NHKは21日、受信料を2020年度から地上契約で月額57円値下げする方針を固めた。衛星契約も月額約100円値下げする。現在の受信料額は、地上契約が月額1260円、衛星契約が同2230円(いずれも口座振替、クレジットカード払い)。来年10月の消費増税2%分を据え置きし、値下げの一部を前倒しする。 複数のNHK関係者が明らかにした。こうした受信料値下げの原資は、受信料制度を合憲とした昨年12月の最高裁大法廷判決を受けた受信料の増収分などを充てる。最終的な総額は受信料収入の4・5%分になる。今年度から開始し…