Red Hatは、これまで提供してきたRed Hat Enterprise Linux対応のOpenJDKに対する商用サポートに加えて、Windows対応のOpenJDKの長期商用サポートの提供を発表しました。 #RedHat has announced commercial support for @OpenJDK on #Microsoft @Windows, furthering our commitment to #multicloud solutions https://t.co/QG87EFaGQR #OpenJDK pic.twitter.com/Kr7jaeM2x6 — Red Hat, Inc. (@RedHat) 2018年12月18日 Red Hatは同社がビルドしたOpenJDKをRed Hat Enterprise Linuxにバンドルし、LTS(Long Ter
昨今の代表的なJavaScriptフレームワーク(React、Vue.jsなど)には「仮想DOM(Virtual DOM)」という概念が採用されているので、フロントエンド界隈の人は一度は耳にしたことがあるだろう。ただ、仮想DOMについて学ぼうと検索してもヒットするのは「フレームワークの使い方」ばかり。踏み込んでいても概念の説明どまりで、仮想DOMがどのように実装されているか解説した記事はすくない。 ということで、当記事では理解を深めるために仮想DOMを使ったフレームワークを自作し、仮想DOMに入門する! そして、ReactやVue.jsを単なるブラックボックスのフレームワークではなく、中身を理解して使えるようになることを、当記事の目標とする。 フレームワークが完成すると以下のようなWebアプリケーションがつくれるようになる。 TOC 記事が長くなりそうなのでも目次 そもそもDOMとは? D
2018年7月、ZOZOSUITによる採寸を活かしたフォーマル・ラインナップを発表した時のZOZO前澤友作社長。この3カ月後、「ZOZOSUITいらなくなる」発言が飛び出した。 REUTERS/Kim Kyung-Hoon 「今後は、ZOZOSUITなしでPB(プライベートブランド)を購入できるようになります」 10月31日午後、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を展開するZOZOの前澤友作社長が、世界中への配布に着手していた、体型データを計測するZOZOSUITを将来的になくしていくことを明らかにすると、SNS上では悲喜こもごもの投稿が飛び交うとともに、夕方から夜にかけてZOZOSUIT廃止のニュースが一気に拡散されていった。 その後数日にわたって議論を巻き起こしたのは、前澤社長が会見で語った「ZOZOSUITがなくても、これまで集めたデータの機械学習などにより、最
10月18日から19日にかけて、アメリカ・シカゴでSeleniumConf Chicagoが開催されました。600人を超える開発者が集い、Selenium/Appiumを活用した自動テストについて20以上のセッションが行われました。この記事では、私が聴講したセッションを基に、Seleniumなどの自動テストを安定化・スケールさせるためにどのようなアプローチができるのかをご紹介します。 SeleniumConf Chicago SeleniumConfとは Selenium WebDriver(セレニウム・ウェブドライバー)はクロスブラウザ・クロスプラットフォームでブラウザ操作を自動化できるオープンソースのツールです。今年WebDriverの仕様がW3Cの勧告に到達したことでも話題になりました。 『「WebDriver」がW3Cの勧告に到達。Webブラウザのテスト自動化などを実現』(Publ
AWSが独自のOpenJDK「Amazon Corretto」発表。AWS内部で使っていたJavaを外部提供へ。Java 8は2023年まで、Java 11は2024年まで無償でLTSを提供 Amazon Web Services(AWS)は、OpenJDKのディストリビューション「Amazon Corretto」を発表しました。 Introducing Amazon Corretto – No-cost, multiplatform, production-ready distribution of OpenJDK! #corretto @Devoxx https://t.co/IFgyCXclRr pic.twitter.com/nIW5M6CIMX — AWS Open Source (@AWSOpen) 2018年11月14日 CorrettoはJavaでLTSが提供される2つのバ
