「高橋一生が『長年の下積み』の末にブレイク」に鴻上尚史が怒り 俳優志望の息子に悩む父親に贈った言葉とは 鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋
(3)に戻る 私小説というのは、相手のことを熟知していなければ書いちゃいけないと思う。もろ刃の剣というのかな。ボクは愛情込めて書いたつもりでも、俎上(そじょう)に載せられた方は、たまったもんじゃないと思うんでしょうね。 〈長男、岳(がく)さんとの日々を書いてベストセラーになった『岳物語』(昭和60年~)。わが子の成長を見つめる父親の温かい視線、家族という存在の尊さ、ありがたさを感じさせる作品だ。続編も出て「岳」という名前を付ける親が続出するほど話題を呼んだのだが、書かれた当人の岳さんは反発して…〉 本人(岳さん)はムキになって読まなかったようですが、周りが読んで冷やかされたり、いろいろと言われたらしい。息子が留学でアメリカに行ったときも、連絡は取り合っていたけれど、私小説の話題に触れると、とたんに不機嫌になりましたね。それが、息子も3人の子供(小学生)の親になり、ボクが『岳物語』を書いた年
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