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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (18)

  • 空き地の緑化で凶悪犯罪を減らせる、虐待も、研究が米国で続々

    米ミシガン州デトロイトでは、空き地に都市菜園を作る取り組みが行われている。研究によると、このような緑地を増やしたり、空き地の草刈りをしたりするだけでも犯罪率の低下につながっており、米国のさまざまな都市でも同様の効果が見られるという。(PHOTOGRAPH BY MELISSA FARLOW, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 米ミシガン州フリントに住むダーナル・イシュメル氏の自宅そばの空き地には、腰ほどの高さまで雑草が生い茂っていた。あまりに荒廃した雰囲気だったので、「外に出たくもありませんでした」という。「あたりにはイヌがたむろしており、草で対向車が見えず運転すらできない場所もありました」 それが約10年前の姿だった。当時、2014年に水道の汚染問題が明らかになる前のフリントは、凶悪犯罪率が高いことで有名だった。米連邦捜査局(FBI)のデータによると、2012年にフリン

    空き地の緑化で凶悪犯罪を減らせる、虐待も、研究が米国で続々
    momizikeiko
    momizikeiko 2023/12/26
    割れ窓理論と同じなのか
  • Netflix「タイガーキング」の園オーナー、動物展示が生涯禁止に

    2016年、米オクラホマ州ウィンウッドの自宅で、フェイスという名前のライライガーと座るジェフ・ロウ氏とローレン・ロウ氏夫。ライライガーとは、オスのライオンとメスのライガー(オスのライオンとメスのトラの子)の子のこと。米司法省は、ロウ夫が動物の健康を「深刻なリスク」にさらすことで連邦法に違反したと申し立てた。同省は2021年、夫は所有するエキゾチックアニマル146匹をすべて押収され、動物の展示を生涯禁じられた。(PHOTOGRAPH BY RUARIDH CONNELLAN/BARCROFTIMAGES / BARCROFT MEDIA VIA GETTY IMAGES) 2020年12月生まれのミラージュとシーザーは、米オクラホマ州の私設ふれあい動物園「グレーターウィンウッド・エキゾチックアニマルパーク」で生まれた多数のトラの最後の2頭であり、同園における繁殖および虐待とされる扱いの

    Netflix「タイガーキング」の園オーナー、動物展示が生涯禁止に
  • 絶滅とされた古代ローマ「幻の植物」をおそらく発見、食べてみた

    マームット・ミスキ氏の手のひらに置かれたフェルラ・ドルデアナの花。トルコ中央部ハッサン山の近くで採取したもの。(PHOTOGRAPH BY ALICE ZOO) 黄金の花を咲かせる植物「シルフィウム」は、古代ギリシャの勃興前からローマ帝国の最盛期まで、地中海世界で最も愛された材のひとつだった。 腹痛からイボの除去まであらゆる症状に効く万能薬とされたほか、レンズマメを煮込む際に香辛料として使われたり、最高級のフラミンゴ料理に添えられたりもした。ユリウス・カエサルがローマに君臨した時代には、黄金とともに500キロ以上のシルフィウムが宝物庫に貯蔵され、その苗には銀と同等の値がつけられたという。(参考記事:「古代ローマで大人気、万能調味料「ガルム」とは」) シルフィウムに関する最古の記録は、紀元前638年のもの。北アフリカ、現在のリビアがあるキレナイカの沿岸で「黒い雨」が降った後にこれが生えたと

    絶滅とされた古代ローマ「幻の植物」をおそらく発見、食べてみた
  • 白人奴隷主になりすました妻、奴隷夫妻の白昼の脱出劇

    奴隷として生まれたエレン・クラフトは、変装して夫と一緒に脱出に成功した。1860年に描かれた、1848年脱走時の彼女の姿。(MARY EVANS/ACI) 19世紀の米国南部では、多くの奴隷たちが自由を求めて果敢に北部への脱出を試みた。その多くは、奴隷の監視人や地元当局の目を避けるため闇にまぎれて行われた。だが、エレン・クラフトとその夫ウィリアムのやり方は違った。彼らの大胆な脱出劇は、白日の下に行われたのだ。 奴隷として生まれた二人 エレン・クラフトは1826年、ジョージア州クリントンに生まれた。父親は白人のジェームズ・スミス大佐で、アフリカ系米国人の母親マリアはスミスの奴隷だった。エレンは肌の色が明るく、スミスとそのとの間に生まれた子供たちにもよく似ていた。 そうした背景もあるだろう。1837年、スミスは自分の娘に、11歳のエレンを結婚祝いとして贈った。幼いエレンは、生まれた場所から2

