チェンジマネジメント 3.0 - How to Change the World(Jurgen Appelo(著)、前川哲次、川口恭伸、吉羽龍太郎(訳))は、60ページほどの書籍です。1ヶ月ほど前に献本いただき、やっと読みました。 訳者も著者もアジャイル開発で有名な方々なので、アジャイル開発を浸透させるための方法なのかなと思っていたのですが、新しいアイディアを育てたい多くの人に示唆がある内容だと感じました。アジャイルに限らず、新しい技術、技法、プラクティス、プロセスを取り入れたいと思ったときに、その技術、技法、プラクティス、プロセス自体と同じくらい知っておかなければならない情報といえそうです。ソフトウェア工学分野の産学連携の共同研究にも役立つと思います。エンジニアリングに限定されず、新しい施策や取組みでも活用できるレベルの抽象度で書かれています。 私にとって印象深かったのは以下の部分です。