タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tatsu2 (2)

  • アニメを「切る」という表現に含まれるニュアンス - subculic

    アニメーションテレビアニメに対して「切る」という表現をみかけるようになったのは、いつ頃だろう。頻繁に、とまでは言わないが、たまに「アニメを切ると言うのはいかがなものか」と提起されている場面にでくわす。微妙なニュアンスを残す表現だなと思っていた。少し、考えてみたい。そもそも、「切る」と表現されるのは利便性に優れているからだろう。カジュアルに意思表明できる。視聴意欲がない、途中で観なくなったと書くより、「切った」と書けば短く断定をもって伝わる。加えて、ヘビーユーザー的な表現だとも思う。現在放送している、または放送予定のテレビアニメ(クールで区切られる深夜アニメや一部朝アニメに限定されることも多いが)の“すべて”を候補としてチェックリストを作成する思考方式だ。ひとつふたつではなく、候補の多さゆえに使われる表現。これは同人誌即売会における買い手のサークルチェックに近い。行きたいサークルが多くなると

  • ブレるキャラクター、ブレない露出度、エロコメが楽しい「いちばんうしろの大魔王」 - subculic

    アニメーション春アニメも中盤戦を過ぎた頃合ですが、『いちばんうしろの大魔王』がずっと面白くて。第一に軽快なテンポ。シリアスめいた挿話があっても長引かせず、グイグイ押して次へ次へと話を進ませ、締める。擬似プレスコを採用した甲斐あってか、掛け合い主導で引っ張っていくため、間が途切れない。シークエンス毎のテーマが明確に定まっていることも、テーマの重複がなくスムーズな進行を助けており、主人公である紗伊阿九斗のキャラクター(ウジウジと悩まず、決める所はビシッと決める)と相乗効果で、直感的な時間感覚が作品を形作っていると思います。簡単に言うと、渡部高志監督ノリ。難しい推察を必要とせず、見たままで全て理解出来る明快さ。ベースからして魔王と美少女ハーレム、けれど魔王の夢は大司祭、女性の扱いにもやや不慣れという“状況に反発する素直なラブコメ”、複雑すぎないのが功を奏してるんですよね。理解の早さは視聴の大きな

  • 1