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  • 謎に満ちた「ルリスタン青銅器」、誰が作ったのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    紀元前700年頃に作られたルリスタンの精巧な馬具。神話上の獣を手なずける角の生えた人物が表現されている。(ARTOKOLORO/ALAMY) 1920年代後半、精巧な青銅器が古美術品市場に溢れ出した。人物や動物をかたどった馬具やピン、浮き彫りを施したカップなど、どれも繊細で美しい品々ばかりだったが、その由来について詳しく知る者はいなかった。美術商たちに尋ねても、詳しい地名や集落ではなく、イランのザグロス山地にある一地方を示すのみだった。ルリスタン(現在のロレスタン)だ。 ルリスタン青銅器の氾濫は、1928年秋、イラン西部のハルシンという静かな町から始まった。ある農夫が畑で美しい青銅器をいくつか発見したのがきっかけだ。噂は広がり、やがて町には美術商が殺到するようになり、青銅器は博物館や個人収集家へと売り渡された。 学者や地元の人々の間からは、自分たちも青銅器を発掘したいという声が多かった。当

    謎に満ちた「ルリスタン青銅器」、誰が作ったのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 19世紀フランスでは違法、男装の女性考古学者デュラフォイの生涯

    100年前の条例に逆らい、ズボンを履いたジェーン・デュラフォイ。1800年11月以降、パリで女性がズボンを着用することは違法だった。この規則は「自由、平等、博愛」や、男性と同じ仕事をする権利、男性の服を着る権利などを女性たちが求めたことに対して、それを阻止するための方策だったと、歴史家は考えている。(ENSBA/RMN-GRAND PALAIS) 19世紀末のフランスの考古学者であり、探検家、作家でもあったジェーン・デュラフォイは、その生涯において政府から破格の栄誉と特権を与えられた。フランスで民間人に贈られる最高の賞であるレジオン・ドヌール勲章と、公共の場で男性の衣服を着用する特別な法的許可だ。 1851年フランス南部の都市トゥールーズに生まれたジェーン・マグレは、伝統的な家庭で育ち、その社会的・宗教的価値観を受け継いだ。彼女は、離婚に反対する敬虔なカトリック教徒であり、母国のために戦お

    19世紀フランスでは違法、男装の女性考古学者デュラフォイの生涯
  • 有名なバイキング戦士、実は女性だった

    兜、鎖かたびらを身に着け、恐るべきバイキングの姿を再現する人々。(PHOTOGRAPH BY DAVID GUTTENFELDER, NATIONAL GEOGRAPHIC) 今から1000年以上前、現在のスウェーデン南東部にあたるビルカという都市で、裕福なバイキングの戦士が葬られた。立派な墓には、剣と矢じりが添えられ、2頭の馬も一緒に埋葬されていた。バイキングの男にとって理想的な墓である……たいていの考古学者はそう考えていた。 ところが、研究者が遺骨のDNAを解析したところ、予想外の事実が確認された。墓の主は、女性だったのだ。 研究結果は、2017年9月8日付け学術誌「American Journal of Physical Anthropology」に掲載された。ヨーロッパ全土で何百年にもわたって交易と奇襲を行ってきた中世の船乗り、バイキングのありようについて、考古学者の間に驚きが広が

    有名なバイキング戦士、実は女性だった
    momizikeiko
    momizikeiko 2020/11/16
    遺骨が女性であったことよりも、現代の学問が『それが女性であると明らかに実証しなければそれは男性である』としてしまうことが面白い
  • 飛沫の「スーパー排出者」、コロナ感染拡大源の可能性

