パナソニックが2019年10月15日から開催される国内最大級のエレクトロニクス業界の展示会「CEATEC 2019」(2019年10月15~18日、幕張メッセ)に出展しないことが明らかになった。同社の同展示会へ出展見合わせは初めて。 同社は撤退について「もっと来場者の属性が明確な展示会への出展に注力したい」(同社)とコメントした。最近のCEATECは家電見本市としての継続ではなく、異業種の企業が連携する展示会へと転換を進めてきた(関連記事) 。その結果、来場者の属性が多岐にわたってしまい、同社が求める顧客との接触には非効率的だと判断したようだ。 一方で同社は2019年9月にドイツ・ベルリンで開催された国際家電見本市「IFA 2019」では巨大なブースを出展している(展示例1、展示例2) 。同展示会への出展を主導したのは同社の家電事業の社内カンパニーであるアプライアンス社。片やCEATECは