ちょっとしたメモです。 杉田水脈氏によるLGBT批判はカントの純粋理性批判で説明できると思うので書いていきます。多様性の原理を理解するのにも重要だと思います。 カントは人間の認識を感性・悟性・理性の3段階に分けて説明しています。 時間的、空間的制約のなか目の前の事象を認識する感性。 感性でとらえたものを統合しカテゴライズして概念として認識する悟性。 そして感性では認識不可能だが普遍的で完全な理念(全体のもの)をとらえようとする能力を理性と呼びました。 今回、杉田水脈氏がLGBTを下記のように批判しました。 LGBTのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供をつくらない。つまり生産性がないのです。 LGBTを認識しようとする時に生産性の点から批判しているけれどカントの理論に沿って言えばこの批判は理念にたいして概念で批判しているという形式がある。 LGBTを統合して