    2020年10月6日、韓国のソウルで新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、防護服を着て道路に消毒剤を散布する作業員。韓国では、新規陽性者が6日連続で100人を下回ったが、秋夕の連休中に多くのクラスターが報告されたことから、陽性者数が今後増加するとみられている。(PHOTOGRAPH BY CHUNG SUN-JUN, GETTY IMAGES) 2003年、SARS(重症急性呼吸器症候群)の感染拡大に世界が注目していたころ、オーストラリアにあるクイーンズランド工科大学の物理学者リディア・モラウスカ氏は、大気を汚染する微粒子を吸引すると人体にどのような影響が出るかについて研究していた。そのモラウスカ氏のもとへ、世界保健機関(WHO)から、SARSを発症させるコロナウイルスの感染メカニズムを調べている香港の研究チームに参加してほしいとの要請があった。 モラウスカ氏は、従来のアプローチとは対

    飛沫の「スーパー排出者」、コロナ感染拡大源の可能性
    momizikeiko
    momizikeiko 2020/11/15
    "多くの専門家は現在、室内の換気をよくし、マスクを着用することで、マイクロ飛沫に乗って拡大する新型コロナウイルスの感染を抑えられるという意見に同意している。"
  • 21歳妊婦の残酷すぎる死、白人至上主義の狂気

    この一連の記事には、一部に暴力的な写真が含まれています。文に述べられている残虐な事件の数々を物語る歴史的資料として、リンチによって殺害されたルービン・ステイシーの写真を掲載することは重要であると考えます。黒人に対する残虐なリンチを撮影した写真は、かつて白人至上主義を永続させるために使われていました。 人種差別の遺産を広く知らせるために活動している非営利団体「公正な裁きのイニシアティブ」は2018年、全米で初めて、リンチの犠牲者のための「平和と正義の国立記念碑」をアラバマ州モンゴメリーに建立した。 記念碑を構成する801の柱は、それぞれ高さ180センチ、さび色の鉄でできている。一が、リンチのあった801の郡を象徴し、そこで犠牲となった人々の名が刻まれている。天井の梁から下げられたそれらの柱は、首に縄をくくり付けられて木から吊るされた黒人男性、女性、子どもたちの体を連想させる。193

    21歳妊婦の残酷すぎる死、白人至上主義の狂気
  • 4年間で2万回超の奇妙な群発地震、ついに謎を解明

    2016年初頭、何の前触れもなく、南カリフォルニアで静かな群発地震が始まった。地震は毎日起こるわけではなく、そのほとんどが人間にはわからないほど小さな揺れだったが、何カ月たっても終息せず、回数は増えていった。 2018年の春には毎月数千回の小さな地震が発生するようになり、ランプが揺れるほどの地震も発生して、近くの町の住民を不安にさせた。4年間に発生した地震は2万2000回以上にのぼったが、発生源は謎に包まれていた。 この群発地震をこれまでで最高の分解能で調べた科学者チームがその原因を特定し、6月19日付けで学術誌「サイエンス」に論文を発表した。 今回の分析では、コンピューターアルゴリズムを用いて小さな地震が発生した場所と時間を明らかにし、蜘蛛の巣のように広がる断層破砕帯(断層の運動によって岩石が壊れて砕けた部分)沿いの群発地震活動の推移を驚くほど詳細に描き出した。完成した地図は、断層系に何

    4年間で2万回超の奇妙な群発地震、ついに謎を解明
  • 「ズーム疲れ」は脳に大きな負担、なぜ?

