タグ

ブックマーク / elsur.jpn.org (7)

  • 読書日記: 覚え書き:対応分析を一般化特異値分解で説明する

    « 読了:Nishisato & Clavel (2003) クロス表の対応分析の結果から「行と列の距離」を求めるには | メイン | 読了:水野(2003) 心理学における「信頼」概念レビュー » 2018年5月14日 (月) 仕事の都合で不意に対応分析を使ったりすると、いつも途中で混乱しちゃうので、思い余ってメモをとった。 でもあれなんだよな、メモを取れば覚えるかというと、これがそうでもないんだよな... 思えば、こういうのはじめて勉強したのは20代前半であった。それから時代は流れ、幕府は倒れ、江戸は東京となり、日は急速な近代化を遂げたが(←ちょっと記憶が混乱してます)、私は全然進歩してないような気がする。 以下、Greenacre(1984) "Theory and Applications of Correspondence Analysis", Chap.4 の前半のメモ。この

  • 読書日記: 読了:西里(2014) 全情報解析への招待

    « 読了:Baillon (2017) ベイジアン・マーケット | メイン | 読了:Nishisato & Clavel (2003) クロス表の対応分析の結果から「行と列の距離」を求めるには » 2018年5月11日 (金) 西里静彦(2014) 行動科学への数理の応用:探索的データ解析と測度の関係の理解. 行動計量学, 41(2), 89-102. 前に読んだ気もするんだけど、調べものの都合で読んだ。前後の文脈を調べてみると、2014年に行動計量学会が開いたワークショップを踏まえた寄稿らしく、題名はそのワークショップのタイトルに由来したもの。論文の内容としては、データを名義尺度で表現しなさい、十分な多次元空間を用いなさい、行と列を同時空間で見なさい、Nishisato & Clavel(2004)の全情報解析へようこそ、という感じ。 いくつかメモ: 測度を考慮にいれた統計学の:Ha

  • 読書日記: 読了:Allenby & Rossi (2008) 学生にベイズ統計をこうやって教えてます (feat. 「孫文の義士団」)

    « 読了:Srinivasan & Mason (1986) Bassモデルは非線形最小二乗法で推定しろ | メイン | 読了:Koenker (2015) 分位点回帰パッケージ quantreg » 2016年4月22日 (金) Allenby, G.M., Rossi, P.E. (2008) Teaching Bayesian Statistics to Marketing and Business Students. The American Statistician, 62(3), 195-198. ベイジアン・モデリングの大スター Allenby兄貴がお送りする、「俺はビジネススクールの統計学のクラスでベイズ統計を教えてるぜ」エッセイ。 (私が彼を兄貴と呼ぶ理由は、何度でも書きますが、主著"Bayesian Statistics and Marketing"においてAllenb

  • 読書日記: 読了:Ng & Jordan (2001) 対決!ナイーブベイズ vs. ロジスティック回帰

    « 読了:Li & Anderson (2009) 生命力モデルによる生存分析 | メイン | 読了:「忘却のサチコ」「プリンセスメゾン」「俺の姫を履いてくれ」「百姓貴族」「アップルシード」 » 2016年2月29日 (月) しばらく前にメモを取った奴。どうも最近は気ばかり急いて、メモだけ取って放り投げているものが多い。 以前ベイジアン・ネットワークのソフトの講習会に行ったとき、休憩時間に開発元の講師の方を捕まえて、目的変数が二値ひとつ、説明変数が複数という状況で、ナイーブベイズ学習器とロジスティック回帰とどう使い分ければいいんですかね? と尋ねた。その若い方は「さあ...」という返事であった。わからないというよりも、ちょっと一言では答えられない、ということだったのかな。 実のところ、この問いはずっと心に引っかかっている問いで、自分なりの経験的な答えのようなものはなくはないのだが、いちど

  • 読書日記: 読了:Hoeting, et al. (1999) ベイジアン・モデル・アベレジーングへの招待

    « 読了:Dahan & Mendelson (2001) コンセプト・テストの極値モデル | メイン | 読了:Zeugner & Feldkirchner (2015) RのBMAパッケージ » 2016年2月 6日 (土) Hoeting, J.A., Madigan, D., Raftery, A.E., Volinsky, C.T. (1999) Bayesian Model Averating: A Tutorial. Statistical Science, 14(4), 382-417. ベイジアン・モデル・アベレージング(BMA)についての解説。仕事の都合で必要に迫られ急遽目を通した。オフィスの棚には解説書もあるはずなのに、そっちは手に取らず、題名に"A Tutorial"なんて書いてある奴をふらふらと読んでしまう、という... BMAとはなにか。いきなりフォーマルに書

  • 読書日記: 読了:Domingos(2012) 機械学習について知っておきたい12の事実

    « 読了:Ljungqvist, et al.(2015) 重度の精神疾患患者に毎月お金を渡したら? | メイン | 読了: Ronkko, McIntosh, & Antonakis (2015) PLS-SEMに怒りの鉄拳を » 2016年1月 7日 (木) Domingos, P. (2012) A Few Useful Things to Know about Machine Learning. Communications of the ACM, 55 (10), 78-87. たまたま見つけて、前半はお茶を飲みながらぼけーっと眺めていたのだけれど、途中でこりゃあ勉強になるわと気づき、心を入れ替えて真剣に読んだ。大変面白かった。 きわめてイイカゲンな訳だが、メモをとっておくと... みんな機械学習使ってますね。教科書もいっぱいありますね。でも、機械学習をうまく使うためには、知って

  • 読書日記: 読了:Zyphur & Oswald (2015) 経営科学のためのベイジアン統計学ユーザーズ・ガイド

    « 読了:Bethos, et al. (2009) アイデア市場プラットホームIDEM | メイン | 読了:「よつばと!」「たそがれメモランダム」「イムリ」「アイアムアヒーロー」「亜人ちゃんは語りたい」「闇金ウシジマくん」「さらばゲイツちゃん」 » 2015年12月 3日 (木) Zyphur, M.J., Oswald, F.L. (2015) Bayesian Estimation and Inference: A User's Guide. Journal of Management, 41(2), 390-420. この雑誌のこの号は「経営科学におけるベイジアン確率・統計学」という特集号で、この論文は編者による啓蒙的内容。ちょっと事情があって目を通したんだけど、これ、31頁もあるやんか... この号の所収論文の題名をメモしておくと: 経営におけるベイズ的思考の抵抗しがたい興隆:

  • 1