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生命倫理とscienceに関するrajendraのブックマーク (2)

  • iPS細胞には倫理的問題はないのか | 5号館を出て

    今日、世界を駆けめぐっている京都大学の山中さんの研究グループがヒトの皮膚細胞に遺伝子を導入してES細胞と同等の性質を持つiPS細胞を作ることに成功したというニュースは当に嬉しいものでした。もっとも彼らが昨年、マウスで同じようにしてiPS細胞を作ることに成功した時に、ヒトでの成功は約束されていたことなので、生物学的にはマウスの実験成功の方がはるかに大きなニュースだったのですが、医学的にはヒトで成功したということの持つ意味はとても大きいものです。 また、昨年マウスの結果が発表された瞬間から、世界の有力な研究者達がヒトの細胞を使って「追試」を始めたことは間違いなく、今日も実はウィスコンシン大学のグループが得たほとんど同じ結果の論文が22日のサイエンス・オンラインで発表されるというニュースと同時に流れているものです。もちろん、我々はこの研究のオリジナルは中山山中さん達のものであるということを知っ

    iPS細胞には倫理的問題はないのか | 5号館を出て
  • クローン家畜の安全宣言 | 5号館を出て

    FDA(米品医薬品局)が、クローン技術を使ってつくった牛、豚、ヤギの肉やミルクは「品として安全である」との見解を発表したそうです。たとえば日経ネットをごらん下さい。 私も生物学者として、この見解には同意できます。クローンだからといって、基的に普通の家畜と違うものができるわけではありませんので、ある牛が物として安全なら、それから作ったクローン牛も安全だと思われます。もちろん、未知の危険性がないとは言えませんが、クローン技術に由来する危険性があるとは思われません。 「発表を受け、消費者団体や宗教団体から安全性や倫理問題をめぐり早くも強い反発の声が出ている」と書いてありますが、倫理問題はさておき安全性をめぐって強い反発があるというのは、マスコミお得意のバランスを取るために書かれた文章だという気もするのですが、もし当ならばコミュニケーション不足ですね。 ただ、今日の昼頃どこかのチャンネル

    クローン家畜の安全宣言 | 5号館を出て
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