マルチプラットフォーム(ubuntu、RHEL、Windows、MacOS)対応のLTSがついたOpenJDK互換のJavaリリースのアナウンスです! しばらく前に、Amazon LinuxでのJavaのLTSが発表され大きな話題となりました。 Amazon LinuxでのJavaのLTS (Long-Term Support)提供について 「ほぇー、AWSもやりおるやんけ!!」と感慨にふけっていたら、それの100倍ぐらい衝撃的なニュースが、Javaの神様James Goslingのツイートで飛び込んできました。 Just announced #amazon #Corretto at #devoxx. It is our distribution of OpenJDK. https://t.co/09cuPEqnex — James Gosling (@errcraft) 2018年11月
Red Hatの佐藤匡剛です。昨日、Red Hat Forum / Tech Nightにお越しいただいた方、ありがとうございました。 昨日のRed Hat Tech Night冒頭のトークセッションで、id:nekopこと木村さんから面白い発言があり、Twitterでも話題になっていたようなので、ちょっとフォローアップの記事を書きたいと思います。 「これは仕様ですか?」 と聞かれても、たまたま開発者がそうしただけというケースもあり、答えにくいことが多々ある #rhtn2018— 転職しても肉の妖精だった件 (@nanodayo) November 8, 2018 仕様が先かコード書いた人の気持ちが先か #rhtn2018— えいご (@enagok) November 8, 2018 実装がたまたまそうなっているw とても分かる。#rhtn2018— 水無月 忠司 (@longyoru)
GoogleはGoogle Cloud Platformの新機能として、クラウド上で時間指定や定期スケジュール指定などによるジョブや関数を起動するcronのような機能を提供する「Cloud Scheduler」をリリースしました。 Cloud SchedulerはWebのユーザーインターフェイスやコマンドライン、APIを通じてcronと同様に複数の時、日、週、月、年などのスケジュール設定が可能です。 HTTP/HTTPSやPub/Subなどを通じてGoogle Clooud Platform内だけでなくほかのクラウドやオンプレミスのエンドポイントも呼び出せます。 また、App Engineのアプリケーションの起動、Cloud Functionsの関数の起動など、さまざまな方法でジョブを起動可能です。 またジョブが失敗したときの自動リトライ機能も備えています。 Cloud Scheduler
VMwareはハイブリッドクラウド戦略において、自社製品群によるプライベートクラウドへの取り組み、そしてVMware Cloud on AWSをはじめとするさまざまなパートナーとの協業によるパブリッククラウドへの取り組みに加えて、エッジ(Edge)におけるVMwareソリューションの充実に積極的に取り組んでいます。 VMwareはこのエッジを2種類に分類しています。 1つは「Device Edge」で、そしてもう1つは「Compute Edge」です。 「Device Edge」はPCを用いた仮想化デスクトップ、そしてIoTデバイス群が想定されています。人間のための端末、もしくはネットワークの末端にあるデバイスという位置づけです。 「Compute Edge」は、IoTデバイスなどを末端で束ねてデータをまとめるゲートウェイや、業務の現場や支店などに置かれたリモートシステムなどが想定されてい
先月投稿した2015年Webサーバアーキテクチャ序論では、Webサーバアーキテクチャを学ぶ道のりと代表的な実装モデルの概要を紹介しました。 今回は、前回同様、主に新卒Webエンジニア向けに、Webアプリケーションサーバとデータベースサーバ間の接続管理モデルと運用事情について紹介します。 データベース接続の永続化やコネクションプーリングとは何なのか、なぜ必要なのかといったことが主な話題です。 背景 データベース接続の永続化とはなにか データベース接続のオーバヘッド データベース接続の永続化手法 コネクションプーリングとはなにか コネクションプーリング: ドライバ型 コネクションプーリング: プロキシ型 コネクションプーリング全体について PostgreSQLとMySQL 参考資料 まとめ 背景 2015年Webサーバアーキテクチャ序論では、Webサーバアーキテクチャの話とWebアプリケーショ
多言語への翻訳は大変な作業ですが、近年は機械翻訳の精度も上がってきました。 ふと思いついて .po 形式の翻訳ファイルをGoogle翻訳を通して自動で入力するスクリプト を作ったのですが、サクッと書いた割に予想以上に便利で料金も思ったより安かったので記事にしました。また実際に自分が公開している日本語で書かれたSphinxの資料を、このスクリプトを使って英語に翻訳してみます。 追記: ライセンスについて id:beatdjam さんのコメントが気になったので共有です。 自分もGoogle Translate APIのドキュメントを読み返してみますが、利用される方も確認してからご利用ください。 以前こういった事例もあったので、OSSで利用することを推奨して良いのか心配。ドキュメントだけなら平気なのかな https://anond.hatelabo.jp/20170225195916 作ったもの
