爆問で福島先生がでていた回を生で見たし、授業でも見たので軽く思ったことを書く。 「障害学」というのは、さっくり言っちゃうと「何が障害で何が障害でないのか」ということを研究する学問分野のこと。今まで障害者手帳という枠組みで考えてきているけれども、果たしてそれが本当に自分たちにとって良いのかとかいうことを考える。 具体的にいえば「聴覚障害学」というのは、オーディオロジー(聴覚学)、情報補償やコミュニケーション(工学)、コミュニティ(ろう文化)の 3 つのフィールドを、すべてひっくるめて扱う。耳の構造のことから就労まで全部含めて、聴覚障害とは何か、ということを考えていく。 障害者は社会が作る。江戸時代でも生産能力のない者は差別されただろうが、産業革命、富国強兵の時代にあっては求められるレベルが高くなり規格外の人間が多数うまれた。今でもいろいろな「障害」が定義され続けている。障害者という言葉は、社