出典:日経 xTECH 2018年 5月 14日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) RPA(Robotic Process Automation)が、企業における業務効率化や働き方改革に対する手段の一つとして注目されている。一方で、想定したような効果が出ないという声も聞かれる。せっかく導入したものの、想定していたよりもコストがかさむ、あるいは業務の効率化が思ったように進まないというものだ。 さらに今後懸念されるのが、誰が管理しているか分からない「野良ロボット」の増殖だ。誰にも管理されずに放置されているだけならばまだよいが、いずれ悪影響を及ぼすリスクをはらむ。この特集では野良ロボットに対し、しかるべきガバナンスをもって対策していく方法について提案する。 盛り上がる日本企業のRPA導入 RPAは文字通りに言えば「ロボットによる業務自動化」となる。ロボットという