Javaはなぜ変わらなくてはならなかったのか。JavaOne改め「Oracle CodeOne」の基調講演で語られた理由。Oracle CodeOne 2018 米オラクルがOracle OpenWorld 2018と同時開催していたイベント「Oracle CodeOne 2018」は、昨年までJavaOneとして開催されていたイベントです。今年から「CodeOne」と名称が変わりました。 このイベントがJavaデベロッパーにとって最大のイベントであることに変わりはありません。初日の基調講演は「 The Future of Java Is Today」としてJavaの最新動向と今後が紹介されました。その内容をダイジェストで紹介しましょう。 Javaが迎えた変化の理由とは Javaと言えばこの人。米オラクルJava Platform Groupチーフアーキテクト Mark Reinhold氏
IBMは米国時間10月28日、オープンソースソフトウェア企業Red Hatを340億ドル(約3兆8000億円)で買収することで合意したと発表した。 IBMは、この買収によってエンタープライズクラウドコンピューティング市場における地盤を拡大し、Amazon、Google、Microsoftなどに対する競争力の強化につなげたい考えだ。Red HatはLinuxディストリビューションを提供している。IBMにとって、この買収は過去最大規模となる。 IBMの最高経営責任者(CEO)であるGinni Rometty氏は声明で、「Red Hatの買収は、大変革をもたらす。クラウド市場に関するすべてを変える」と述べた。「IBMは、世界でナンバーワンのハイブリッドクラウドプロバイダーとなり、企業の事業に対してクラウドの価値を最大限に解き放つ、唯一のオープンなクラウドソリューションを提供していく」(Romet
Webパフォーマンス向上施策のために、今更ながら超速本1を読んだので、今までの自分の知見と合わせてまとめてみます。 なるべく柔らかく、改善施策ってまず何をどうすればいいの?という疑問を持った人に向けて書いています。 ▪️格言 そもそもWebは速い。遅くしているのは我々です。大抵は技術の問題ではなくて、人の問題。 引用元: テクニックではなく、今、本気で取り組むべきWebパフォーマンス (html5jパフォーマンス部 部長 竹洞さん) 心得 パフォーマンス向上に対する施策は大別すると以下の2通り 軽量化 (単純にやりとりするデータ容量を小さくすること) 圧縮 削除 最適化 (その時に最も適している実装・実行をとること) 経路・順番の変更 非同期 もっとも遅くしている原因を探して、それを対策するのが原則。「対効果」が絶対的正義である。手段から入るのは愚策。まず先に原因を知ることが重要。 ▪️1
無料で使いたい人向けの結論 AdoptOpenJDKから入手しよう サポートとは? よくあるサポート バグの修正 セキュリティ対応 上記を含むバイナリ(インストーラー)の提供 よくある有償サポート 故障時の解析・修正 コンサル 「有償サポート」は契約内容によって千差万別なので契約書を読みましょうに尽きる。「よくあるサポート」は一定期間であれば無償提供もあるが、そのJavaを提供する企業や団体によってそれぞれ異なっている。 OpenJDK Javaのオープンソース実装。コミュニティはソースコードを公開して開発も行っているがバイナリを提供していない。 Java 11の開発は現時点(2018/9/25)での最新情報では3年間の予定(≒次のLTSであるJava 17リリースまで)[ソース]。 OpenJDKをビルドして提供している企業・団体例 かなり乱暴に言うと(少なくともコミュニティが開発を続け
マイクロソフトは米フロリダで開催中のイベント「Microsoft Ignite 2018」で、クラウドサービスとしてWindows 10の仮想デスクトップ環境を提供する「Windows Virtual Desktop」を発表しました。 Windows Virtual Desktopは、従来のVDI(Virtual Desktop Infrastructure)に必要だったサーバなどの構築は不要。クラウドのコンソールから設定を行うだけで利用を開始できます。 下記は基調講演で行われたWindows Virtual Desktopのデモンストレーション画面です。 Azureの管理画面からWindows Virtual Desktopを作成。
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