ソニーグループのオンラインサービスから合計1億件以上の個人情報が流出した可能性がある事件。ソニートップの経営責任の追及や、ソニーのタブレット端末などネットワーク製品戦略に与える悪影響への懸念など、史上最悪規模の個人情報流出事件のインパクトは大きい。今回の事件を時系列順に整理すると、その発端は1年半近く前にさかのぼることになる。 2009年後半:ハンドルネーム「geohot」で知られ、2008年にiPhoneのセキュリティを破った米国人ハッカー、ジョージ・ホッツ氏(1989年10月生まれ)がプレイステーション 3(PS3)のハックに挑戦する。 2010年1月:ホッツ氏、5週間をかけて、PS3のセキュリティを破るハックに成功したことをブログで報告。 4月:PS3にLinuxなどほかのOSをインストールする機能を4月1日付けのファームウェアアップデートで無効に。だがホッツ氏が早々に「復活可能」と
The tech layoff wave is still going strong in 2024. Following significant workforce reductions in 2022 and 2023, this year has already seen 60,000 job cuts across 254 companies, according to independent layoffs tracker Layoffs.fyi. Companies like Tesla, Amazon, Google, TikTok, Snap and Microsoft have conducted sizable layoffs in the first months of 2024. Smaller-sized…
先月、大手 CAの Comodoが外部からの攻撃によって、偽証明書を発行してしまうという事件が起こった。本記事では、この事件の問題点の整理、攻撃手法の詳細、改善策の状況などについてまとめたいと思う。 何が起こったのか? Comodoは認証局(CA)を運用し、SSLで利用される公開鍵証明書の発行などを行っている大手プロバイダの一つ。security spaceの 2010年3月のマーケットシェア調査によると、9%程でシェア5位につけている。(ちなみに GeoTrust, GoDaddy, Verisignの上位3社で50%以上を占める、寡占業界である。) その Comodoが 3/23付けの自社ブログにおいて、登録局(RA)の一つが外部から侵入されて、不正なSSL証明書が発行されてしまったことを明らかにした。(侵入が起きたのは 3/15のこと。) SSL認証局が偽の証明書を発行、大手サイトに
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