その女性は、勤め先で8歳年下の男性と知り合い結婚。 2年後、女性が31歳の時、女の子が産まれました。待望の子どもでした。 でもあるできごとがあり、夫も女の子も、女性のもとからいなくなります。 女の子の名前は早苗と言いました。写真は1枚も残っていません。 (ネットワーク報道部記者・飯田耕太) 夫と早苗ちゃんがいなくなったことに女性に罪は全くありませんでした。 恋愛の末に結婚した夫を大事にし、早苗ちゃんを精いっぱい育てていました。 そうした理不尽なことは残念なことに当時はよくあり、そのできごとを「戦争」と言います。 女性は鎌田十六さん。 1月16日に産まれたからこの名前になり「とむ」と読みます。