"男盛りの松方弘樹主演映画の最高は?と聞かれれば俺は間違いなく本作を推す"
  • グディングス・リナ 「The Nightbird」 - ACID TANK

    The Nightbird~Goodings RINA NONSTOP COVER~posted with amazlet at 08.10.16グディングス・リナ ビクターエンタテインメント (2008-10-08) 売り上げランキング: 2989 Amazon.co.jp で詳細を見るドナルド・フェイゲン「The Nightfly」をもじったジャケットが印象的なGリナによるカバーアルバム。カバー曲をミックスCDとしてノン・ストップで繋いでいるのが面白いです。こちらで試聴できるので、まず聴いてほしいです。トラックリストはめ組のひと(ラッツ&スター)Shangri-La(電気グルーヴ)sure dance(米米クラブ)Frontin’(Pharrell)恋のメキシカン・ロック(橋 幸夫)SUNDAY MORNING(maroon 5)EVERY BREATH YOU TAKE(The Po

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    mokkei1978 2008/10/17
    "トラック作りのあまりの引き出しの多さとテクニックには圧倒されます。それでいながら「歌謡曲」が芯にある感じが、まるで女性版クレイジーケン。"
  • 『きみとぼくの壊れた世界』は、決断主義批判として読める - スマイル・トレーニング・センター

    まなめはうす★はてな村には寛容な人が多いのに ><http://d.hatena.ne.jp/chaturanga/20071010/p1(情報元:アルファブックマーカーの注目するエントリー) こういう話を聞くたびに、西尾維新のきみぼくを思い出す。個々は良いのに全体が悪くなる問題。例えば、奥さんの看病で会社を休んだために、仕事が失敗し会社が傾き顧客も損をし、顧客が海外だったりしたら国の信頼問題にまで発展するかもしれない。さて、悪かったのは何でしょう。 以前、まなめはうすさんから上のような言及があって、おもしろそうだから読んでみました。 で。いやあ、すごく面白かったですね。2003年の時点でこれを書いてたのかと。ライトノベルでこれほど感銘を受けたことはかつてありません。文章のリズムや引用・言及される作品もしっくりくるし。他の西尾作品も読んでみようかな。以下、読んで考えたことを少し書きますが、

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    mokkei1978 2007/10/23
    西尾維新作品。
  • 安野モヨコ『働きマン』4巻 ドラマ『働きマン』&『サプリ』とのかかわりで

    安野モヨコ『働きマン』4巻 ドラマ『働きマン』&『サプリ』とのかかわりで ※『働きマン』1巻の感想はこちら 松方は伊東美咲と菅野美穂どちらがよかったのか? 漫画原作のテレビドラマが当に増えた。増え過ぎだろう。 雑誌「サイゾー」07年10月号にグラフが出てたが、1990年には漫画原作のテレビドラマは1〜2しかなく90年代はせいぜい5程度で推移するのだが、2000年から急増し、2007年は40に達している。 原作とドラマ(実写映画)のクオリティの比較という問題が当然に発生する。 同誌の現役編集者の覆面座談会を読んでいると、 「C ……『働きマン』(講談社)や『おたんこナース』(小学館)みたいに、内容や段取りが問題になって、ドラマ化がご破算になるケースは後を絶ちませんね。 B 先に伊東美咲や観月ありさというキャスティングが決まっちゃってて、作家がキレたんだよね。『働きマン』なんか、アニメ

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    mokkei1978 2007/10/12
    この人の批評には毎回深く頷いてしまう。テレビドラマ版の物足りなさはそこにあったのかー、と納得したよ。
  • 映画「インランド・エンパイア」 - まどぎわ通信

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