手紙「内容よりも、申し訳なさ」 「プラスになる根拠」なければ待ってほしい 「お手紙」どう思いますか 「学校に来てね」「待ってるよ」ーー、学校に行かない、もしくは行けない子どもたちは、同級生などからもらう手紙や寄せ書きに複雑な思いを抱いています。「学校でつらいときは興味を示してくれなかったのに」「『行かなきゃ』というプレッシャーになってつらい」。ネガティブな気持ちを持ちつつも、その思いを飲み込んでいるのは、みんなの「善意」が見えるからこそ。葛藤と申し訳なさの中で、学校に行けない自分を責めている……不登校新聞と協力して行ったアンケートから、やりきれない気持ちが見えてきました。 無理やり玄関まで…追い詰められていた 「クラスメイトがよかれと思って書いてくれたことはわかっています。でも、そっとしておいてほしかったです」 東北地方に住む20代のワカナさん(仮名・女性)は、言葉を選ぶように、ぽつりぽつ