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文章に関するryokujyaのブックマーク (11)

  • 「書き捨て」について - Everything you've ever Dreamed

    この記事は12月16日にKADOKAWAから発売される僕の新著『圧倒的な世界観で多くの人を魅了する 神・文章術』からの先出しです。今回は、「どうすれば書けるのか」に対する回答部分です。 ※※※※ ・「書き捨て」はひとりカラオケである。 「どうすれば書けるようになるのか?」という問いへの答え。 それは「『書き捨て』をしよう」である。 「書き捨て」とは、僕が苦難に満ちたサラリーマン生活を経て、やっとたどりついた、オリジナルのメソッド。 文字通り、紙にシャーペンやボールペンで、思うがまま書いて、あとに残さないで捨てるという手法をさす。 もちろんあなただって、今までに何度も「書き捨て」を経験しているはずだ。 何枚もの紙にアイディアを書き、丸めては捨て、破っては捨て……。 むしろ「『書き捨て』なんて、したことがない」という人のほうが珍しいかもしれない。 ただしこの手法は、無意識に行っても効果は期待で

    「書き捨て」について - Everything you've ever Dreamed
  • 悪魔を見た話

    ところで人間は極限まで追い詰められ続けると、人生一発逆転を夢見るようになる。例えばギャンブルで、カルト宗教で、社会運動で人生をガラリと一転させる何かを掴もうとする。馬券を握りしめて、あるいは不条理な修行を経て、あるいは社会全体に対して声高に不満をぶつけることで、救われた気持ちを得ようとする。そうしないと息継ぎすらできないのである。しかしギャンブルにしても、カルトにしても、弱者の心につけ込み搾取しようという悪魔のような設計思想に基づいているため、一発逆転の成功など、確率は否定できないにしても、夢のまた夢であって、また、弱い人間が集まって国会の前でプラカードを掲げ、ワーワー喚いてもただ一瞥もくれずそつなく処理されるのがオチである。 私は大学受験で相当追いつめられた。二浪して、結局大学には行けなかった。浪人したら、ハイレベルな大学にすんなりと入れるだろうという、マックスコーヒーよりも甘い夢を信じ

    悪魔を見た話
  • 「文体」ってなんだ? ~ 書けない理由を自分で分析するシリーズ第3弾 ~|大前みどり

    「文体」ってそもそもなんなんだ? という興味から、この一か月で関連するを何冊か読んだ。のだが、自分なりの理解を書こうと思ったまま書けない日が続いている。 ということで、書けないならその書けない状態を書いて、なぜ書けないのかを分析していけばいいという風にスタンスを切り替えることにした。分析といっても、自問自答がダラダラと続くだけですので、あしからずご容赦ください。 まず、書けないときというのはだいたい、それを書くには何週間も必要なんじゃないかと思えるくらい大きなかたまりのまま、どかんと書こうとしちゃっているときだ。自分の能力と持ち時間を過大に見積もっている。 そして、あきらかにいろんな断片が、整理されない状態のまま頭の中にごちゃごちゃっと入っているので、そのままでは書けない。 さらに、論点(問い、切り口)があいまいだから、書いたとしてもダラダラと時系列の行動や思ったことにしかならない(それ

    「文体」ってなんだ? ~ 書けない理由を自分で分析するシリーズ第3弾 ~|大前みどり
  • キッチンにて

    私はペペロンチーノを作るのが好きだ。 オリーブ油にニンニクを泳がせると、浜辺で見た波に漂うクラゲを思い出す。穏便にただ波に揺られているだけの。 キッチンにニンニクの香りが揺らぎ始める。初めは一筋だった臭気は次第に部屋中に広がり、彼が喜ぶ。焦げないうちにニンニクをフライパンから引け上げて、火を止めてトウガラシとパセリを余熱に馴染ませる。 波打ち際にクラゲが取り残されていた。クラゲの打ちひしがれた姿は、まだ生きていたいんだという意志がうかがえて、少し哀れに思えた。打ちひしがれたクラゲに触れてみた。ゼリーよりも少し弾力のある初めて感じる感触は、何か硬いものにぶつけてみたいと私に思わせた。 茹で汁をおたまですくってフライパンに加える。フライパンを何度も揺すり、水と油を混じり合わせる。来混じり合わないが、パスタから出るでんぷん質が乳化剤の役割を果たしているとテレビで観た気がする。 私はクラゲをコン

    キッチンにて
  • 「どうやってわかりにくい文章に立ち向かうか」の備忘録(わかりにくい文章の読み方) - Heppoko Binbo Yarou no Newbie Nikki

    はじめに 世の中には大量のわかりにくい文章があって、そしてそれをどうしても読まなければいけないときがある。 にも関わらず、「わかりにくい文章」でググると、「わかりにくい文章はわかりにくいよね〜」「わかりにくい文章書くやつはダメなやつ!」「このようにわかりやすく書きましょう」という結論で閉じられていることが多い。 確かにそれはそうなんだが、それは自分が気をつけるもので、人に強要できるものではない。 そこで、その読み方を書いた。 わかりにくい文章 わかりにくい文章の特徴はおおむね以下のようだとぼくは勝手に思ってる。 文の意味をいろんなふうに取れる 論理展開・起承転結がおかしい 「てにをは」等、助詞の使い方が間違っている 知らない用語が前置きなく急に出現する 文構造がマジキチ 読み手のことをあまり考えていないオナニー文 誤字脱字が激しい 冗長 余談・無関係な話が多い この記事では、こういった特徴

