ブックマーク / blog.tinect.jp (46)

  • その人がいないとみんなが困る。「ハブ人間」という生存戦略

    星野源さんのエッセイ集『蘇える変態』のなかに、星野さんが「くも膜下出血」の発症後に脳動脈瘤の再発が見つかったときの話がありました。 A先生に医師を数人紹介していただいたが、そこですぐ決めるには自分はあまりに無知だと思い、自分でも調べていいですかと訊くと「もちろんです、納得いくまで探しましょう」と言ってくれた。 医師探しは難航した。やはり難しい手術なのだなと気持ちが落ち込みそうになる。結局、以前から様々なことでお世話になっていた、笑福亭鶴瓶さんに電話で相談に乗っていただいた。 「ほんまか」 「はい」 「そうか、詳しい人たくさんおるしすぐ探すわ。まかしとき」 鶴瓶師匠、お忙しいだろうにすぐに調べて折り返し連絡をくださり、主に海外で活躍している脳外科に詳しいS先生を紹介していただいた。さっそくカルテをお送りし、検討してもらうと、この手術に適任だろうと挙げてもらったのはA先生が紹介してくれた医師と

    その人がいないとみんなが困る。「ハブ人間」という生存戦略
    taro-r
    taro-r 2017/03/02
    実際ビジネスの世界も,人をつなぐだけで食べてる人って結構いますよね。
  • 「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話

    この記事を読んで、昔塾講師やら家庭教師やらを掛け持ちしていた頃のことを思い出しました。 AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか? これまでのところ、テストを受験した公立中学校生340人のうち、 約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、 約2割は、基礎的な読解もできていない ことが明らかになってしまった。 以前Books&Appsさんに寄稿させて頂いた記事でも触れたんですが、塾講師を「出来る子をもっと伸ばす」人と「出来ない子をなるべく救い上げる」人に分けたとしたら、私はもっぱら後者でした。 で、私が塾講師をやっていた頃も、「問題文を読解する」という段階で苦戦する子は何人もいました。 手前みそですが、上記記事からの引用です。 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと 国語で印象に残っているのは、「そもそも数行以上の文章を、意味を

    「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話
    taro-r
    taro-r 2016/11/19
    参考になる。
  • 「小3にもなったらそろそろプラレールやめさせた方がいいよ、鉄オタになっちゃうよ」と言われてびっくりした話

    当たり前の話かも知れないんですが。 この記事の内容を四行でまとめると、以下のような感じになります。 ・世の中に「趣味蔑視」というものは実際にあるんだなあと思いました ・当たり前のことだと思うんですが、子どもが自分で選んだ趣味を、親が「矯正」するということについては、私は全く賛同できません ・法やモラルやTPOに反した行為をするかどうかは上記とは全然別の話で、それを止めるのは教育の内です ・子どもには、自分のしたいことを自分で見つけて欲しい。であれば、子どもが選んだ「やりたいこと」は最大限尊重するべきだ、と私は思うのです よろしくお願いします。 ということで、書きたいことは最初に書いてしまったので、以下ざっくばらんに補足してみます。 長男、9歳。小学三年生。下には4歳・幼稚園年中の双子姉妹がおりまして、パパに「こどもリーダー」に任命された長男は、日々双子姉妹のおにいちゃんであり続けてくれてい

    「小3にもなったらそろそろプラレールやめさせた方がいいよ、鉄オタになっちゃうよ」と言われてびっくりした話
    taro-r
    taro-r 2016/09/01
    同意。/「鉄オタ」蔑視と,「高尚な趣味をやらせたい」ののどっちが問題なのかわかりにくかった。プラレールばかりで学業に支障がでるなら,少し止めるかも知れんが,そうじゃないなら別にやってもいいんじゃないか
  • 大学で「きちんと」研究をしていた人が企業でも有能な理由。

    「学校で学んだことは、企業ではあまり役に立たない」という方もいるが、そんなことはない。例外もあるが、実際に採用からその後の成長を見ていると、大学できちんとした研究をしていた人は概ね企業においても優秀である。 これにはいくつか理由があると予想できる。 1.論理的に考えるクセがついている。 きちんとした研究をしている人は、論理的に考えるクセ付けの訓練を受けている。例えば、よくある話として因果と相関のちがいを知っている。 例えば、東大生の家庭は裕福な家庭の割合が平均に比べて多いことがわかっている。 (出典:学生生活実態調査 http://www.u-tokyo.ac.jp/stu05/h05_j.html) これは事実である。そこまでは良い。しかし、因果と相関のちがいをきちんと把握していない人は、「家がお金持ちだから、子供の成績が良い」という因果関係を断定しがちである。 だが、これはあくまで「東

    大学で「きちんと」研究をしていた人が企業でも有能な理由。
    taro-r
    taro-r 2015/08/26
    優秀なのは同意だが,理由はそれだけなのかな?という気はした。例えば,そこでやるべき事をきちんとする人だからっていうのも重要な気がする。
  • 大企業に行くべきか?中小企業に行くべきか?という悩みに対して、就職課の人が秀逸な切り返しをしていた件。

    主に、マネジメント、教育について綴ります。また、ピーター・ドラッカーやウェブサービスであるAirbnbの体験記も定期的に更新。採用活動に関わっていると、様々な質問をする学生に出会う。中でも多いのが、「大企業に就職したほうがいいですか?それとも、スタートアップや中小企業の方がいいでしょうか?」という質問だ。 大手志向が強まっているとはいえ、「大手でなければ絶対にイヤだ」という学生は少数派で、現実的な学生も多い。したがって、「大手では書類選考で落ちてしまう学生」や、「なかなか内定が取れない学生」は特に、「大手にこだわるべきか、柔軟に就職を考えるべきか」で悩むのである。 さて、「大企業に入るのは狭き門」と思われているが、案外そうでもない。中小企業白書によれば、全就労者数のうち、大企業で働く人の割合は37.3%、中小企業で働く人の割合は62.7%だ。したがって、3人に1人は、大企業で働いているとい

    大企業に行くべきか?中小企業に行くべきか?という悩みに対して、就職課の人が秀逸な切り返しをしていた件。
    taro-r
    taro-r 2015/08/23
    なるほど,と思った。
  • 採用面接で聞かれた質問が秀逸だった

    採用活動をしていると、たまに面白い応募者に合うことができる。 といっても、面接でこちらから聞きたいことに関しては、面接官によって差異が出るとあまり良くないという理由から、統一しているので、そこで「かなり面白い返答」というのはあまり聞くことはできない。言うなれば、こちらから聞く質問というのは単なる足切りのために使っている質問であり、それほど重要ではないのである。 その代わり当に重要なのは、「応募者から出てくる質問」である。失礼とは思うが、応募者から出てくる質問のレベルによって、「この人がどの程度の能力なのか」ということは結構把握できるように思う。 例えば、よくある質問は「残業時間はどの程度ですか」であるとか、「平均年齢はどの程度なのですか」という質問である。 この質問はあまりうまくない。もちろん正確に答えるが、残業時間や平均年齢の情報は私達が聞かれてもあまり嬉しくはない質問である。端的に言

    採用面接で聞かれた質問が秀逸だった
    taro-r
    taro-r 2014/03/17
    面接官の視点という意味で新鮮だった。