英国の通信傍受機関、政府通信本部(GCHQ)によるウェブカメラの画像収集疑惑では世界各地のヤフー利用者が対象となっていた。無作為に収集された中には大量の性的画像も含まれているとされ、インターネット利用者のプライバシー侵害の危険性が改めて意識されている。 英紙ガーディアン(電子版)によると、GCHQが運用していたのは「オプティック・ナーブ(視神経)」と呼ばれる通信傍受プログラム。ビデオチャットから5分間隔で静止画像を自動収集するものだ。分析官が捜査対象のヤフーIDを入力すると、似たIDを持つ人々の画像が表示される仕組みで、捜査の過程で一般市民の私的画像が閲覧された可能性がある。 収集画像には「驚くべき数の」性的画像が含まれていたといい、GCHQも扱いに苦慮。性的画像が必要以上に分析官の目に触れることを避けるため、顔写真だけを抽出し表示するシステムを構築したが、性的画像を完全に排除することはで
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