    「どうやってわかりにくい文章に立ち向かうか」の備忘録(わかりにくい文章の読み方) - Heppoko Binbo Yarou no Newbie Nikki
  • うつ病とは「好きなことすらできない」じゃない。うつ病の様子を端的に表したメンタルの医者の言葉に刺さる人が多数「はっとした」

    あの佐々岡 @anosasaoka メンタルのお医者さんに「好きな事なら出来るって状態は当は休息が必要なんです、好きな事すら出来なくなるのが病じゃない、手間のかかることもやりたくない事も、嫌だ嫌だと言いながらも出来る状態が健康なんですよ」と言われてちょっと休もうと思いました、皆さんもお大事になさってください 2019-02-04 15:52:46 あの佐々岡 @anosasaoka 「嫌だ嫌だと言いながらも出来る状態」と言うのも様々な状況が考えられますし「こんな事医者が言うもんか」と言われてしまえば私の場合はそうだったと言わざるをえません。揚げ足を取ろうと思えば幾らでも取れると思いますが何事も気張らず、限界まで頑張り過ぎないよう自分に優しく生きましょうぞ。 2019-02-05 01:28:03 あの佐々岡 @anosasaoka 心のプチ療養中の為、宣伝する程何もしておらず何も特別な

    うつ病とは「好きなことすらできない」じゃない。うつ病の様子を端的に表したメンタルの医者の言葉に刺さる人が多数「はっとした」
    ryokujya
    ryokujya 2019/02/06
    好きなことすら出来なくて鬱だという人がいるけど、手間のかかることもやりたくない事も、嫌だ嫌だと言いながらも出来る状態が健康。好きな事なら出来るって状態は本当は休息が必要なんです。という意味では?
  • [書評] 狂うひと(梯久美子): 極東ブログ

    文学作品の評価については評者によってさまざまだが、日の戦後文学の傑作を仮に10個あげるとすれば、島尾敏夫『死の棘』(参照)は必ず入るだろう。あるいは5個に絞っても入るかもしれない。私の評価を言えば、第1位である。もっとも優れた戦後文学作品である。あるいは、あった。 何が素晴らしいのかというのを一言で言うのは格的な文学作品の場合、難しいかあるいは意味がない。人間の真実を描き出すということに尽きるからだ。『死の棘』は人間男女の関わりの、ある究極的な姿を描き出している。それは誰もがいずれにしても男女関係のなかに置かれ、ふとその関係の極限を想起したときに、その想像力の彼岸に薄ぼんやりと見える、どこかしら血みどろな光景である。男女の愛はそのとば口はどれほどロマンチックであっても関係性の質として美しいものではない。 『死の棘』とはどのような作品か。単純にその仕組みを言うなら、夫の浮気が狂気に

  • 私小説とSNSで「どこまで」書くか - チェコ好きの日記

    年末年始に『死の棘』を読んでいたのだけど、どちらかというとこの私小説の登場人物である島尾ミホに焦点を当てた『狂うひと』のほうが読みたかった。『死の棘』は『狂うひと』を読むにあたっての、いってみれば前座である。(ただ前座といっても600ページ以上ある!) 死の棘 (新潮文庫) 作者: 島尾敏雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1981/01/27メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 82回この商品を含むブログ (128件) を見る 『死の棘』が出版された当時のことをもちろん私は知らないのだけど(1977年)、夫の浮気を知って気が狂ったを極限まで描いたスキャンダラスな純愛「小説」として、つまり多くの創作を含む作品だとしてこれまで受け止められてきたらしい。しかし『狂うひと』の著者である梯久美子は、遺された膨大な資料をもとに、小説の中にあったやりとりが実際にあったこと、実際の日記の文面がそ

    私小説とSNSで「どこまで」書くか - チェコ好きの日記
  • 日本語上達のための手軽なトレーニング - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    子ども向けの教材、いわゆる「学参」を編集する業界にいたときには、「これ1冊でOK!」とか、「ズバリ!」とか、「基礎の基礎」とか、とにかく勉強になにか秘法があってそれさえ習得すればどんどん点数が伸びるような錯覚を抱かせるような表現をずいぶんと使ったものだ。現実にはそういった奥義のようなものは、ない。万人に通用するコツのようなものもなくて、ある人にとっては非常に有効な方法が、別の人にとっては理解を大きく阻害するものであったりする。典型的には、計算を分類して、それぞれのパターンごとに解法を徹底的に反復練習する方法だろう。これがハマる人からすれば「世の中の算数はまちがっている。こうやって身につければ絶対確実なのに!」と見えるらしいが、多くの人にとってそれはかえって煩雑で、混乱してしまう。語呂合わせとか各種の暗記法も、それが実際に得点力アップにつながる人とそうでない人がいる。人間のアタマの構造は思い

    日本語上達のための手軽なトレーニング - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
  • 文章を綺麗に見せる九つのテクニック。 - Something Orange

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  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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