    パンデミックをきっかけにさまざまなビデオ会議ツールが使われるようになり、思いがけない社会実験がスタートしている。(PHOTOGRAPH BY BENJAMIN RASMUSSEN) 4月15日、米リーハイ大学の宗教学教授、ジョディ・アイクラー=レヴァイン氏はズーム(Zoom)での講義を終えると、そのまま仕事場として使っている客用寝室で眠りに落ちた。以前から講義は疲れるものではあったが、こんな「昏倒」するように寝入ってしまったのは初めてだという。 つい最近まで、アイクラー=レヴァイン氏は、実際の教室で大勢の学生を相手に講義を行っていた。そこでは、学生たちがどう感じているかを容易に把握できた。だが、新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミック(世界的大流行)によって、その環境は一変した。 世界の人たちと同じように、彼女の生活はバーチャル空間に追いやられた。リモート講義のほかにも、週に

    「ズーム疲れ」は脳に大きな負担、なぜ?
  • 新型コロナウイルスに感染するとこうなる

    2020年2月3日、封鎖されている武漢の病院で、回診中に肺のCTスキャン画像を見る医師。(PHOTOGRAPH BY STR/AFP VIA GETTY IMAGES) 中国で猛威を振るっている新型コロナウイルスについては、まだ知られていないことが多い。しかしひとつだけ確実なのは、このウイルスに感染すると、体中に異変が起きるということだ。(参考記事:「新型コロナ、インフルやエボラと比べた危険度は」) SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)のように動物から人間へ感染した過去のコロナウイルスは、通常の風邪ウイルスとは違い、多くの臓器に広がって様々な症状を引き起こした。今回の新型ウイルスも例外ではない。(参考記事:「MERSワクチン、開発が進まない理由」) わずか1カ月あまりで2000人以上の死者を出したのはそのせいだ。致死率はSARSの5分の1程度のようだが、死者数は既

    新型コロナウイルスに感染するとこうなる
  • 新型コロナ、ことごとくパニックに陥る理由と対策

    米バージニア州のスーパーマーケット「ターゲット」の商品棚。いつもならウェットティッシュや消毒液、トイレットペーパーが隙間なく並べられているが、新型コロナウイルスの影響で人々が買い占めに走ったため、今は空になっている。「パニック買い」を引き起こすものとは何か。心理学者たちは、強いストレスのある状況下で、自分で事態をコントロールしたいという欲求が根底にあるという。(PHOTOGRAPH BY WIN MCNAMEE, GETTY IMAGES) 新型コロナウイルスが世界に広がり始めると、トイレットペーパー、消毒液、マスクを求め、各地で客が店に殺到した。感染者の数が増え、各国の政府や自治体は大規模な集会を自粛させ、店を閉めさせて、他人と一定の「社会的距離」を保つよう促している。それが人々の不安をあおっていわゆる「パニック買い」を助長し、店の棚はあっという間に空になってしまった。 昔から人間は、予

    新型コロナ、ことごとくパニックに陥る理由と対策
  • 新型コロナ、WHOがパンデミックと宣言、制御は可能?

    市場で作業をする消毒サービス会社の従業員と、コロナウイルスに感染しないようマスクを着けた女性。2020年2月26日、韓国ソウル。(PHOTOGRAPH BY KIM HONG-JI, REUTERS) 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は3月11日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を「パンデミックとみなせる」とついに発表した。 ゲブレイエスス事務局長は記者会見で同時に、「感染の拡大と深刻さの驚くべきレベルと、対策不足を深く懸念している」との見解を示した。「これからの数日、数週間のうちに、感染者、死者、そして広がった国と地域の数はさらに増えるだろう」(参考記事:「新型コロナ、「春に終息」と言えないこれだけの理由」) WHOによると、3月12日の時点で感染は114の国と地域に広がり、感染者は11万8381人、死者は4292人に上った。イタリア、

    新型コロナ、WHOがパンデミックと宣言、制御は可能?
  • ニュージーランドが川に「法的な人格」を認めた理由

    ニュージーランド政府は、マオリの人々が祖先と仰ぐワンガヌイ川に法的な人格を認めた。 PHOTOGRAPH BY MATHIAS SVOLD ニュージーランド北島のワンガヌイ川は、流域に暮らすマオリの部族が700年以上にわたって支配し、大切に守り、かつ頼りにしてきたもので、彼らにとっては、聖なる力をもつ「アワ・トゥプア」(祖先の川)だ。しかし、19世紀半ばにヨーロッパ人が入植を始めると、この川に対するマオリの権限は徐々に奪われ、最終的には政府によって完全に消し去られた。 マオリの人々は川が汚され、衰弱していくさまをずっと見てきた。何よりも耐え難かったのは、広範囲に及ぶ水力発電開発の一環として、水源からの流れが来と異なる集水域に向けられ、上流域の自然な流れが奪われたことだった。人間において最も神聖な場所は頭であると考えるマオリにとって、上流域は祖先であるワンガヌイ川の頭に当たる。流れの改変は

    ニュージーランドが川に「法的な人格」を認めた理由
  • 犬や猫は「人間アレルギー」になるか

    毛が抜けたり、小さなかさぶたができたりする粟粒性皮膚炎はネコのアレルギー症状。頭部や首周りに出ることが多い。(Photograph by Amy White & Al Petteway, National Geographic Creative) 暖かく気持ちのよい春がきた。でも同時に招かれざる客もやってくる。アレルギーだ。 米ナショナル ジオグラフィック協会のスタッフ、エミリー・タイ氏は、以前からこんな疑問を持っていたという。「ネコがイヌに対してアレルギーを起こすことはあるのだろうか。その逆は?」 さらには、人間がペットのアレルゲンとなることがあるのかどうかも気になるところだ。 「答えは、すべてイエスです」と語るのは、米ワシントン州立大学獣医学部のレイリン・ファーンズワース氏。「まれではありますが、イヌは、ネコや人間の鱗屑(りんせつ)でアレルギーを起こすことがありますし、その逆もありえま

    犬や猫は「人間アレルギー」になるか
    momizikeiko
    momizikeiko 2020/02/20
    治療できることもあることに一番安堵した
  • アレクサンドロス大王の父の墳墓を特定か

    1970年代の終わりにギリシャのヴェルギナでこの墳墓を発掘した考古学者らは、被葬者は古代マケドニア王フィリッポス2世だと結論付けた。しかし、フィリッポス2世は近くにある別の墳墓に埋葬されていることを示唆する新しい証拠が見つかった。(Photograph by Petros Giannakouris, AP ) 新たな法医学的研究により、アレクサンドロス大王の父、古代マケドニア王フィリッポス2世の埋葬地を巡る長年の論争に終止符が打たれるかもしれない。 1977年および1978年にギリシャのヴェルギナで王家の墳墓3基が発掘されて以来、フィリッポス2世はこのうち第2墳墓(「フィリッポスの墓」と呼ばれる)に埋葬されたものと多くの考古学者が考えていた。ところが、このほど第1墳墓から発掘された成人男性の脚の骨を分析した結果、大きな槍傷の跡が見つかり、古代の文献にフィリッポス2世が339年の戦いで負った

    アレクサンドロス大王の父の墳墓を特定か
  • 特集:ローマ教皇を守るバチカンの衛兵 2007年2月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    Q:米国とメキシコの一部に生息するこちらのカメ。彼らのすみかはどこでしょう? 砂漠の地下に掘った巣穴樹木のてっぺん氷の張った水面下 文=ペニー・ライ 500年以上、カトリック教会の総山バチカンでローマ教皇を守り続けてきたスイス衛兵隊。色鮮やかな制服に身を包む、衛兵たちの素顔に迫る。 四半世紀余りにわたりカトリック教会を率いてきたローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が2005年4月に亡くなり、バチカンのシスティーナ礼拝堂ではじまった教皇選出会議に世界の注目が集まった。サン・ピエトロ大聖堂前の広場では、新教皇の誕生を知らせる「白い煙」が礼拝堂の煙突から出てくるのを多くの信者が見守っていた。しかし、彼らよりも先に、バチカンの城壁内に住んでいる人々は、新しい教皇が選出されたことを知った。 盛装したスイス衛兵たちが新しく選ばれた教皇を表敬するためにサン・ダマソの中庭へ向かっていく姿を、バチカンの住人たちは

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